パソコンのデータの一部が消えてしまい、Hヘンテナを再設計した。
そこで覚書を残しておく。
2mのアンテナの素材は、1m長の3mmのアルミ棒とした。その全長内に収まるように、まずは全長が最大のレフレクター長を1mととした。(MMANAの再現性は、かなり良いのでパイプ長は正しく入力した。)
次に、ラジエータの数値を決めたが、これが一番時間がかかった。
その後の設計手順。
- 導波器の長さをラジエータよりも全長で4cm程度短くして必要本数分を間隔を広く取って配置。
- まずは、ラジエータに近い導波器の最大利得の位置を求める。
- さらに次の導波器の最大利得位置を出す。導波器についてはこれを繰り返す。
- 最大利得を得られたところで、ラジエータ直後の導波器は、ラジエータより全長2cm短くする。
- 他の導波器も前の導波器よりも全長2cm短くする。
エレメント長と間隔は下記の通り。
特性は解析の結果、下記のようになった。
利得:11.45dbi 5エレのゲインとしては十分
FB比:10.99db これは、例によって低め
高ゲインの割には、SWRは、思ったよりも帯域が広い。
こうやって、仮想のアンテナを設計して遊ぶだけでも楽しい。
材料も用意してあるので、これを実際に製作するぞ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます