前略。相川市長よ。大宮サポに「４４億円かかっている、驚いて！」と凄んでどうするんだ～！

どんなに地元に愛させるといっても、ある目的をある地域で運営するためには政治が絡むものである。スポーツと政治が結びつけるな！と言うが、否応なく引っ付いてくる場合もある。

アルディージャファン感謝祭をはじめ、「公共施設」として税金が投入されている施設でセレモニーをする場合、公人を登場させるのは、挨拶である。つまり政治家を政治家として扱うのではなく、「名誉～」として紹介し、一応顔を立てる場合がある。
サッカーも例外ではなく、大宮アルディージャも例外ではない。

これだけには言っておきたい。相川市長～！今回はコメントは、あまりに挑発すぎるし、どんな意図があったのか？

大宮公園サッカー場を改修するのに、４４億円もかかっているという事を大宮アルディージャファンやサポに集まっている会場で、そしてその人たちに対して「かかっているから、もうちょっと驚いてください」というコメントはどういう意図なのか！！

選手、スタッフ、代表も黙って聞いてたし、政治家を怒らせないためという事で黙っていたけど。あれは挑発だろう。税金がかかっているという事を、ファンやサポに言ってどうする？？

来週、さいたまアリーナで行われるレッズなら、税金をかけても市民のためになっているから良いとでもいうか～？
はっきり言って大宮はいらない、４４億円の価値がないと観ているのかもしれない。駒場の改修は良く、レッズの実態は東京からも多くサポが来ているのに、それで駒場がいっぱいになっても市民のためになっているとでも言うのだろうかあ？

その税金とやらは、大宮の商業施設もかなりの額を徴収しているのではないか？旧浦和よりも税金は多く取れるのではないか？
それで旧浦和が賄えている部分もあるのではないか？大宮も無視できないから名誉職になって選挙の時は、大宮票ももらおうと思っている人間が、あのようなコメントをしている事を落胆する。

「４４億円かかっている」という話しは、アルディージャにするべき話しだろう。サポやファンに言って、どうするんだあ？

以前、こけら落としの時、民主党系の県知事は、レッズに迎合した。そして大宮アルディージャにとってめでたい場なのに、「私が税金を使っていいよって許可したから、今がある」という本音を臭わすため、レッズに配慮したコメントが多くあった。主役は大宮アルディージャだったのに、当日脇役のレッズを持ち出す始末。。。
リーダーとして、政治家のさじ加減として、あまりに「空気が読めない」という事で落胆続きである。

今回は逆に市長から挑発してきた事に、事態は変化しているが。まあ、今までの県知事や市長のイメージは、私の中でかなりマイナスになってしまった。確かに政治家が、サッカーだけでなくいろんな案件を処理する。サッカーなんて一部の一部だろうに。しかしそれを宣伝にして自らの身を＋イメージに持っていこうとしている存在からしたら、かなりご都合主義知事、市長であると改めて思った。

権力は、マスが好き。権力を持つものは人気なものを利用する。その構図は、ここ埼玉県やさいたま市でも使われている。
ファン感謝祭に水をさす（実際にドン引きでした）、相川市長発言に苦言を呈します～！

（来週のさいたまアリーナでは、全く逆の事をコメントするんだろうなあ～）