ドリーム・エフ ~かけはし~

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スウェーデン式サウンディング調査

2016-02-12 11:54:06 | ビジネス
現在進行中の新築住宅の地盤調査を、スウェーデン式サウンディング調査で行いました。
雨の降る寒い中での作業、お疲れさまでした。
ありがとうございました




スウェーデン式サウンディング調査とは?

スウェーデン式サウンディング調査は、北欧のスウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、その後スカンジナビア諸国で広く普及した調査を、1954年頃建設省が堤防の地盤調査として導入したのが始まりです。
1976年にはJIS規格に制定され、現在ではJISA1221(2002)として戸建住宅向けの地盤調査のほとんどが本試験によって実施されるに至っています。

先端がキリ状になっているスクリューポイントを取り付けたロットに荷重をかけて、地面にねじ込み、25センチねじ込むのに何回転させたかを測定します。
調査可能な深さは10メートルまです。
スウェーデン式サウンディング調査は、5箇所以上のポイントで測定をします。
測定箇所は、建築予定の建物の四隅と中央です。
建物の中央は、建物の対角線の長い方の2分の1の箇所になります。
ですから、地盤調査をする時には、建物の形状と配置が決まっていなければなりません。
また、建て替えなどで敷地に既存建物がある場合は、建物を解体した後でなければ、地盤調査をすることができません。

スウェーデン式サウンディング調査を行うと、 各測定ポイント毎に地盤調査報告書が提示されます。
軟弱地盤の場合、住宅の荷重に地盤が耐えられるよう地盤を補強するために、地盤改良をする必要があります。