いやはや、青いね。画面いっぱいひたすら青。
ハタタテダイ(水深15m位?)
カメラ任せのホワイトバランスではひたすら青。肉眼ではライト無くてももうチョット鮮やかに色が見えたはずなんだけどなぁ?コレを解消するためにはフィルターで光の波長を変えるか、ライトを当てるか・・・
当分ライトを買うような予算はひねり出せないので今ある設備で何とかしなくては・・・。
そう思って、改めて取説を読んでると、マニュアルでWBを設定する方法が!!
ホワイトバランスってのは光源によって色の白い紙が赤みがかって見えたり、水の中で白いフィンが青く見えたりするのを強制的に白い色に調整して他の色も原色に近く再現するための設定です。たぶん・・・。
で、僕の持ってるビデオでその設定を実施するには、白いものをフレームに収めて
このボタンを長押しして決定させてやるようです。
WB調整用ボタン?
おおっ!?コレこそ世紀末救世主伝説の始まりか!?コイツが出来れば青みを抑えて色の再現できるんじゃないの???
と、ころが。僕の作ったハウジングは操作ボタンの上に見えている液晶パネルを操作ボタンの上に反転させてたたんだ状態で装着する仕様なので水中でこの操作を行えません(TT)予算が無かったんだよ。
となると、地上でホワイトバランスを決め打ちしてセッティング後に潜るしかないじゃないか?
早速沖縄で撮ってきた画像や動画に写っていた白いフィンでWBの調整を実施してみる・・・。
そのWBの設定を地上で使ってみるとこんな写真になりました。
ホントに大丈夫か?コレ?
ちょ、赤すぎない?まぁ、次回コレを試してみよう・・・。真緑になりそうな予感がプンプンするけど・・・。
ちなみにこの方法にも二つ欠点があります。
まず一点目。
一回のダイビング中にホワイトバランスの再設定が行えない。ってこと。
水深の浅いところでは実際こんなに強烈な矯正は必要ないはず。事実水深5m付近ではオートでもこの通り。
安全停止中(水深5m位?)
そして二点目。
海ごと、ポイントごと、時間、天気によって青さが違うって事。沖縄の青設定で伊豆に潜ったらソレはそれで変な色になることでしょう。
コレから潜るときには白いものを地上日中用のWBで撮影してWB調整用のカラーパレットみたいのを作らないと・・・。
なに振り構わず予算をつぎ込むならばハウジングの増設とライトの導入。でもそんなお金は残念ながら無いので暫くは上記の方法でだましだましつかっていきましょ。そのうちもっと他の方法も思いつくかもしれないし。