日本独立共和党

日本を敗戦の呪縛から開放し、真の独立国として、国民の利益を優先する国家に再生することを目的とする。

国の役割

2005年04月30日 | 考え方
 自由放任を最良とし、国家によるあらゆる干渉を排除すべきとする考えから、すべての国民に人間らしい文化的最低限度の生活を保障しようとする福祉国家まで、国家の役割には様々な考え方がある。
最近では、財源不足の深刻化から、サービスの見直しや負担の増加が言われている。

わが党の基本的な考えは、国家の役割は可能な限り少なくすべきだと考えている。
①国民は個人として、まず自助努力で物事を解決すべぎある。
②個人で対応できないことは、企業や協同組合等の各種団体を組織して対応すべきである。
③民間でどうしてもうまく解決できないことは、まず地方自治体で対応すべきである。
④地方自治体で効率的に解決できないことだけを国は対応すべきである。

しかし、個人の力ではどうしようもない不可抗力の災難への対応は地方自治体や国家の役割と考える。

犯罪や侵略は突然やってきて個人の生活を巻き込んでいく。これは個人や民間では対応が難しく、国家以外に対応できない。また、地震等の大規模災害への対応も地方自治体や国家の役割である。しかし、過去の地震災害を見ると地方自治体や国家の対応は不十分であった。個人の力ではどうしようもない地震災害に対し、個人の財産復旧には資金はだせない、という原則にこだわったため、神戸では多くの被災者が家を回復できず、命を絶った。
他にも老いや病気等、どんなに努力し注意しても避けることのできない運命がある。これに対しても国家は当然支援すべきである。そうすることにより、日本はもっとすみやすい国家となる。今のように多くの災難を個人だけに押し付け法治することで、毎年30000人もの国民を自殺に追い込む国家は決していい国家とはいえない。



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