リアルお家の水たまり!

現実世界の「お家の水たまり!」ですョ。

週末のひととき。

2009年10月20日 | 自然

9月の中旬ぐらいから、毎週日曜日は釣り(別名ドライブ)に行ってます。
前日に近所でチョロっとエサを買って、当日は朝8~9時のゆとりの出発。
この時点で釣師失格だと思いますが・・・。
家の車にはETCがついているので、高速1000円の恩恵を受けられます。
そんな訳でちょっと遠出のプチ日帰り旅行へ。

 とりあえず、高速に乗って三重方面へゴーゴゴーっ!
かっとび開始から30分ほどしたところで・・・

 「なにこの大渋滞はっ!」

考えることはみなさん同じ様で。
そして2時間ほどして、写真の場所に到着。
ここは熊野灘に面した、ある小さな漁港です。
日常の何もかもを忘れさせてくれるような美しい景観。
底まで見えそうな透明感のある海。
テトラポットの周りには熱帯魚のような輝きを持った魚たち。
釣りをするより海の中を見ている時間のほうが長かった気がします。
楽しい時間はあっという間に過ぎるものですね。

 日も暮れ始めたので、帰ることにしました。
当然帰りも大渋滞でしたが、それ以上に得るものが大きかった気がします。
これがきっかけで毎週高速飛ばすアングラーへと変身しました。

 ・・・・・・・・・・・・へ?釣果はどうだったって?

大自然に自分が釣られましたって事で、超大物ですね。
実際は、カラフルな魚がそこそこ釣れましたけど、みんなリリースしました。

 ちょっと気になったのですが、看板に

「生ゴミ捨てるなっ!」

と書いてありましたが、正直意味がわかりませんでした。
てっきり家庭ごみとか、どこかでバーベキューをした後のゴミを捨てていく愚か者がいるのかと。
帰りに堤防を歩いているとテトラの隙間からハエが飛んでいるのが見えたので覗くと・・・
そこには身だけ剥がされた頭と骨だけの魚が数匹捨ててありました。
想像するに、一部の不心得者の釣師がここでさばいて捨てていったと思われます。
こんな事をする者がいるから釣り禁止になる漁港がでてきたのかと思います。
ここではないのですが、とある漁港ではゴミ清掃の為の協力金を徴収されました。
車を止めさせてもらっていたので、駐車料と思えばなんの事はないのですが、
裏返せば、それだけゴミを捨てていく者がいるという悲しき現実です。
私も含めてですが、最低限のルールは守るようにしていかないととんでもない事に・・・。
でないと全ての漁港が釣り禁止になるのも時間の問題だと思います。