平成17年9月21日に、指の2本がアトピー性皮膚炎の悪化か、主婦湿疹の合併が疑われる赤くただれ腫れ痒くて困っている若い女性が来院し、「主人の転勤で大阪に来ました。東京で長く医者に掛かっていたのですがよくならず、ステロイドに頼りたくないのでので、漢方治療を希望して本を見て来ました。」1週間後にニコニコして来院し「こんなによくなりました。漢方薬を煎じなくても、またこんなに少ない量のエキス剤（粉薬）で治るんですね。そういえば最近、私疲れなくなり元気にもなりました。」6週間で治癒。つぎにご主人が9月22日に、天満橋の私のクリニックに来院し「妻が行きなさい。あなたの飲んでいる補中益気湯は、先生によると会ってないかもよと言うので来ましたが顔と体にアトピーがあって痒くて困っています。」額や目の周りが赤く痒く、ステロイドを塗っている。入浴の後の乾くときや温もると顔も前胸部も痒さが強い。顔、体ともかさかさで乾燥している。10月24日には顔も普通にになったが、アルコールを飲んだ翌日は少し赤い。「体はきれいになったし、私は知らなかったのですが、夜寝ていてもぼりぼりうるさく搔いていたのがなくなり、妻もよく眠れるようになったと喜んでいます。」と笑う。