2007.03.18
カジュラホという村がある。
ここにはヒンズー教、ジャイナ教の寺院があり、世界遺産にも登録されているのだが、何よりもこの場所を有名にしているのはそのヒンズー教寺院の外壁に装飾された「エロティックな彫像」である。
その彫像は「男女交合」のものから「馬と女性」、「象と男性」なんてものもあり、その「エロティシズム」は単なる「エロ」さを超越し、神との融合を現すとさえ言えるものかも知れない。
今回、ちょっと外れるルートにあったこの村をわざわざ訪れることにしたのは「神との融合」の神々しさをインドの陽気の中で感じたかったからに違いない。
決して「エロ本、エロビデ」などノーチャンスの国、インドで単なる「女性に飢えて、エロ見たさ」だけで訪れた訳ではないのだ!!
多分...
うーん?あまり自信は無いが...
そして今回のテーマもこの「エロティシズム」について語ることになる!
実際の所、「エロ」に関しては正直言って期待していたほどではなく、彫像の全てというよりも所々にそういったものもあるといった程度の印象だった。
しかし、流石は、こんな変な彫像をわざわざ作り上げた村だけあって、この「プロフェッショナル」の想像を絶する「サプライズ」がここには待っていたのだ!!
インドの観光地はたいてい「外国人価格」と「現地人価格」があって、外国人は現地人の10-25倍程度の支払いとなり、そして学生割引は一部の博物館を除けば無いというのが相場だ...
ただ、たいていの場合は「インドルピー」「アメリカドル」の両方が表示され、どちらでも支払えるようになっている。現在は1ドル=44ルピーぐらいなのでドル払いにすると若干料金が安くなるという寸法だ!
カジュラホの西群寺院(ヒンズー教)に入場するとき、私は当然のように「ドル払い」を要求する。
と、係は
「インドルピーしか受付けない!」
等と言ってきた、彼らも現在のルートをしっているからどうせぼるなら少しでも多くといった按配だが明らかに損をするこちらとしては気に入らない。
「お前は馬鹿か?そこの看板にどっちでもいいって書いてあるぜ。それに俺の知り合いが朝ドル払いで入っているのにもう駄目なんてことは無いだろうが...」
と、ここは強硬にドル払いを主張する。
カジュラホ・西群寺院の料金表・インド人10ルピー、外国人は250ルピー若しくは5ドルと25倍の格差!
係は嫌々といった顔をしたが渋々同意をしてきた。
そして私は持っていた「10ドル札」を見せ、お釣りを要求すると
「5US$きっかりだけだ!俺は両替屋じゃない!」
等と言い出してくる。
「...」
てめえらで決めておいてこの対応の杜撰さ...お粗末にもほどがある。
結局1ドル札を5枚で5ドルにすると、係はなんか用紙を出してきて、そして1枚づつの紙幣番号を記入させられる...
1ドル札の支払いだから合計5枚分書かなくてはいけない...
これは面倒極まりない...
チケットを手に入れると、私もちょっと皮肉気味に
「お前らで勝手に料金設定しておいて看板にまで掲げておいて最初は駄目なんていってくるなんて本当に卑しんだな!こちらは元々損するのを承知でその損害額を少しでも少なくしたいだけなのに、なんだかんだ言ってきて人に金を限界まで払わせようとするなんて腐ってるにも程があるぜ!面倒な手続きまでさせやがって...、人を馬鹿にするにも程があるな!」
と捨て台詞を残す。
だが、この応対そのものはそう驚きに値しないだろう。インド人の性質から言ったら、そして特にツーリスティックな場所がらから言ったらまあ起こりうる話だ。
まあインド以外の国ではそうは無いだろうが...
そしてこの後、私はこの「エロ寺院」の真の怪異を目にすることになる!!
西群寺院はそこそこの敷地の広さがあり、合計10の寺院と堂を公園の中に置いたような感じである。
先ずは最初にこの看板を見て欲しい
これは立入禁止の警告の看板で、ここには(花や葉を摘み取らず、芝生に立入る事を禁止する)とある
こういったことは、遺跡(寺院)本体とはそれ程関係ないかもしれないが、全体の景観を良い状態に保つ為に必要な処置であり、何よりもこの「世界遺産・カジュラホ」の全体の調和を維持するためには重要な施策であろう。
世界的に有名な観光地では当然取るべき処置だ!
しかしここには同時に「立入禁止の芝生」の上に、何故かこんなものが設置してあった...
これは歩道からほんの少し奥に入っただけなので被害もまだましかもしれないが...
あれれ??こんな所に...
おい!!~これは完全に中だろう!まだ2人分だからいいものを...
ちょっと歩くと...さらに凄いのが...
「立入禁止の芝生」の完全に中にこんな「休憩用のベンチ」まできちんと設置した日には...
誰がどう考えてもこの”結果”は目に見えているだろう...
エロ寺院カジュラホの怪異!本当のカジュラホの凄さは「寺院に飾られた彫像のエロティックさ」にある訳ではなかったのだ!
この私、「デューク・東城」はいち「プロフェッショナル」として断言する!
「何がやりたくて何が言いたいのかさっぱりと分からないこのインド式の手法!!」
これこそがまさに「カジュラホ」の怪異と言っていいだろう!
そしてこの「訳の分からなさ」がこの村を世界的観光地に押し上げているといっても過言では無いだろう...!
えっ!!タイトルの「エロ」に関する記事が殆ど無いって??
ただタイトルに「エロ」とつけたら「間違って見て読まないまでもヒット数が上がる」から「エロ」とつけてみただけである...
カジュラホという村がある。
ここにはヒンズー教、ジャイナ教の寺院があり、世界遺産にも登録されているのだが、何よりもこの場所を有名にしているのはそのヒンズー教寺院の外壁に装飾された「エロティックな彫像」である。
その彫像は「男女交合」のものから「馬と女性」、「象と男性」なんてものもあり、その「エロティシズム」は単なる「エロ」さを超越し、神との融合を現すとさえ言えるものかも知れない。
今回、ちょっと外れるルートにあったこの村をわざわざ訪れることにしたのは「神との融合」の神々しさをインドの陽気の中で感じたかったからに違いない。
決して「エロ本、エロビデ」などノーチャンスの国、インドで単なる「女性に飢えて、エロ見たさ」だけで訪れた訳ではないのだ!!
多分...
うーん?あまり自信は無いが...
そして今回のテーマもこの「エロティシズム」について語ることになる!
実際の所、「エロ」に関しては正直言って期待していたほどではなく、彫像の全てというよりも所々にそういったものもあるといった程度の印象だった。
しかし、流石は、こんな変な彫像をわざわざ作り上げた村だけあって、この「プロフェッショナル」の想像を絶する「サプライズ」がここには待っていたのだ!!
インドの観光地はたいてい「外国人価格」と「現地人価格」があって、外国人は現地人の10-25倍程度の支払いとなり、そして学生割引は一部の博物館を除けば無いというのが相場だ...
ただ、たいていの場合は「インドルピー」「アメリカドル」の両方が表示され、どちらでも支払えるようになっている。現在は1ドル=44ルピーぐらいなのでドル払いにすると若干料金が安くなるという寸法だ!
カジュラホの西群寺院(ヒンズー教)に入場するとき、私は当然のように「ドル払い」を要求する。
と、係は
「インドルピーしか受付けない!」
等と言ってきた、彼らも現在のルートをしっているからどうせぼるなら少しでも多くといった按配だが明らかに損をするこちらとしては気に入らない。
「お前は馬鹿か?そこの看板にどっちでもいいって書いてあるぜ。それに俺の知り合いが朝ドル払いで入っているのにもう駄目なんてことは無いだろうが...」
と、ここは強硬にドル払いを主張する。
カジュラホ・西群寺院の料金表・インド人10ルピー、外国人は250ルピー若しくは5ドルと25倍の格差!
係は嫌々といった顔をしたが渋々同意をしてきた。
そして私は持っていた「10ドル札」を見せ、お釣りを要求すると
「5US$きっかりだけだ!俺は両替屋じゃない!」
等と言い出してくる。
「...」
てめえらで決めておいてこの対応の杜撰さ...お粗末にもほどがある。
結局1ドル札を5枚で5ドルにすると、係はなんか用紙を出してきて、そして1枚づつの紙幣番号を記入させられる...
1ドル札の支払いだから合計5枚分書かなくてはいけない...
これは面倒極まりない...
チケットを手に入れると、私もちょっと皮肉気味に
「お前らで勝手に料金設定しておいて看板にまで掲げておいて最初は駄目なんていってくるなんて本当に卑しんだな!こちらは元々損するのを承知でその損害額を少しでも少なくしたいだけなのに、なんだかんだ言ってきて人に金を限界まで払わせようとするなんて腐ってるにも程があるぜ!面倒な手続きまでさせやがって...、人を馬鹿にするにも程があるな!」
と捨て台詞を残す。
だが、この応対そのものはそう驚きに値しないだろう。インド人の性質から言ったら、そして特にツーリスティックな場所がらから言ったらまあ起こりうる話だ。
まあインド以外の国ではそうは無いだろうが...
そしてこの後、私はこの「エロ寺院」の真の怪異を目にすることになる!!
西群寺院はそこそこの敷地の広さがあり、合計10の寺院と堂を公園の中に置いたような感じである。
先ずは最初にこの看板を見て欲しい
これは立入禁止の警告の看板で、ここには(花や葉を摘み取らず、芝生に立入る事を禁止する)とある
こういったことは、遺跡(寺院)本体とはそれ程関係ないかもしれないが、全体の景観を良い状態に保つ為に必要な処置であり、何よりもこの「世界遺産・カジュラホ」の全体の調和を維持するためには重要な施策であろう。
世界的に有名な観光地では当然取るべき処置だ!
しかしここには同時に「立入禁止の芝生」の上に、何故かこんなものが設置してあった...
これは歩道からほんの少し奥に入っただけなので被害もまだましかもしれないが...
あれれ??こんな所に...
おい!!~これは完全に中だろう!まだ2人分だからいいものを...
ちょっと歩くと...さらに凄いのが...
「立入禁止の芝生」の完全に中にこんな「休憩用のベンチ」まできちんと設置した日には...
誰がどう考えてもこの”結果”は目に見えているだろう...
エロ寺院カジュラホの怪異!本当のカジュラホの凄さは「寺院に飾られた彫像のエロティックさ」にある訳ではなかったのだ!
この私、「デューク・東城」はいち「プロフェッショナル」として断言する!
「何がやりたくて何が言いたいのかさっぱりと分からないこのインド式の手法!!」
これこそがまさに「カジュラホ」の怪異と言っていいだろう!
そしてこの「訳の分からなさ」がこの村を世界的観光地に押し上げているといっても過言では無いだろう...!
えっ!!タイトルの「エロ」に関する記事が殆ど無いって??
ただタイトルに「エロ」とつけたら「間違って見て読まないまでもヒット数が上がる」から「エロ」とつけてみただけである...