雨樋の凍結……と言っても家じゃなくカーポートのことなんですが。
ことしは暖冬といわれていますが、まだ2月の下旬だというのに、日中はすっかり春めいた陽気で、驚くことに雪どけが始まっています。
ふと気が付くと、カーポートの雨樋から水が漏れていました。
継ぎ目のシーリングのテープをはぐと、勢いよくピューピューと流れ出てくるではありませんか。
←管の中で凍った氷の固まり
しかし原因はすぐさま判明しました。
暖気で屋根の雪どけが一気に進んだものの、地中管の中は依然として凍っているので、融雪水の行き場がなくなって漏れ出したのです。
去年秋にDIYで地中管を埋設したときは、地面の凍上や管の中の凍結のことまでは考え及ばず、今回の現象はまったくもって不覚でした。
←地中への接続を外し、融雪水を逃がしてやることに
この現象を防ぐため、来シーズンから冬期間は雨樋を地中管に通さないことにしました。
←雨水マス周囲の地面が凍上
一方、雨樋を接続してある雨水マスの中を確認しようと、雪を掘り起こしてみると、周囲の土がガッチリと凍上していて、雨水マスが沈下したように段差が生じていました。
恐るべし!北海道の冬。
ことしは暖冬といわれていますが、まだ2月の下旬だというのに、日中はすっかり春めいた陽気で、驚くことに雪どけが始まっています。
ふと気が付くと、カーポートの雨樋から水が漏れていました。
継ぎ目のシーリングのテープをはぐと、勢いよくピューピューと流れ出てくるではありませんか。
←管の中で凍った氷の固まり
しかし原因はすぐさま判明しました。
暖気で屋根の雪どけが一気に進んだものの、地中管の中は依然として凍っているので、融雪水の行き場がなくなって漏れ出したのです。
去年秋にDIYで地中管を埋設したときは、地面の凍上や管の中の凍結のことまでは考え及ばず、今回の現象はまったくもって不覚でした。
←地中への接続を外し、融雪水を逃がしてやることに
この現象を防ぐため、来シーズンから冬期間は雨樋を地中管に通さないことにしました。
←雨水マス周囲の地面が凍上
一方、雨樋を接続してある雨水マスの中を確認しようと、雪を掘り起こしてみると、周囲の土がガッチリと凍上していて、雨水マスが沈下したように段差が生じていました。
恐るべし!北海道の冬。
土の中って気温よりも暖かいんじゃないんですか?小生がよくわかっていないのでしょうね。
確かに地中深いところの温度は年間を通して一定みたいですが、北海道の場合は土壌に「凍結深度」というのがあります。
冬期間、土の水分が凍結する最大の深さのことで、表面から20~40cmぐらいは平気で凍結してしまいます。
寒冷地では基礎の下端を凍結深度より深くし、基礎が地盤の凍上により持ち上がらないようにする必要があります。
大変でしょ、北海道って。(笑)
こっちは、今年は氷も張りません。
大丈夫かどうかは、1シーズン過ぎないと分からないんですね。
そうなると、雨水升自体、中身は凍りついていて無意味になってるのでしょうか?
中部地方のDavidさんからのコメントを読みますと、つくづく日本は広いなぁと実感します。
厳しい北海道の冬。雪や凍結に対して覚悟してた箇所が意外と何でもなかったり、その逆だったり…こちらの冬は油断できません。
雨水マスの本体底部は凍結深度よりも深いので、中は全然凍っていません。地表面に近いところが凍結します。私がDIYで適当に埋めた管は浅いので見事に凍ってしまいました(笑)。
凍結深度はこのページがわかりやすいかな?
http://www.hri.pref.hokkaido.jp/023-2/kankyo-kagakubu/skart/toketu02.htm
まあ、こんな物を見ても面白くはないと思うけど・・・・。
我が家は『スカート断熱』でしたけど、Donainaさんのところはどうだったんですか?
>北海道では冬期に基礎を打つときに凍結深度よりも深くに打たないと基礎のコンクリートが持ち上がるって。本当ですかね?まあ、持ち上がったところでそのまま春になって不同せずに落ちれば問題ないように思いますが。
凍上力はコンクリート造の建築物でも簡単に押し上げるほど大きなものだそうです。
持ち上がると言っても均等にせり上がるわけじゃないので、春になったら不同沈下みたいになって建物が傾いてしまいます。
とくに寒さが厳しく積雪の少ない所だと凍結深度がますます深まるようで、凍上は意外と油断できない現象なんです(笑)。