雑木囃子

子ヤギの育て方、飼い方。コヤギ写真!

こがるメスコヤギです。












これはこがるちゃんのメス子ヤギです。
みっちりと重く
しっかりどっしりです。


ここからはチーネの産んだ双子です。
黒いのがメス
茶色がオス


















2頭とも元気でぴょんぴょんです。

3頭ともすんごくかわっゆらしいの。

我社の提供する子ヤギは、放し飼いできる期間は放し飼いです。
放し飼いできないのは冬季。山の草がなく、畑や植林を害する可能性があるので、囲います。

野山を自由にかけまわり、いろいろな草を食べ、土に横たわり、好きなだけ母乳を飲み、高いところから飛び降りまた飛び上がり、いろんな人が出入りするので人にも慣れ、理想的なヤギだと自負しています。

思えば、キャンプに来る子も似たようなものですね。
自由にあちこちいって、好きなだけ食べて、いろんな人と交流します。
子どもライフステージも変化するので、リーダー役や小さい役も数年で回ってゆく。

人にもヤギにも私達のキャンプ場はそういうところなのかもしれません。


狭く小さく手取り足取り楽させることが親切である、という家庭は参加しにくいかもしれません。それは囲う安心と囲うリスクを測ってのことでしょう。
ヤギもそういう飼い方があります。
もちろん私達のやりかたも、安心とリスクがあります。どちらがよりよいかは、将来かなり時間が経ってからわかることです。

あの大剣は楽しかった。
これはどのキャンプでも叶います。
あのときの経験が今役に立ってる。
そこに連れてゆきたい。

今やってるキャンプにも
年中あたりの小さい頃から参加して母になった家の子
学生時代にきつく理不尽なリーダー活動をしていて母になって再度私達を探し当てて子が参加
もう20年参加してる
子ども時代に参加でやっとリーダー
そういう子やリーダーがいます。
長い時間がかかってます。効率的だったとは思ってませんが、振り返ればかけた時間に支えられていることはすぐにわかります。

100人が来て
90人が楽しかった、で終わるキャンプなんてかんたんです。まさに朝飯前のちょろさです。誰にでもできます。誰にでもできることは誰かやればいいや。
100人のうち半分は楽しい体験までで離れてしまったけどもう半分は生涯の仲間、私はそれでいいと思ってます。いや、もっとすくなくてもいいや。きちんとやるとそういうふうになるものです。
離れた人たちも、その後に自力で生きるときがきたらいくらかわかるはず。と言い切ることはできませんが、言えるだけのことはしているはずです。

人気のある先生のことは忘れますが、世話になった先生は忘れないのと似ています。か。

ま、ヤギもそんな感じです。
変な草食べて死ぬかもしれなくても放ちます。自力で学びいくらでも走りいろんなヤギにどつかれつつ心身が丈夫です。
囲っていれば変な草食べないかわりに変な草を学ぶこともないので、囲いの外から差し出された変な草を食べてしまうのです。
そのまま人間になぞらえるつもりはないけれど、なんとなく人間界と似てるか。


何が幸せで
何が平和で
何がその子の未来にすてきにはたらくか
をなんとなく感じ合えていることを
理解 というのでしょう。
そうした大局的な理解があるからご一緒できる。
感謝しています。子どもたちに代わって。

細かいこと言えばいろいろ不満や疑問はあるでしょう。
大きな理解(大局的な理解)があると、細かいことは末節的なことになる。末節的なことは解決も難しくない。細かい不満や疑問はどの家庭も持っているのに参加してくださるのは、大局的な理解をし合えているからだと思ってます。
それは私たちからご家庭への理解も同じです。
家庭の対応や準備や指導に不満や疑問は盛りだくさんです。でもそんなの小さいことなので平気です。へっちゃらのちゃらっちゃらです。そんなのしょべぇこと。
ご家庭も行き届いていないことはわかっているし、いつも気にしている。いろいろあるけど家とキャンプを往来しているわけですからね。遠慮なしでいいじゃない!

消費者と商店の関係でもあるので、お互い様ではない。という考えもあるか。そういう人は、来てもらわんでいいや。
俺は客のときに威張るのに、自分の客や上司に従順なやつは大嫌いだからな。
喜んで売りたいと思ってもらえるようにしたほうがしあわせで平和じゃないの。とはいえ、大局的で基本的なところがダメならしっかり指摘する。
例えば、飲食店で食事に髪が入ってる、自動車整備で直ってない、ソールとアッパーが最初からはがれている靴、そんなのはいかん。
お客様と担いで気持ち良く買わせようとするがただ売りたいのが透かし見える店員もいやだ。
我が社は商品がいいから強気、というわけでもないな。
なにかなー。一番近いのは、投資信託かな。
預けて膨らませたいけどどこに託したらいいかな、っていろいろ調べてここと決める。
ヒゲッチキャンプ場は低リスクハイリターン!
でありたいわけだな。

そういえばヤギも同じだな。
大局的には平和で穏やかでほかの動物に危害を加えることはない。でも、そこらへんでポロポロうんちするは野菜を盗み食うは子どもをどつくはで細かいことはいろいろさ。悪さしたヤギをぶっ叩いてもなんにも起こらないし。ぶっ叩いた人が遊んでくれると期待してるくらいなもんです。


キャンプの解散でリーダーたちは親御さんに、ありがとうございました、と言う。
参加費を払ってくれてありがとうとは彼らは思ってない。この子がいたから平和で豊かに暮らせた若い大切な時間を得たことに感謝してのこと。
もちろんそう思えと指導したことはない。
自然なことのようだ。

会えて良かった。ありがとう。
それでいいのね。
おたがいにありがとうを言い合えること自体がありがたい。

私は、少しは、参加費を払ってくださってありがとうと言う気持ちを含めています。
正しく言えば
この子のために工面してくださった参加費はこの子だけのためでなくこの子が大きくなってきっと多くの人々に役に立ち世界がしあわせと平和に近づくはずですありがとうございます。
です。
でなければ、あばよー くらいでちょろっと済ますていど。

さーて
ヤギの話のはずが長くなりました。
ま、ヤギも人もあんま変わらないから。
それがいいじゃない!

いくら平和つっても…
秋の日差しに熟睡してる人います。
寝袋干せないんすけど。

靴を揃えて出口にむけているし、こんな程度の迷惑はどってことないから、このまま平和に寝てていいや。

この子がこのまま、帰るまで寝ていてもなんにも困らない、っていうのが私たちのいいところを象徴してるな。
長く書かないで最初からこの写真のことだけ言ってれば済んだのにな。

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