予め父に、「帰宅後すぐにお風呂入るから。」って言っておいたので、先に風呂に入っててくれた。
が。。。
最近、持病の腰痛に悩まされてる父。
3年くらい前までは、30年くらい通い続けていた病院(家から1時間以上もかかるところにある)があったのだが、その先生が高齢で亡くなられたため廃業。その後、一度は市民病院に行ってみたものの、治療の受け入れを拒否られ(治療は個人病院でってことらしい)、結局、新規に病院を探すことなく、痛けりゃ治るまでガマンしていた。もちろん腰痛ってすぐに治らんので、長いと数ヶ月、下手したら1年とかいう単位。
で、今回はけっこうひどいらしく我慢も限界ってことで、近所の病院へ通院してみたところ、たまたまその病院の息子さんが診察してくれ、彼が腰が専門だといい、以前通っていた先生同様の処置をしてくれたため、これからも通ってみるわってことで、低周波とかブロック注射とかを打ってもらいに行ってた。
今朝、「今日は特に腰痛いわ。」
とは言ってたら。。。
私がお風呂から上がると、たまたま家にいた妹が出かける準備をしてる。
たいてい夜遅くにしか帰宅しない妹。家に居ても夜遅くから普通に出かける子なので嫌味のつもりで、
「何ファッションショーしてるん?」
と言ってやったら、
「今、救急車呼んだから。」
と言うので、びっくりしてリビングのほうへ行くと、父が腰痛のせいで立てなくなっていた。
確かに今朝、「いつもより(痛みが)ひどい。」とは言ってたけど、まさか立てなくなるなんてっ
とりあえず父の保険証と、たぶん救急で運ばれるなら市民病院だろうということで、診察券を用意したりしてると、救急隊員がやってきた。(気を使ってか、玄関のピンポンは鳴らさずドアノックだった)
ってか私、スッピンのうえパジャマなんですけど
救急隊員3人で担架を家に運び込む。父は後ろに片肘を付いて足を伸ばした中途半端な状態で座ってたので、救急隊の人が
「ムリに起きなくていいですよ、ラクにしてもらったら…。」
と言ってくれたんやけど、父はこれがラクな状態とのこと。
その状態を見て、
「これはぎっくり腰とは少し違うようですねー。」
と言われたので、坐骨神経痛が持病であることや、最近通院してること、そこで痛み止め注射(ブロック注射)を腰椎に打ってもらってることなど話してた。
で、とりあえず運びましょうってことになり、
「すみません、なにか毛布かタオルケットありませんか?」
と言われる(毛布って、てっきり救急車に積まれて用意されてるんかと思ったけど違ったのね。初めて知りました)。
近年の我が家は冬は羽毛布団使うので毛布はないし、あったにしても冬の布団は季節が終わるとキレイに梱包して押入れの奥にしまってしまうからないし、タオルケットもないんやけど・・・。
こんな時、母が居てくれたら──と思ったけど、とにかく何か変わりのものをと、妹と二人であたふたしながら、何かないか押入れを探す
うちは今使ってる布団以外はホントに布で巻いたりして片付けてしまってるからな~。
結局、薄くて軽い、夏に使う布団を引っ張り出した。
これでいいか救急隊の人に聞いたら、
「んー、これではね~。」
と言われたけど、それ以上のものはない。
布団とか片付けるのは父なので、父は代わりになるものがすぐに出てこないことを知ってたので、
「僕やったら、これで大丈夫ですから。」
と言ってくれ、この薄布団を担架の下に敷き、目の前にあった妹のクッションも乗せる。
あと、父が飲んでる薬とかのリストも用意するように言われたんやけど、今どの薬を飲んでるか分からんかったので、とりあえず台所においてあった薬袋一式を妹に持たせた。
運び出す間、玄関のドアが開けっ放しになるので、先ほどから愛猫ミルは和室に閉じ込めておいた。
父は、こんな状態になっても、
「ミルのこと頼んだで。」
と言ってる。今は自分の心配するべきじゃぁ・・・
自分が父に付いて行けば、今どんな状態か分かるけど、家で待ってるだけでは気が揉んでしょうがないっ
待ち時間の間、ポットのお湯を沸かし直したり、近々甥っ子に誕生日プレゼントとして送るDVDのギフト包装したり…。その後はテレビも見る気にならず…。
一度妹から、まだ帰れそうにないことと、(姉のお産の手伝いで東京に行ってる)母に連絡したほうがいいかなーとの電話があったんやけど、もう12時前なので、こんな時間に姉の家に電話したらビックリするし、今電話しても心配さすだけなので、今日の状態を見てからにしようってことにする。
私はチャンピオンズリーグどころではなくなり、このまま起きとく。
2時半過ぎに父と妹がタクシーで帰宅。
行きに立てなくなってた父やけど、それが嘘みたいに歩いて帰ってきてたのでビックリ
点滴と座薬で痛みを止めてもらったらしいが、それもなかなか効かなかったとのこと。
とりあえず緑茶を入れて皆で落ち着く。
話を聞くと、私はてっきり市民病院に運ばれたんだと思ってたら、今は豚インフルの発熱外来になっるからってことで、次に近い△○病院に行ってきたらしい。この病院の先生は、「治療もやってますから、通院も考えてください。」と言ってくれたらしい。
さて、時間はもう3時前。
チャンピオンズリーグ決勝まであと少し。これを見る見ないは別として、もうこんな時間やし、父が心配なので明日会社休もうかな~っとボソッと言ったら、妹に
「(睡眠時間短いからって)休むことないやんっ」
と厳しい言葉を浴びせられ、結局出社することにした。
もちろんチャンピオンズリーグは見れない。いちおうDVD予約しといて寝る。
明日も通常通り朝から洗濯&風呂掃除があるから、3時間くらいしか寝れんな~