さてさて、味いちもんめ第2話ですが、いきなりクライマックスを迎える程、
内容の濃いお話になってます。
料理道場破りの笹岡龍造(原田大二郎)相手に、藤村からは伊橋を指名した親方。
料理に自信のある伊橋は、自宅でメニューを研究する。
横川(布施博)は、伊橋が料理を作ることに納得が行かず、苛立ちを隠せない。
TVの収録に藤村に来た笹岡龍造は、この店の花板が熊野(小林稔侍)で
あることを聞き、料理を食べる前から味の方は保障付きと慢心する。
実は笹岡龍造と熊野信吉は、京都の修行時代、店は違っていたが、
料理の研究会仲間で、知り合いだったのだ。
笹岡龍造は熊野が作った料理と信じて料理を食べ、判定は○に・・・
帰り際、熊野が笹岡を呼びとめ、さっき食べた献立と同じメニューを
笹岡に食べさせる。
味の違いに気づいた笹岡に、さっき食べた料理は実はおいまわしの伊橋が作った
料理であると打ち明かす。
最初から伊橋が作った料理だと知っていたら、さっきの判定はどうなっていたかと
突き刺し、料理を批評するのはやめて欲しいとトドメを刺す。
その後、笹岡龍造は番組を降り、修行をしなおすと何処かへ消えていってしまった。
伊橋は自分で作った献立と同じ料理を作った親方の料理を味見し、
その味の違いに初めて気がつく。
「お前は良い味覚を持っている。それは料理人にとっては財産だ、才能と言っても
良い。しかし、才能だけじゃ立派な料理人にはなれない。お前は自分を磨く
努力をしていない。ダイヤモンドも磨かなければただの石ころだ!」
親方から言われた言葉を素直に聞き入れられない伊橋は、藤村をやめようとする。
そんな伊橋に、あい俺和食チェーン店長の福田に会う。
手取り30万円の福田に魅了され、伊橋もあい俺和食チェーンに入ってみようと
心が揺れ始める。
一方、横川は親方に「伊橋に料理を作らせると言った時、なんで自分にやらせて
くれと言わなかったんだ」、「あの伊橋って小僧ですら俺を超えようとしてるんだぞ」
とはっぱをかけられる。
そんな横川と、あい俺和食チェーンのチラシを持った伊橋が道端で出会う。
横川「でかい口叩いていた割には、あっさりと逃げ出すんだな。
まぁ、お前はそういう楽な所でないと、所詮務まらないってことだよ。
せいぜい頑張れよ」
この横川の言葉に感化された伊橋は、もう一度藤村で働こうと決心する。
藤村に戻ってきた伊橋を、横川はつき返す。
雨の中、店の外で立ち尽くす伊橋に親方が近寄る。
親方「なんで藤村に残りたいんだ」
伊橋「親方の味に惚れました」

雨の中、親方が伊橋に手を指し伸ばす。
親方「お上さん、風呂沸かしてくれっ」
いやぁ、ジーンとくるなぁ~
親方の味に惚れましたって所は、思わず涙がこぼれましたよ。
このドラマは実に人間形成に役立つ場面が多いですよね。
自信過剰だった伊橋の鼻を親方があかし、
上には上がいる、もっと努力して自分を磨けと・・・
さらに横川には、俺の下で修行ばかりしていては俺を超えられない。
伊橋は俺を超えようとしていると、親方は上手く横川を刺激し、指導をしている。
手取り30万円の和食チェーンなら、楽に店長になれるところを
伊橋はお金じゃない、自分の料理の腕を磨くため、藤村に戻るシーンも
古典的な社会勉強をさせてくれる。
実はこのブログを書くために、味いちもんめのDVDを見直しているのですが、
なぜか中1の息子も一緒に見るようになり、
「早く次の回見ようよ!」
と、さっさと息子は自分で味いちもんめのDVDを見るようになってしまった。
このドラマは子供が見ても、色んな意味で社会勉強になるし、
本当に良いドラマです。
是非とも、DVD化して欲しいです。
<第3話に続く>
内容の濃いお話になってます。
料理道場破りの笹岡龍造(原田大二郎)相手に、藤村からは伊橋を指名した親方。
料理に自信のある伊橋は、自宅でメニューを研究する。
横川(布施博)は、伊橋が料理を作ることに納得が行かず、苛立ちを隠せない。
TVの収録に藤村に来た笹岡龍造は、この店の花板が熊野(小林稔侍)で
あることを聞き、料理を食べる前から味の方は保障付きと慢心する。
実は笹岡龍造と熊野信吉は、京都の修行時代、店は違っていたが、
料理の研究会仲間で、知り合いだったのだ。
笹岡龍造は熊野が作った料理と信じて料理を食べ、判定は○に・・・
帰り際、熊野が笹岡を呼びとめ、さっき食べた献立と同じメニューを
笹岡に食べさせる。
味の違いに気づいた笹岡に、さっき食べた料理は実はおいまわしの伊橋が作った
料理であると打ち明かす。
最初から伊橋が作った料理だと知っていたら、さっきの判定はどうなっていたかと
突き刺し、料理を批評するのはやめて欲しいとトドメを刺す。
その後、笹岡龍造は番組を降り、修行をしなおすと何処かへ消えていってしまった。
伊橋は自分で作った献立と同じ料理を作った親方の料理を味見し、
その味の違いに初めて気がつく。
「お前は良い味覚を持っている。それは料理人にとっては財産だ、才能と言っても
良い。しかし、才能だけじゃ立派な料理人にはなれない。お前は自分を磨く
努力をしていない。ダイヤモンドも磨かなければただの石ころだ!」
親方から言われた言葉を素直に聞き入れられない伊橋は、藤村をやめようとする。
そんな伊橋に、あい俺和食チェーン店長の福田に会う。
手取り30万円の福田に魅了され、伊橋もあい俺和食チェーンに入ってみようと
心が揺れ始める。
一方、横川は親方に「伊橋に料理を作らせると言った時、なんで自分にやらせて
くれと言わなかったんだ」、「あの伊橋って小僧ですら俺を超えようとしてるんだぞ」
とはっぱをかけられる。
そんな横川と、あい俺和食チェーンのチラシを持った伊橋が道端で出会う。
横川「でかい口叩いていた割には、あっさりと逃げ出すんだな。
まぁ、お前はそういう楽な所でないと、所詮務まらないってことだよ。
せいぜい頑張れよ」
この横川の言葉に感化された伊橋は、もう一度藤村で働こうと決心する。
藤村に戻ってきた伊橋を、横川はつき返す。
雨の中、店の外で立ち尽くす伊橋に親方が近寄る。
親方「なんで藤村に残りたいんだ」
伊橋「親方の味に惚れました」

雨の中、親方が伊橋に手を指し伸ばす。
親方「お上さん、風呂沸かしてくれっ」
いやぁ、ジーンとくるなぁ~
親方の味に惚れましたって所は、思わず涙がこぼれましたよ。
このドラマは実に人間形成に役立つ場面が多いですよね。
自信過剰だった伊橋の鼻を親方があかし、
上には上がいる、もっと努力して自分を磨けと・・・
さらに横川には、俺の下で修行ばかりしていては俺を超えられない。
伊橋は俺を超えようとしていると、親方は上手く横川を刺激し、指導をしている。
手取り30万円の和食チェーンなら、楽に店長になれるところを
伊橋はお金じゃない、自分の料理の腕を磨くため、藤村に戻るシーンも
古典的な社会勉強をさせてくれる。
実はこのブログを書くために、味いちもんめのDVDを見直しているのですが、
なぜか中1の息子も一緒に見るようになり、
「早く次の回見ようよ!」
と、さっさと息子は自分で味いちもんめのDVDを見るようになってしまった。
このドラマは子供が見ても、色んな意味で社会勉強になるし、
本当に良いドラマです。
是非とも、DVD化して欲しいです。
<第3話に続く>