謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

うれしたのしいエンコー(クラコフ・ポーランド)

2006-10-16 07:21:01 | 2ndミッション ヨーロッパ
2006.10.16

 現在はアウシュビッツの基点として有名なクラコフというポーランドの南の街に滞在している。

 多くの旅人がただアウシュビッツを見るだけで通り過ぎてしまう街だが、私は出会った旅行者から別の貴重な情報を得ていた...


 「クラコフではエンコーが出来る...」


 と...


 外国でエンコー等とは以ての外かも知れないが、出身国でも女性運に恵まれず、旅先でももちろん恵まれないばかりか、道中を一緒にしようと誘う男性にすら殆ど断られ続けてきた私には何とも魅力的な提案であった。


 今回は珍しく道連れもいる、さわやかな日本人男性で私をエンコーに誘ってくれた男だ...

 彼はエンコーなど全く必要なさそうなくらいの好青年だが妙に熱心に勧めてくれた。まあこの辺りは趣味の問題だろう...


 エンコーなのに不思議と朝早くのミニバスに乗りビエリチェカという所に向かう、市の中心から30分ぐらい離れた場所だ。

 やはり市の真ん中で堂々とエンコーとはいかないのか??


 ミニバスを降りて徒歩5分、エンコーの入り口へ...

 「こういった事に入り口なんてあるの??」

 問いかける私に彼は
 
 「もちろんですよ!、ここは有名でなんていっても世界遺産ですよ!!」

 と、答える

 「???」

 入り口には老若男女問わず沢山の観光客らしき人たちが...

 私は疑心暗鬼ながら彼とチケットを買い順番を待つ

 ゲートが開いて30人くらいが纏めて入れられる



 「集団エンコーなんてまずいぜ...」

 
 私の疑念もお構いなしに団体で穴の奥へ奥へとずんずん進む...


 そしてついた所は・・・

 「塩鉱(岩塩採掘所)...」



 て、ことは

 「援交ではなくて塩鉱かい!!」



 これはこれでいい見物だったが...

 それにしてもなんと言ってよいのやら...



写真は塩鉱内の彫像、勿論塩で出来ている


写真は塩鉱内のホール、ちなみに床も塩!!シャンデリアは流石に塩ではなかった...