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「理想的な淡水水槽」 11. 「理想的な水槽」の魚たち

デュプラメソッド「理想的な淡水水槽」

11. 「理想的な水槽」の魚たち


この章では魚について述べるが、水槽飼育に適した魚をここですべて紹介し、説明することなど不可能であるし、またその必要もない。これらの魚たちについて豊富な説明を行っている良書は数多くあり、その中で飼育についての様々な提案もされているので、読者はそちらを参考にするとよいだろう。本書では、我々が提唱する理想的な水槽システムを乱すことなく運用するために必要な注意事項に関するアドバイスについて記してみたい。

我々が水槽に望むことは、植物や魚たちに理想的な生活環境を与えて、これらすべてが調和した素晴らしいシステムを作り上げることである。これが本書の責任であり、目標でもある。我々が現在入手できる魚の中には我々の水槽システムにぴったり適合するものもあるが、部分的にしか適合しない魚や、システムに適合しないばかりか破壊してしまう魚も多く存在する。

前章で述べたように、魚の飼育を始めるにあたってどのような設備を選択するかというのは、非常にデリケートな問題である。水質や植える水草の種類、照明効率、水槽内の水の動き、ろ過方法、保温(ヒーティング)方法などについてそれぞれ選択を行わなければならない。これらの要因のすべてが安定し、人工的な生態系がうまく機能するようになるまでには、相当な時間がかかるのである。


Melanotaenia lacustris(ブルーレインボー)
「世界で二番目に美しい魚」と呼ばれる。数年前(※1980年代後半)
にハイコ・ブレハー氏がニューギニア島のクツブ湖で発見した。






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