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これから更に暑くなります。熱中症に気をつけましょう

2014年07月10日 07時14分40秒 | 日記

 

昨年は

全国各地で真夏日には

熱中症の症状を訴える人が相次ぎました。






 

その結果、

全国で

約600人の熱中症が出たのです。


これから夏本番となるため、

気温もさらに上昇していと思われるので

熱中症にならないよう

最善の対策を

困じていかなければなりません。

 




では、

何故、

熱中症になるのかと言うことでありますが、


正しく理解することが熱中症にならない

ことになると思います。

 



 

では、熱中症とは、



高温・多湿が原因で

体温調節が出来ずに


頭痛、吐き気などの

様々な症状が現れます。

ここで注意したいのは、

「室内」でも、

「気温がそんなに高くない」場合にも、

熱中症になりうるのです。


以前に比べ、

この事は大分知られる様になりましたが、

まだ勘違いしている人がおり、

この条件下で

熱中症にかかる人が多いのです。

熱中症は、

重症になると

「命を落としてしまう大変危険な病気」

なのです。

 


熱中症を理解して

しっかり対策・予防をしましょう。

 




 

では、

熱中症の原因は

 

うまく体温調節が出来なくなる事で起こります。

では、

「体温調節」は

どの様にしているのでしょうか?

 

体温調節は



1. 血管を広げて沢山の血液を流し、

 皮膚表面の温度を上げ、

 その皮膚表面から外に熱を逃す。

 

2. 汗を出し、気化熱を利用して体温を下げる。

 (その汗が蒸発すると

周りの空気の熱を奪う為、

体温が下がる)

では、

体温調整が出来る環境とは、

下記の状態にあると云えます。



① 気温<体温 →皮膚から外に熱を逃し易い

② 湿度が低い →汗を出しても、汗が蒸発する

  という事は、

湿度が高いと皮膚から熱を逃せませんし、

  湿度が高いと汗をかいても汗が蒸発しません。

 すると体内に熱がこもります。

  体内に熱がこもると、

 体のバランスが崩れてしまうのです。

これが原因で、

熱中症の様々な症状が現れるのです。

  

例えば逆もしかりで、

 暑かったりスポーツをすると

体温調節機能が働き、

 汗をかきます。

  汗をかくと

体の中の水分と塩分が取られていくのですが、

取られた分の水分・塩分をキチンと補充してないと、

体温調節の機能が低下し、

 これが原因となって

熱中症になってしまいます。

  なお、

体温調節に影響が出てくる体温は「37℃以上」、

 湿度は「75%以上」と云われています。





どうですか。


 

では、

熱中症にならない為の予防は、

 

 

 

● 睡眠を十分にとる


 ・寝不足、疲れていると熱中症にかかり易いです。

  寝不足や疲れを自覚している時は

無理をしないようする。

・ちなみに二日酔いになると夏の暑さに対応できません。


● 吸湿(水)性、通気性のよい服装を心がける

 ・クールビズが許されているオフィスであればいいですが、

  そうでないのであれば、

服の素材で工夫する。

 ・今は機能性の高いインナーが増えて種類も充実してきました。

 

● 小まめに水分、塩分を補給する。

 ・一気に取るのではなく、小まめに取る。

  しかし、お水だけ飲むと

塩分とのバランスが崩れて

逆効果になるので、

塩分も一緒に補給する。

 ・スポーツドリンクを飲むと両方バランス良く取れます。

もし、

カロリーが気になる様であれば、

水で薄めて飲む。

  コーヒーなどカフェインが含まれるものは

利尿作用があります。

尿に水分を取られてしまうので

飲む量を気を付ける。

なお、

水分補給をビール等の

アルコールで取るのは間違いです!

アルコールで飲んだ水分より、

多くの水分が体から排出されてしまう。

 

● 外出する時は直射日光を避ける。

 ・なるだけ日陰を歩きましょう。

  帽子や日傘等の小物を使うと良い。

進化した日傘もあり、

ファン(扇風機)付きの日傘が

発売されている。

・また、日傘は女性がさしてますが、

今は男性がさしてもおかしくない

デザインの日傘が発売されている。

男性もどんどん日傘を使う。

恥ずかしがることはないのです。

 

● 冷涼グッズを上手く使う。

 ・今、様々な冷涼グッズが出てます。

オフィスシーンで

使えるものも増えてきました。

上手く使って快適に過ごす。

 

● 暑さに負けない体力作り

 ・汗をかき易いと熱中症にかかりにくくなります。

日頃からウォーキング等で軽い運動して、

  汗をかく習慣を身につける。



万が一、熱中症にかかったら


● 涼しい場所に移動

 ・日陰、またはクーラーの効いた涼しい場所に移動する。

 ・首元や体を締め付けているボタン、ベルトなどを外して、

風通しを良くし体を休める。

 

● 体を冷やす

 ・左右の首筋、ワキの下、脚の付け根の6箇所を

冷やすと効果的です。

 ・氷の溶けた水でぬらしたタオル、

冷えたペットボトルや缶を使うと良い。

・それらを使って冷やす事が出来なくても、

うちわやタオル等を使って

風を送るだけでも効果はある。

 

● 水分、塩分の補給

 ・お水だけだと塩分が摂取できないので、

スポーツドリンクにて補給します。

 ・スポーツドリンクだからと言って、

一気に多量を飲むのは逆効果です!

(低ナトリウム血症を招く)

何回も小分けにして補給する。

・スポーツドリンクがない場合は、

お水に塩を混ぜた食塩水で補給する。

※ちなみに、スポーツドリンクは、

お水100mlに対し、

40~80mlのナトリウム(塩分)が

入っているものが推奨です。

食塩水は、

お水1Lに対し、

お塩1g~2gで作る。

 

● 病院にかかる

 ・「熱中症かも…」と思ったり、

上記の処置を行って

症状が改善できない場合は、

躊躇せず病院に行く。

・「危険な状態」と思えば、

救急車を呼んで

病院に搬送してもらう事。



 

では、熱中症の症状は


熱中症とは総称で、

実際は

熱中症には4種類にあるとのこと。

 

◆ 熱失神

◆ 熱痙攣

◆ 熱疲労

◆ 熱射病

              ↑ 日射病とは違います

 

また

症状の熱中症対策として

重症度も3種類に分けられているそうです。


Ⅰ度(軽症)  … 現場での処置で対応できる

Ⅱ度(中等症) … 病院にかかる必要あり

Ⅲ度(重症)  … 入院して集中治療を受ける必要あり


○Ⅰ度(軽症)

 
 ・熱失神

症状 … めまいや失神

  原因 … 直射日光や高温多湿の下で長時間行動をしていた事により、

血管が広がって血圧が下がった為

処置 … 体を冷やす

 

・熱けいれん

症状 … 痛みが伴う(お腹やふくらはぎの)筋肉のけいれん

原因 … 水分を取らないで行動した為、

       又は、

水分は取っていたが

塩分やミネラルが不足した為

処置 … 薄い食塩水やスポーツ飲料を飲む

 

○Ⅱ度(中等症)


 ・熱疲労

症状 … 大量の汗をかく、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、体がだるい。

体温が39℃くらいまであがる。

原因 … 大量の汗をかいた分の水分・塩分の補給が足らず、

脱水症状が起こった為

処置 … 病院にかかり、点滴などの処置を受ける。

但し、病院に着くまでの間は体を冷やす事。

 

○Ⅲ度(重症)
 

・熱射病

症状 … 汗がでない、意識障害(反応がおかしい、意識混濁など)、

皮膚が赤く火照った状態、体温が40℃以上上がる

原因 … 体温調節機能がうまくいかず、体温が上昇した為

処置 … 命に係わる危険な状態なので、すぐに救急車で病院に搬送。

但し、救急車が到着する間は体を冷やす事。



 


 

皆さん、

 

気象庁から週間予報や翌日の天気予報に


その日の

温度(高低)が予報されているので

これらの情報も事前に確認して

万が一、熱中症にならないよう

事前の予防対策を講じて下さい。


 

熱中症は怖いです。

最悪、死に繋がります。

気をつけましょう。

 

 

涼しさを少し

 

 

 

 

 

 

 

 

では

今日も

皆さんにとって

素晴らしい一日で

ありますように

 



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