謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

The Magnificient Seven(ポート・オブ・スペイン:トリニダード・トバゴ)

2008-08-25 21:18:37 | 3rdミッション カリブ海
2008.08.25(月)

 ガイアナからフライトでカリブ海の小国、トリニダード・トバゴに到着したのは昨日、これからアイランドホッピングというカリブ海の小国をつなぐ旅の始まりだ。


 ここトリニダード・トバゴは千葉県と同じ程度の面積、人口も130万人程度だが東カリブ海一の大国である。

 首都のポート・オブ・スペインの人口も20万人を超えるのでまあそこそこの街になっている。


 

 



 そしてここには動物園があり、「世界最大のねずみ、カピバラ」もお手軽に見ることが出来るのだ。

 これがカピバラ、見づらくてごめんなさい・・・
 

 大きさは普通の犬以上にでかい、猫は鼠を捕まえるというがこれに限ってはどう考えても逆だろう・・・



 いつもならここで

「世界一大きい鼠カピバラをみたツーリスト、すなわち世界一のツーリスト」


と締め括るところだが・・・




 ここポート・オブ・スペインのメインはこんな物ではない・・・


 世界一といえどもここでは前座に過ぎないのだ。




 世界一すらその名の前に霞んでしまうその狙撃対象は・・・


 「The Magnificient Seven(マグニフィシェント・セブン)」



 訳すると「壮麗なる7軒」である。


 これがどのようにすごいかを説明すると

「この7軒は1904-1910年に建てられ、ムーア様式、イタリア様式、ネオロマネスク様式、フランス様式、ビクトリア様式など異なったスタイルの建物が横並びに建築されていて、残念ながら中に入ることは出来ないが植民地様式の豪華な異なったスタイルを外から眺めることが出来る」

 ということだ。



 そもそも名前にこのような気品のある枕詞がつくものは世の中にはそうはない。

 私の知る限りで行けば山崎豊子氏著の「華麗なる一族」と不肖ながらこの私の「優雅な旅行者」の僅かに2件を数えるだけである。



 そんなことからもこの「壮麗なる7軒」がいかに凄いかということもうかがい知ることが出来よう・・・

 

 それもあって私はこの「世界三大お上品」の一つであるこの「壮麗なる7軒」をこのポート・オブ・スペイン観光の締め括りにすることにした。






 そして見たものは・・・


 

 
 おぉ・・・んっ・・・

クイーンズロイヤルカレッジ


 
 そっそんなに・・・


裁判所



 たいした・・・


大司教邸



 もんじゃ・・・


ミルズ・フラーズ



 ないぞ・・・


ルーマー




 んんんん・・・


ローマカトリック大司教邸




 こっ、この程度が限界か・・・!!


マドールメイヤー邸








「・・・」







「・・・・・・・」





 確かに様式の違いは見ていて分かるが・・・



 これで「壮麗」とは・・・




 マグニフィシェント・セブン、これではマソメノス(スペイン語で"まあまあ"の意味)セブンではないか!!



 見かけ倒しもいいとこだ・・・!!




 私はここではっきりとこういおう・・・




 このような枕詞が言葉通り似合うもの・・・




 それはこの私の「エレガント」だけであることが、これで証明されてしまったと・・・