傳鐘亭 blog

IdoとEgoの赴くままに……

コミュニケーションと暗黙知の関係

2006-05-05 00:09:26 | 雑感
世間一般では、所謂常識と言われている言外情報である暗黙知の適用領域が掴みきれない為にコミュニケーション上摩擦が起こっていると感じることが多々ある。

此奴は相当な曲者だ。
相手(団体を含む)の見た目だけで判断すると誤断が多く、表面的な会話で斟酌するのも難易度が高い。
コミュニケーションの積み重ねにより、時間を掛ければ兆しとして感じることが出来るが、相手の暗黙知を認識するのはとくかく難しいと感じる。

まぁ、相手も同じように感じているのかも知れないのだが。



だが、この辺を踏まえることが出来れば無用な摩擦を避けるために取り得る手段はある。
それは、会話をする際に意識的に、指示代名詞を多用して表現したり、相手に対して言外に仄めかす表現を避ける事である。
一見、大したことが無いように見えるが意識的にやってみると結構煩雑さを感じるのだから驚きである。



但し、TPOを弁えないと口うるさい奴にしか見えなくなるので慎重に……。









自分でも気を付けているつもりなのだが実行するのは中々難しいと日々感じる次第。