ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

携帯電話の利用休止

2007年11月11日 01時01分24秒 | ICT
セントレアに着陸して、ソニエリのZ610iの電源をつけると、ソフトバンクの電波をつかんでしまった。前回の出張の時は、ほとんどドコモだったのにどうしてだろうと思ったが、何度電源を入れ直しても変わらず、ネットワーク設定でドコモを選択して初めてドコモのネットワークに切り替わった。ソフトバンクがエティサラットと交渉して、ユーザーが指定しない限りソフトバンクを選択するという合意をとりつけた(どうやって実現するのかわからないが)とみるのはうがちすぎだろうか。(写真は静岡駅の新幹線ホームで撮ったZ610i)

今回の一時帰国で片付けようと思っていたことの一つに、携帯電話の契約の変更がある。

ドバイ赴任後も、会社のメールがiモードで読めるので、そのためだけにドコモの携帯電話を解約しないできた。国際ローミングでiモードを使うために、月3千円以上の基本料を払い続けるのもどうかと思っている頃に、ソフトバンクに対抗して基本料金を半額にするサービスを始めたというニュースを聞いた。

ちょうど長女の携帯電話の電池の持ちが悪くなったというので、その交換かたがた近所のドコモショップに行って、相談してみることにする。だが、結局わかったのは、2年契約をしても基本料金は最低でも1800円にしかならないということだ。

少し迷ったが、ドコモの友人から聞いていた利用休止をすることにする。利用休止の手数料2000円の他、私の場合「いちねん割引」の解約金が1600円かかった。電話番号は90日以内に復活する場合、同じ番号を利用できるようだが、それ以降は別の番号になるという。番号に強い執着はないので、これは仕方ない。

解約してしまってもよかったが、これまでの契約期間をゼロクリアするより引き継げる利用休止の方が合理的に思えた。他の会社に乗り換えるつもりは今のところない。

携帯電話各社の中間決算が発表され、ドコモだけが減収減益で一人負けの様相を呈している。ドバイから見ていると、どうもこのところドコモはライバル、特にソフトバンクの後塵を拝している印象を受ける。ドコモには頑張って欲しい。

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