DKS歩こう会ブログ 

 DKSのOBと現役で山好きや酒好きの仲間50名弱の会です。
例会の案内や参加者の報告を随時掲載してゆきます。

2015年12月度街歩き(長浜散策)案内

2015-11-30 19:09:51 | 街歩き案内
DKS歩こう会 12月度街歩きアラカルト

2015年度第6回 長浜六瓢箪めぐり ご案内!
DKS歩こう会の今年最後の例会は「長浜街歩き」です。会員諸氏は今年もおかげさまでケガや病気にも見舞われず、安全安心のウオーキングを楽しむことができました。秀吉ゆかりの瓢箪にかかわりある6つの社寺をめぐり、六瓢=無病にあやかり来年も楽しく歩けるように祈願しましょう。   歩行距離約10Km。

【日 時】 12月19日(土)JR長浜駅改札口AM10:20集合 
     京都駅中央改札口に8:45集合。9:00発の新快速(近江塩津行き②番乗場)の先 
    頭車両に乗車。京都駅以外から乗車の方は、石山9:14、草津9:22、守山9:26。
 長浜着は10:12です。
     
【コース】 長浜駅―豊国神社―知善院(拝観)―神照寺―(この間で昼食)―総持寺―舎那院―長浜八幡宮―大通寺―黒壁界隈―豊公園―長浜駅にて4時頃解散。
 
【持ち物】 水筒、雨具、タオル、手袋、お金、健康保険証、その他
 *寒い時期なので昼食は神照寺〜総持寺の間でファミレス等を探しておきます* 
 
◇ 豊国神社:長浜城主豊臣秀吉公を祀る神社。秀吉公とともに恵比寿様も祀られ1月の十日戎は賑わう。
◇ 知善院:本堂に阿弥陀三尊像、観音堂には重文の十一面観音座像。このお寺は拝観します。300円です。
◇ 神照寺:萩の寺として有名(花の時期でないのが残念)。千手観音立像、毘沙門天立像はいずれも平安時代の優品で、国の重要文化財に指定。
◇ 総持寺:ボタンで有名。奈良時代に行基が開山。山門の金剛力士像は迫力満点。
◇ 舎那院:平安時代前期に空海が開山。本尊の愛染明王坐像、観音堂の阿弥陀如来坐像ともに重文に指定されているが拝観はできない。
◇ 長浜八幡宮:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后を祀る。4月の長浜曳山祭りは有名
◇ 以上の6社寺が「六瓢箪めぐり」ですが、時間があれば大通寺、黒壁界隈、豊公園などを散策します。
◇ 降水確率50%以上で中止とします。判断不明の場合は下記までお問い合わせ下さい。                 田中:077-544-1019・藤川:077-546-6188

◇参加申し込みは不要です。

以上
           担当幹事は田中です。
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2015年11月度例会(星ヶ城山&醤の郷街歩き)記録報告

2015-11-30 18:50:34 | 例会
DKS歩こう会 2015年11月例会記録
小豆島最高峰「星ヶ城山817m」と「醤の郷街歩き」
                            記録報告 関口 恒
日 時 : 平成27年11月21日(土)〜22日(日)
行き先 : 香川県小豆島 寒霞渓星ヶ城山(山歩き)&小豆島町醤の郷(街歩き)
集 合 : 京都駅正面改札口内側 11月21日(土)21:20 
コース : 11/21(土)京都駅21:49発→(新快速)→三宮(徒歩)→神戸港フェリー乗り場     
      11/22(日)神戸港0:45(フェリー)→7:30坂手港(徒歩)→馬木8:31(バス)
→草壁港9:00(バス)→紅雲亭(ロープウェー乗り場) 
(山歩き)紅雲亭(280m)→表十二景→寒霞溪(610m)→星ヶ城山(昼食)→寒霞渓  
 *表十二景:通天窓、紅雲亭、錦屏風、老杉胴、蟾蜍岩、玉旬峰、画帖石、層雲壇、荷葉岳、烏帽子岩、女羅壁、四望頂
(街歩き)紅雲亭→ロープウェイ→寒霞渓(遊歩道散策•昼食)  
(帰路) 寒霞渓13:30→(ロープウェイ)→紅雲亭14:00(バス)→公民館前→醤の郷散策
     馬木15:52 (バス)→坂手港(大阪屋で反省会)→坂手港17:45 (フェリー)→
神戸港(バス)→三宮21:25(解散)
参加者:角田 一江、宇野 真人、永井 紀一、大西 一之、井上 二郎、井上 幸子、小澤 和子、
川野 敏夫、藤川 秀男、田中 勇、辻田 瑞代、奥村 宏司、奥村 清美、佐藤 孝子、
村松 節子、志賀 妙子、伊藤 茂子、加藤 八重子、小原 民江、伊藤 昭子、下道 真知子、山田 政明、森山 良孝、関口 恒(記録) 
<歩こう会に参加して>
雲が晴れ直射日光を避けて昼食を摂る星ヶ城山の頂上には一等三角点とアンコールワットを髣髴させる石積みがありました。何でも三角点測量用の櫓だそうです。午後1時のロープウェイ乗車を30分遅らせることで確保した貴重なコーヒータイムに、拒否した実績がないことで記録係に指名されました。「例会には水とマイカップを忘れずに持参するよう書いといてや」と依頼の田中リーダーと一緒にコーヒー用のお湯を沸かして戴いた川野さんに取敢えず感謝(ありがとうございました)。それにしても、帰り際の記録係指名なんて、じぇじぇじぇではなく「びっくりポンや」。
 京都駅21:49発の網干行き新快速に最寄駅から乗車する我侭を認める代りに1号車の席取り係に任命された滋賀組3名に焦りが募る程の満席状態の列車が、京都駅に到着するや降車客と入れ替わりに歩こう会の皆さんは、勇猛果敢に席を確保し、いつも通りの賑やかさを1号車に充満させながら三宮駅に到着しました。
参加者24名全員の集合を確認した後、5月度の街あるきで通ったフラワーロードの夜景を楽しみながら、200mほど通り越して花時計の所在を確認するお惚け老人や信号を避け堂々と車道を歩く道交法無視者と共に、朝食や寝酒を調達するためのコンビニに寄り神戸港のフェリー乗り場を目指す道すがら、段差も石ころもない所で突然倒れるパフォーマーまで現れる、いつものお騒がせ集団でした。因みに倒れたのはパフォーマンスではなく解けた靴紐を自分で踏んだのが原因だったようです(皆さん、解けない靴紐の結び方を教わっておいて下さい)。
出航1時間半前のフェリー乗場待合室で30~40名の乗客が椅子に腰掛けたり仮眠したりしているのを横目にしてリーダー指示に従い、フェリーの寝場所確保のため、早々と乗船の列に並び(荷物を置き)、明日の予定や注意事項についてリーダーから説明を受け、反省会での食事注文表に各自がチェック(この時、注文の書き違いもあったようです)。出航30分前には足早に乗船して各自寝場所を確保し、明日のための睡眠努力(夜中に奥方探しで右往左往していた人たちの声が聞こえたような......)。
振動と重低音で寝苦しい夜を過ごしトイレでもと思い悩む頃、ジャンボフェリーの歌(PRソング)がスピーカーより流れ高松港到着の船内放送(時計を見れば4時20分。小豆島まで未だ3時間もあるのに)。見事なコンテナ荷卸作業への絶賛や痴呆症を装い女性のお尻を触った自慢話はたまた高松港の下船予定者の捜索放送などが頭に響くなか、フェリーは予定の15分遅れ(7時30分)で坂手港に接岸。フェリー待合所のコインロッカーに寝袋や毛布などを預け(中には、昼食入りのリュックまで預ける軽装好きの粗忽者も居た模様)、待合所前に集合。事務局長の挨拶に引続き、「準備体操なんか要らんとちゃうか」の牽制で注目を集めて顧問指導の準備体操(流石!重鎮の為せる技)。
海沿いの道で反省会の場所を確認した後、リーダーと数名を除き目的不明なまま、醤油の香り漂うひしおの郷も眺めながらバス道を歩くこと40分。到着したのは昼食調達のコンビニでしたが、商品補充トラックの到着前で目的物が得られず肩を落として馬木バス停より草壁港乗換え(観光客が多く臨時バス乗車)でロープウェイ乗場の紅雲亭に到着。
街歩き組7名に帰路のロープウェイ乗車券を託した17名は、コンクリ舗装の山道を屏風、筍、ヒキガエル、画帖といった奇岩の表十二景を確認しながら一時間弱で四望頂辺りに到着。空中に突き出た断崖では下半身のゾワゾワ、ムズムズ感で楽しんだ人も居たようです。寒霞渓への道で街歩き組の5名に遭遇し、空調、床暖房、お尻洗浄機付の1億円トイレを利用した後、街歩き組3名(うち1名リタイヤ)を加えて小豆島最高峰の星ヶ城山を目指しました。
星ヶ城山は西峰と東峰の両方に阿豆枳(あずき)島神社が祀られていて、最高峰の東峰到着は、11時45分。「そんなに休憩時間あっても食べるものがあらへん!」と言う一部の不平分子の声を無視して、リーダーからは「12時20分まで休憩!!」の声。
全員には行き渡らなかったコーヒータイムの後、登頂の記念撮影。リーダー並びに事務局長いつも滅私奉公のカメラマンありがとうございます。
ロープウェイ発車時刻も意識してか下山はスムーズで13時過ぎには到着。略3時間ロープウェイ乗場付近にたむろしていた最高齢者も合流して、乗車券のない不安な気持ちで34番の整理券を握りしめる山歩き組も、リーダー保管の乗車券にて無事に改札通過。定員乗車により二手に分かれ、ロープウェイで登りの山道を探している間もない5分ほどで下のロープウェイ駅に到着。
「草壁港までやな?」「公民館前!」の応答を何度となく繰り返すうちにバスが到着。ここでも二手に分かれて公民館前でバスを下車。近くの小豆島21番札所の清見寺にリーダーの鐘突き合図で参拝。女性のような優しい声のおじさんから、両手にミカンのお接待を受け、心は反省会場ながら重たい足を労わりつつ醤の郷巡りに向かいました。金両醤油でコース分けはしたものの、体力も時間も限定される中、馬木散策路やコンビニそしてバス停と各々自由に時間を潰し、結局は、馬木バス停から坂手港バス停まで全員仲良く快適な230円のバス旅に興じました。
注文勘違いでの修羅場もなく待ちに待った大阪屋での反省会。生ビールが行き渡った所で乾杯!!。ひしお丼、刺身定食、ねぎとろ丼、焼肉定食などと亀の手も加わり楽しく本日一番のきちんとした食事を堪能しました。自分の支払いを忘れ、代金不足で騒ぎ立てるトラブルもなくテーブル毎に精算を済ませ、フェリー待合所で預けた荷物も確保し、土産も手にして神戸港行きのフェリーに17時30分に乗船。
休憩スペースを各自で確保して夫々に3時間余りを過ごしました。中には森山さん差入の泡盛で小宴会を催したグループもあったようですが、筋肉痛を癒す為にアイマスクを着用して、横たわることに執着していたので正確な記録ができません。辛うじて、2年前の大分旅行以来の明石大橋潜りをデッキで共通体験できただけです。ジャンボフェリーの歌による神戸港接岸の案内と同時に下船口に陣取った歩こう会の皆さんは、接岸するや否や、いち早く三宮行きのバスに乗車して全員無事に三宮駅前に到着。田中リーダーの「自宅へ戻るまで気をつけて下さい」の解散の挨拶に、達成感と疲労が微妙にミックスされた拍手で応えて解散となりました。
田中リーダーの綿密な計画立案と下見に感謝すると共に、年齢に似合わぬ夜行日帰りの弾丸ツアーを成就された皆さんの若々しさに「びっくりポン」でした。本当に、お疲れさまでした。
(今度は拒否権も使います)以上
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2015年12月度例会(伏見トレイル~東福寺)案内

2015-11-21 08:45:33 | 例会案内
12度例会 [公共交通]                       2015.11.10
DKS歩こう会のお知らせ DKS歩こう会事務局                              (0774-32-9038 山田)
              桃山から稲荷 東福寺へ

京都一週トレイルの新しいコースが昨年11月に設定されました。12月例会は、そのコースを歩きます。
東福寺まで歩きますので全歩行時間は約4H30Mです。


【日 時】 2015年12月12日(土)
【集 合】 AM 10:00 近鉄桃山御陵前駅改札口
近鉄 京都駅発 橿原神宮前行き 9:40
        桃山御陵前駅着 9:51 が便利です。
尚、JR奈良線桃山駅からは西へ徒歩7分です。

【コース】 近鉄桃山御陵前駅(標高24m)→御香宮神社→乃木神社→明治天皇陵→
桓武天皇陵→桃山城(100m)→北堀公園→大岩山展望所(166m)昼食
→稲荷山四ツ辻(165m)→稲荷山展望所→東福寺 解散
           
【持ち物】 昼食、水筒、雨具、帽子、タオル、手袋、着替え、健康保険証、等
           
□ 申し込み 12月4日(金)までに連絡網の先頭者(大西、大槻、桑名、志賀、山田)
まで電話かFAX,Eメールにて連絡願います。
不参加の場合は連絡不要です。

その他   ○ 雨天の場合、天候不明の際は前日に連絡網で参加者に周知します。
      ○ 携帯電話を持っている人は持参下さい。                             
                                    以上
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2015年11月度例会・街歩き(小豆島)案内2

2015-11-21 08:32:28 | 例会案内
DKS歩こう会 27年11月例会

「小豆島星ヶ城山」:「醤の郷街歩き」参加のみなさんへ
 11月に入って朝夕は肌寒いくらいになってきました。10/31〜11/1に小豆島へ下見に行ってきました。概略は7月にお知らせの通りですが、少々変更点があります。 

日 時:平成27年11月21日(土)〜22日(日)

行き先:香川県小豆島 寒霞渓星ヶ城山(山歩き)&小豆島町醤の郷(街歩き)

集 合:京都駅正面改札口内側 11月21日(土)21:20 
   *各自あらかじめ、京都←→三宮の昼特切符を往復で購入しておいて下さい。
   *三宮駅周辺のチケットショップは20時閉店で自販機もありません。
   *11/22の朝食はフェリー売店に弁当•うどんなどがありますが、できれば集合
    時までに買っておいて下さい。昼食は草壁港までのコンビニで買えます。

コース:小豆島坂手港入港までは7月お知らせの通り。
    坂手港7:30→草壁港まで徒歩40分&バス。草壁港→(バス)→紅葉亭  

   (山歩き)紅雲亭→表十二景→寒霞溪→星ヶ城山(昼食)→寒霞渓  
  (街歩き)紅葉亭→ロープウエー→寒霞渓→遊歩道散策(昼食)
 *山歩き組は表十二景経由で星ガ城山に登り、寒霞渓に戻ってきます。
  *街歩き組はロープウエーを利用し、寒霞渓遊歩道散策。ボランティガイドさんを
   つかまえれば案内してもらえるかも。

 
 (降 路)全員がロープウエーから紅葉を満喫します。紅葉最盛期でロープウエー
  の混雑が予想されますが、できれば13時頃には乗りたいと思います。
   寒霞渓→ロープウエー&バス→醤の郷散策:丸金前 (バス)→坂手港16:00頃
   (反省会)→坂手港 17:45→(フェリー) 20:55神戸港21:05→バス→三ノ宮
    21:37→(新快速•米原行き:車内で五月雨解散)→京都22:29→石山22:44
    →草津22:52→守山22:56
* 少しでも早く帰宅してもらうため、神戸港から三宮までバスに乗り、新快速車内で流れ解散とします。

費 用 : JR1,500円(昼特)…チケット屋により多少±。フェリー4,200円 
      バス1,070円 ロープウエー往復利用1,220円(合計7,990円)
      片道利用 680円(合計7,450円) 

* 8/1付けでフェリー運賃の値上げがあり、バス利用区間が増えたため、
当初ご案内より費用が700円ほど高くなりました。御許しください。

* 京都帰着が遅くなるため少し早いですが、坂手港でフェリーの待ち時間に
夕食を兼ねた反省会を行います。各種定食や丼が1,000円前後です。

* フェリーには毛布、枕はありません。夏用のシュラフ、薄い毛布などあれ
ば快適に寝られます。必要な方はアイマスク、耳栓も。坂手港のコインロッカーを利用すれば、歩行時は邪魔になりません。 

不明の点は田中まで御問い合わせください 電話•FAX 077-544-1019
携帯 090-7760-0171  メール tanaka-i@amber.plala.or.jp

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2015年10月度街歩き(比叡山と延暦寺参拝)記録報告

2015-11-02 08:35:59 | 街歩き
街歩きアラカルト2015年第4回(2015.10.24)
比 叡 山 ハ イ キ ン グ と 延 暦 寺 巡 拝                 記録者:藤川秀男

日 時:2015年10月24日(土)
集合場所:叡山電鉄出町柳駅改札口AM9:40
コース:叡山電鉄出町柳駅=八瀬比叡山口駅―ケーブル八瀬駅=ケーブル比叡駅―つつじが丘―阿弥陀堂・東塔―戒壇院―大講堂―(一隅会館で昼食)―文殊楼―根本中堂―延暦寺会館でコーヒータイム―ケーブル延暦寺駅=ケーブル坂本駅解散(半数はJR比叡山坂本駅まで歩く)
参加者: 宇野、大西、小沢夫妻、加藤、桑名夫妻、角田、(塚本)、中井、永井、広瀬、牧浦、村松、藤川  
女性6名、男性9名(計15名)
歩こう会に参加して
  叡山電鉄出町柳駅には、早くから参加者が来られたので、駅で長時間待つよりもと先にケーブル八瀬駅へ行って貰いました。電車はほぼ座れましたが、結構人が多くケーブルでは座れなかった人も。皆さん過去に行ったことのある人ばかりで、久し振り、懐かしいとの言葉もありました。ケーブル比叡駅下車後挨拶ののち歩き始めました。しばらく登り道が続き開けた場所は旧蛇ケ池スキー場跡地で、建物等の撤去工事中でした。旧スキー場を横切り少し行くとつつじヶ丘です。目の前の山は横高山で、真下には瓢箪崩山が見えています。今日は空が霞んで、残念ながらいつもなら見える愛宕山や京都北山も見えません。ここで集合写真を撮り、延暦寺への下り坂を進みます。左に行く東山トレール道と別れ、しばらく行くと比叡山ドライブウェイが左下を走り、西塔や横川中堂へ向かう歩道橋が掛かっています。間もなく延暦寺の受付事務所が現れ、ここで巡拝料700円を支払いました。
 右側へ急な坂道を少し上ると阿弥陀堂で、中に入ると信者さんの為にお経が上げられていました。新しく見える建物ですが昭和12年に建てられたもので、既に78年経っています。下り道の広い石段には曲がった形の手すりが付いていて、上る時には重宝されるようです。次の建物は如何にも古そうな戒壇院で、約340年前の建物です。近世になって再建されたもので国の重要文化財となっています。ここから急な坂道を下ると大講堂です。五色の幔幕が張られ、参拝者も多いお堂で、中にはここで修業した歴代の高名な坊さんの絵がたくさん掲げられていました。勿論道元、栄西、法然、親鸞などがありました。
 ここから坂道を5分下ると、根本中堂前の広場に出ます。ここの一隅会館は1階が無料休憩所になっており、ここで弁当昼食となります。弁当の用意の無い人は地下の鶴喜そばでそばやうどんが食べられます。昼食休憩が終わり、根本中堂の大きな石碑前で集合写真を撮りました。石段を数段上ったところには、坂本から登ってきた参拝者が最初にくぐる山門である文殊楼があります。とてつもなく急な階段を2階に上ると文殊菩薩が祀ってあります。次に行く根本中堂へは、文殊楼の西側にある、これもきつい石段を40段ほど下らねばなりません。お参りをする根本中堂は何度も火災に遭って再建され、今の建物は約370年前に徳川家光によって建てられたものです。1200年間点り続けている「不滅の法灯」は、信長の焼き討ちの後、山形の立石寺に分灯されていたものを継いだものと説明をして貰いました。根本中堂は現在内部工事中で、この工事は10年掛かると説明されました。
 坂本への下り口にある延暦寺会館ロビーで、ゆっくりコーヒーを頂きました。麓の琵琶湖が見えれば最高のロケーションですが、残念ながら霞んで見えませんでした。坂本ケーブル乗り場まで約20分。団体1割引きの扱いをして貰って、11分の下りです。かすかに琵琶湖岸が見えました。ケーブル坂本駅で解散し、歩く人とバスに乗る人に分かれました。歩くメンバーは、天海僧正を祀っている慈眼堂と滋賀院門跡の前を通り、穴太積の石垣を眺めながら、JR比叡山坂本駅まで歩きました。京都駅まで戻り、酔心で反省をしました。
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