日本グルーヴチューン振興会

アイドルからインディーポップまで、主にカッコいいJ-POPのレヴューを書いています。

俺の洋楽100曲(仮) その29 Archie Bell & The Drells“Tighten up”

2017-11-21 21:46:00 | 俺の洋楽100曲(仮)

嵐の記事で中断していた俺の100曲シリーズ、徐々にペースを戻していこうかと思います。

 

この曲もビートルズ同様にYMOから入ってオリジナルにたどり着くという由緒正しくない聴き方で好きになった一曲。

 

Archie Bell & The Drells - Tighten up (1968)

 

 

この曲をどう感じるかでグルーヴに対するスタンスが何となく感じ取れる気がします。

私にとっては、この曲を好きな人がおススメする音楽なら聴いてみたいなと思えるリトマス試験紙の様な曲なんですね。

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俺の嵐シングルベスト

2017-11-15 15:25:26 | 嵐 レヴュー

「untitled」のレヴューにコメントをくださった男子大学生だという方から“特に好きな嵐の曲を知りたい”と言われました。

ならば、今の時点で自分が好きなシングル表題曲を10曲選んでみようかと思い立った訳です。

ちなみに、その大学生の方は「PIKA★★NCHI DOUBLE」がお好きだと仰っておられました。アルバム曲だと「夏の名前」「風」「空高く」「途中下車」「To my homies」が好きだとも。このラインナップを拝見して、メロディのきれいな曲がお好きなのかなと感じています。


さて、本題。


今の自分の感覚で嵐の好きなシングル表題曲は何だろうと、とりあえず手当たり次第にピックアップした後に10曲になる様に絞っていったのです。ある程度絞ったところでリリース順に並べて通しで聴いてみました。そうすると、どうしても11曲になってしまいました・・・勘弁してください💦

 

 

私的嵐シングルベスト11(リリース順)

 

 

「A Day In Our Life」

「ナイスな心意気」

「とまどいながら」

「ハダシの未来」

「PIKA★★NCHI DOUBLE」

「きっと大丈夫」

「Step and Go」

「Everything」

「Troublemaker」

「迷宮ラブソング」

「Bittersweet」

 

 

最後まで迷ったのは迷宮とビタスイです。ビタスイは単独で聴くとこの中に存在するには少し弱さも感じるのですが、迷宮の直後だと実に塩梅良く感じてしまって。楽曲単独で考えるという前提が崩れてしまって申し訳ないのですが、私的にはこの11曲で一括りにするのが今の音楽的嗜好と合致するのかなと思います。

 

 

どうしても初期~中期の楽曲に寄ってしまうのは、この頃の楽曲にある隙間のグルーヴのせいです。打ち込みが主体であっても音を詰め込みすぎないのが私としては気持ちが良い。そして上物のストリングスやホーンが実に印象的な曲が多いこと。まだ今ほど存在が大きくなかったが故、シングル曲でも遊びが感じられること。キャッチーなフックがある曲が多いこと。そんな要因が考えられます。

 

 

11曲のアレンジャーはスケボーキングのSHUN&SHUYA、オオヤギヒロオ、CHOKKAKU、ISB、ha-j、吉岡たく、Shinnosuke、Trevor Ingramなどバラバラですが、一人だけ複数(11曲中3曲)を編曲しているのが石塚知生です。しかも、ナイス・ピカダブ・ビタスイとタイプの違う3つ。彼のアレンジが好きなんだなというのが再確認できました。

 

 

また、参加ミュージシャンにしてもドラム:小田原豊・河村徹・佐野康夫、ベース:工藤毅・種子田健・ha-j、ギター:西川進・奥田健治・林部直樹・知野芳彦・堀崎翔・石成正人、サックスの山本拓夫、トランペットの佐々木史郎・鈴木正則、トロンボーンの佐野聡、ストリングスのRUSHや弦一徹といった手練の面々。今聴いても色あせない楽曲はこういうしっかりとしたサウンドプロダクションに支えられているのもあるのだなと改めて感じます。

 

疾走感や高揚感、ワクワク感や切なさ、色んな要素を包み込むグルーヴがこれらの曲にあります。基本的に抑揚が効いててトーンがメジャーな方が好きなので、こういったラインナップになりました。カップリングまで含めた完成度という観点でシングル盤というものを考えたなら、また別のセレクトになったであろうとは思いますが、これが現時点での私が好きな嵐のシングル表題曲たちです。

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ひとりソウルショウ2017@高松DIME

2017-11-10 15:32:39 | ライヴ・コンサート

前記事からの流れで嵐のシングルマイベスト10を書こうと思っていたのですが、昨日のライヴがあまりにも凄かったので急遽予定を変更。

嵐ファンの方は今しばらくお待ちいただければと思います。

 

 

さて、11月9日の田島貴男ひとりソウルショウに妻と2人して行ってきた訳ですが、この形態のライヴを見るのは昨年に続き2回目。

こちらもどんなモノかある程度理解して参加しているんですけど・・・予想を裏切り期待に応える、というか期待を上回るというのはこういう事なんだなと思いました。

 

ちなみに、ひとりソウルショウというのはこんな感じ。

 

フリーライド 田島貴男

 

 

動画を貼っておいて言うのも何ですが、現場はコレの何十倍も凄いです。田島貴男というヴォーカリストの凄さが体感できます。

言葉はアレですが、ますますバケモノじみてきました。もちろん歌はうまいのですが、それ以上に訴えかけてくる力が段違いに素晴らしい。圧力があるというんですかね。声の塊が襲い掛かってくる感じすらします。

 

昨年の比べて構成が上手くなってて、全体をソウルパート・ジャズパート・ロックパートの3部構成にしている為、ダレるところが一切なく実に気持ちよく歌を堪能できました。セットリストには言及しませんが、過去のアルバムからバランス良くまんべんなく選曲され、新曲やカヴァーも織り交ぜられています。久しぶりに『結晶』に入ってた「フレンズ」を聴いて改めて“イイ曲だなぁ~”と思わされましたし、一番苦手だと思っていたポニーキャニオン時代の楽曲も今の田島貴男の歌だと伝わってくるんです。

 

コンポーザーとしてもサウンドクリエイターとしてもギタリストとしても素晴らしいのが解るライヴですが、本当に歌うたいとしての凄みが一番解るライヴだったと思うのです。

ダブルアンコールのラストの「夜をぶっとばせ」で今回も涙ボロボロでした。若い頃のスタジオヴァージョンを聴いても泣きませんけど、今の田島貴男の歌でコレをやられると大サビで100%泣きます。私にとって、こんな曲は多分ほかにありません。あの瞬間の為に何度でも田島貴男の歌を聴きに行きたいとすら思うのです。

 

そして、いつかバンドセットのオリジナルラブのライヴも楽しんでみたいと願っています。

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嵐 「untitled」

2017-11-04 16:19:59 | 嵐 レヴュー

今年もまた嵐のアルバムレヴューの季節がやってまいりました。

今回は難産というか、いつもの様なレヴューが書ける自信がない(笑)

とりあえず、自分で納得できるだけ聴いて素直に思った事を書いてみます。

 

 

「untitled」(通常盤)

2017/10/18リリース

ジェイストーム

JACA-5685~5686

 

 

最初に通しで聴いた時にものすごく違和感があったのです。今思えば、その理由はハッキリしています。前作が素晴らしく自分の好みであった事。先行シングルのカップリングがこれまた好きな楽曲が多かった事。ここ数年の自分の音楽的嗜好としてアナログな生ドラムとエレキベースによるリズムセクションが作り出すグルーヴを好んでいた事。音数を詰め込みすぎない、隙間でグルーヴを出す楽曲が肌に合っていると感じていた事。

自分の音楽的趣味は常に一定ではなく、音楽を送り出す側も常に同じサウンドを繰り返す訳でもない。お互いのバイオリズムが噛み合う瞬間もあれば乖離が激しい時もあるという事ですね。

ただ、その違和感は何度も聴いているうちに薄れていきます。それは何よりもクオリティの高い楽曲を用意するスタッフと表現力をますます身に着けた彼らの力が感じられた事が大きい。

今回のタイトルが日本語で言えば“無題”とされている様にあらゆる方向に楽曲のタイプを振り回し、試行錯誤ではなく確信をもって軸をブレさせる攻めの姿勢が取れるようになったのは、間違いなく各人の歌の力が増しているからだと思うのです。

評論家の宗像明将氏がビートルズの『ホワイト・アルバム』のようだと喝破したのが一番腑に落ちる言葉でした。あらゆるジャンルを飲み込む多彩過ぎる音作りで賛否両論を呼んだビートルズ後期の問題作は今では個性的で質の高い楽曲の宝庫として評価される作品として歴史に名を刻んでいます。この「untitled」にも同じ様な匂いを感じる様になりました。

 

 

大好きだと自信を持って言える曲が満載という訳ではないけれど、クオリティの高い曲が詰め込まれているのは間違いないです。

収められているシングル曲は3曲とも、そんなに好みではないけれど(苦笑)

ただ、アルバム曲の中にツボにハマる曲があって、それは流石だなぁと思います。

 

「Green Light」はChristofer ErixonとJosef Melinが書いた曲をお馴染みの石塚知生がアレンジ。EDMだけどゴリゴリにベースが強い訳ではなくヴォーカルがちゃんと前に出る作り。この辺りは石塚氏の手腕を感じます。控えめながら存在感のあるべースは二家本亮介、カッティングが心地よいギターは福原将宜です。

「つなぐ」に関しては作曲:Peter Nord&Kevin Borg、編曲:Peter Nord&佐々木博史という布陣ですが、個人的には好みではないのは確か。佐々木氏らしいプログレッシヴなアレンジは健在。弦一徹のストリングスをあんな風にパーカッシヴに使う変態性も素晴らしいです(笑)ベース:松原秀樹、ギター:設楽博臣、三味線:小山豊、トランペット:中野勇介、トロンボーン:鹿討奏、テナー&バリトンサックス:村瀬和広、ストリングス:弦一徹ストリングスという豪華なバックも贅沢。

「未完」は作曲:Josef Melin、編曲:佐々木博史による超絶ミクスチャー。あらゆるジャンルを横断する構成は圧巻。ただ、個人的にはリード曲であるがゆえアルバムコンセプトを表現しようと詰め込みすぎたきらいはある。ギター:設楽博臣、トランペット:中野勇介・川上鉄平、トロンボーン:東條あづさ、テナーサックス:大郷良知、アルト&バリトンサックス:村瀬和広、ストリングス:弦一徹ストリングス。

 「Sugar」は作曲:iiiSAK&HIKARI、編曲:iiiSAKによるダンスエレクトロ。この曲、大好きです。多分アルバム本体で一番好き。エレクトロなのにちゃんと隙間がグルーヴィでヴォーカルワークの見事さが半端無い。この歌割りは私的嵐史上ナンバーワンかも。ハモの組み合わせとか実に新鮮。そして相葉くんのファルセットが堪らんくらいアーバン。シングライクトーキングやスクープオンサムバディの様な佇まいも見えるオトナのメロウグルーヴです。コーラスアレンジのHIKARIさん素晴らしい。

「Power of the Paradise」に関しては何度聴いても慣れない(苦笑)作曲:nobby、編曲:ha-jの組み合わせ。タイアップの性格上仕方ないが、このタイプのJ-POPが肌に合わないのは如何ともし難い・・・バックの壮大なストリングスは弦一徹ストリングス、ギターは2008年の嵐ライヴのバンマス:奥田健治。

「ありのままで」は作曲がChristofer Erixon、Joakim Bjornberg、Atsushi Shimadaのコライト、編曲がAtsushi Shimada。オールドタイミーな鍵盤にソウル風味を感じるミドルポップ。大好きという訳ではないけどアルバムのアクセントとしてこの位置にあるのは納得。ギターは河合英嗣。

「風雲」は作曲がErik LidbomとSimon Janlov、編曲がmetropolitan digital cliqueというお馴染みの面子による疾走するロックアッパー。グルーヴよりもスピード感と勢いが強いのがちょっと苦手。でも色んなタイプの楽曲を、というコンセプトからは外せないんだろうなと。ドラムはハイスタンダードの恒岡章、ベースはレキシのツアーでもお馴染みの山口寛雄、ギター:設楽博臣、オルガン:板倉真一という4リズム。

「I'll be there」作曲:Fredrik "Figge" Bostrom&佐原康太、編曲:佐原康太&metropolitan digital cliqueによるスウィングジャズテイストのダンスチューン。ベース:渡辺等、ギター:設楽博臣、トランペット:中野勇介・川上鉄平・田中充、トロンボーン:鹿討奏・鳥塚心輔、アルトサックス:村瀬和広、テナーサックス:庵原良司、バリトンサックス:大郷良知、チューバ:松永敦というゴージャスなホーンセクションは圧巻だが、どうしてもキレより圧の感じが身体の揺れを止めるのが個人的には残念。

「抱擁」の作曲はVictor Sagfors&Peter Boyes&Caroline Gustavssonというあまり馴染みのない名前。しかし編曲は信頼の吉岡たく(笑)この曲も好きです。ミドルテンポでもきっちりグルーヴがあってキャッチーなメロディが生きる今のR&Bチューン。ギターのカッティングとベースラインが実に気持ちいい。 

「Pray」は作曲:Erik Lidbom&wonder note<編曲:Erik Lidbomによる王道バラッドチューン。悪い曲じゃないんですが・・・ドラムに佐野康夫を使っているのが何故にこの曲なんだという気持ちはあります(苦笑)ギターは河合英嗣、ストリングスは室屋光一郎ストリングス。

「光」は作曲:久保田真悟・イワツボコーダイ・佐々木久美、編曲:久保田真悟という珍しく日本人だけのコライト楽曲。佐々木久美さんは長年、山下達郎のバンドでコーラスをされていた方でゴスペルにも造詣が深いのでクオリティの高いコーラスワークが堪能できます。心が弾む様なホーンはトランペット:吉澤達彦、トロンボーン:半田信英、アルトサックス&テナーサックス&ブラスアレンジ:本間雅人です。ベースは山口寛雄、ギターは設楽博臣、そしてゴスペルコーラスは佐々木久美(コーラスアレンジ)・TIGER・Lyn・佐々木詩織(久美さんの娘さん)、コーラスが草川瞬という布陣。ラスト1分のコーラスは少し泣きそうになります。良いメロディが染みます。

「彼方へ」は作曲:TAKAROT&iiiSAK、編曲:TAKAROT&河合英嗣による壮大且つ疾走するゴージャスな1曲。好みじゃないはずなんだけど、何故か聴けてしまうのが不思議(笑)というか、このアルバムはそのパターンがすごく多い気がするのです。その話は纏めで少し書こうと思いますが。

「Song for you」は作曲:Simon Janlov・wonder note・Kevin Charge・Erik Lidbom・SHIROSE・山下康介、編曲:山下康介というクレジットからわかる様に様々な曲調を盛り込んだ、ある意味で情報過多な一大組曲。しかし11分半という長さを感じさせずにさらっと聴かせてしまう、劇伴を数多く手掛ける山下氏のアレンジが流石です。そして、何よりもメロディが素晴らしいです。“出逢うべくして出逢い~”の辺りは本当に大好きなフックがあります。ゴージャス極まりないサウンドを支えるのは、ドラム:小笠原拓海(山下達郎のツアーメンバー)、ベース:須長和広(クオシモード)、ギター:遠山哲朗、ピアノ:佐々木博史、ストリングス:室屋光一郎ストリングス、フルート:高桑英世・森川道代、オーボエ:荒木奏美、クラリネット:中秀仁、ファゴット:長哲也、トランペット:西村浩二・菅坂雅彦・二井田ひとみ、トロンボーン:中川英二郎・半田信英、バストロンボーン:藤井良太、アルトサックス:吉田治・本間雅人、テナーサックス:庵原良司、バリトンサックス&フルート:山本拓夫、ホルン:ジョナサン・ハミル(東京交響楽団プリンシパル)・加藤智浩・小谷晋一・井上華、チューバ:柏田良典、ハープ:朝川朋之、パーカッション:萱谷亮一、大場章裕という完全にオーケストラな面々。贅沢に予算かけてるなと思います(笑)

 

ボーナスディスクに収められた5曲についても少し。

 「バズりNIGHT」は作曲:A.K.Janeway・多田慎也、編曲:A.K.Janewayによる往年のパラパラ的エレクトロダンスチューン。しかしどうにも下半身が動かないタイプの曲なのが苦手。

しかし、次の「夜の影」が最高に素晴らしい。作曲:MIC・Soma Genda、編曲:Soma Genda・Captain Bによるチルでトロピカルハウスな色っぽいナイトR&B。ここでの大野智・二宮和也・松本潤のヴォーカルが本当に成長とポテンシャルを感じる訳です。

「UB」は 作曲:Samuel Waermo・Stefan Ekstedt・Didrik Thott、編曲:佐々木博史による温かみを感じるミドルポップチューン。ギター:設楽博臣、ピッコロトランペット:中野勇介、トロンボーン:鹿討奏、ホルン:柳谷信、ソプラノサックス:副田整歩、カヴァキーニョ&ブズーキ&マンドリン:田代耕一郎、パーカッション:土屋吉弘、ストリングス:弦一徹ストリングスによる壮大なバックトラックが如何にも佐々木氏のお仕事だなと感じます。

 「Come Back」は作・編曲をSUPA LOVEの田中直が手掛けた粘るヒップホップチューン。ドラムに佐野康夫を使う贅沢仕様(笑)ギターは河合英嗣、コーラスは草川瞬です。

「カンパイ・ソング」は作曲:Kehn mind、編曲:河合英嗣による文字通りのパーティチューン。ドラム:恒岡章(ハイスタンダード)、ベース:TOKIE、トランペット:佐々木史郎・小林太、トロンボーン:河合わかば、テナーサックス:吉田治、バリトンサックス:鈴木圭、ブラスアレンジ:菊谷知樹。

 

ということでダラダラと書いてきた訳ですが、今の段階ではこのアルバムは評価が難しいです。確かに好みの楽曲が多い訳ではないです。でもちゃんと1枚聴ききれてしまう。好きな曲は何度も聴いてしまう。そういった意味で酷評するのも違う。今、決めなくても良いなと思わせる魅力もある。そういった意味でもチャレンジングな未完で無題のアルバムなだと納得する訳です。

 

そして、ちゃんと聴き切れてしまう最大の要因が彼らの歌にあるんだと思うのです。5人が皆、きっちりと歌の力を増している。ちゃんと心に響く良い声になっている。ポップスにおける歌は正確に歌うスキルが魅力ではないのです。勿論、彼らのスキルが上がっているのも確かですが、それ以上に歌を届ける事に長けてきたなと感じるのです。櫻井くんの歌は失礼ながらラップ以外の部分で魅力を感じる様になりました。とても素直に真っすぐ歌を届ける力に満ちています。二宮くんは色気溢れるファンクな楽曲にも力を発揮する様になり、ますます全体を支える圧の強さが増したと思います。松本くんはハモだけでなく主線での技法や表現力に成長を感じますし、元々音楽の趣味が良いのも相まって良い歌い手になったなと。相葉くんは本当に素晴らしいファルセットの使い手になったと思います。声のワシャワシャ感が若干引いたことで生来の声のクセが最高のフックになった。そして、高いスキルと表現力を持つ大野くんは周りの成長を受けて更に高みに行こうとしている。5人が5人、歌い手として強くなってるのをアルバムから感じます。このアルバムはもっと先を見据えた習作なのではないかと壮大な想像をしてみたくなる(笑)

 

ただのポップス好きのオッサンがこのアルバムを聴いて感じたのは、彼らのこれからが楽しみだなという期待です。今は落胆も嘆きも一切ありません。これからも折に触れ、私好みなグルーヴチューンが彼らのレパートリーに加わる事を楽しみにしながら待とうと思うのです。

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俺の邦楽100曲(仮) その29 SCOOBIE DO“GET UP”

2017-11-02 22:51:27 | 俺の邦楽100曲(仮)

ファンキー4ことスクービー・ドゥ―のメジャーデヴューEPのリード曲。

深夜のテレビかなんかで見て(聴いて)実にファンキーなカッコ良さの虜になりました。

ブラック・ボトム・ブラス・バンドのホーンを加えたサウンドの厚みも堪りません。

 

 

SCOOBIE DO-GET UP

 

 

彼らの魅力は鉄壁のリズムセクションとスイートでソウルフルなヴォーカルは勿論ですが、何よりもギターのマツキタイジロウが弾く最高にカッコいいギターとコンポーザーとしてのポテンシャルの高さ。

新作が出る度に最高を更新していく彼らですが、やはり最初に好きになった曲は忘れがたいのも事実。

今でも思い出した様に聴きたくなるのです。

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俺の洋楽100曲(仮) その28 DARYL HALL & JOHN OATES“She's Gone”

2017-11-01 21:44:42 | 俺の洋楽100曲(仮)

ダリル・ホール&ジョン・オーツには好きな歌がたくさんありますが、その中でも印象深いのが「シーズ・ゴーン」です。

初期のヒット曲なのでリアルタイムで聴いた訳ではありません。

「プライベート・アイズ」や「マンイーター」がヒットした時に過去の音源を漁っていて、このソウルフルなバラッドチューンに出会いました。

 

 

HALL & OATES-She's Gone

 

 

ブルーアイドソウルならではの洗練されたサウンドとメロディに、ダリルのエモーショナルなヴォーカルが絡まる心に染みる一曲です。

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俺の邦楽100曲(仮) その28 FLYING KIDS“幸せであるように”

2017-10-31 23:00:09 | 俺の邦楽100曲(仮)

“三宅裕司のいかすバンド天国”(通称:イカ天)の初代グランドキングであるフライング・キッズが1990年にリリースしたメジャーデヴュー曲。

彼らが勝ち抜いていた時は私が住んでいる地方ではオンエアがなかったのですが、その後に放送される様になってアンソロジー的なプログラムで見た時に一発で虜になった記憶があります。

 

 

FLYING KIDS/幸せであるように

 

 

ファンクをベースにした日本語ポップスをメジャーフィールドに乗せたという意味で彼らの果たした役割は大きかったと思いますし、何よりもこの曲が本当に素晴らしく良く出来ていて何十年経ってもイイ曲だなぁと感じる名曲です。

 

説得力溢れる浜崎貴司のヴォーカルも最高ですし、間奏の丸山史朗のギターソロがとにかく大好きです。

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俺の洋楽100曲(仮) その27 Boston“Peace of Mind”

2017-10-30 21:44:10 | 俺の洋楽100曲(仮)

ビートルズからプログレ、ザ・バンドやライ・クーダーのようなアメリカのバンド、ハードロック、AORやソフトロックなど色々と変遷を経て今の音楽の好みが形成されていく訳ですが、その途中には大ヒットした産業ロック然とした如何にもな楽曲が数多く身体に染みついていたりします。

 

1976年にリリースされ2000万枚近いセールスを誇るボストン『幻想飛行』に収められた「ピース・オブ・マインド」もイントロ聴きたさで何百回とレコードを回したものです。

 

 

Boston - Peace of Mind

 

アコギから分厚いギターに繋がるイントロは今聴いてもテンションが上がります。シンセもコンピュータも使わず作り上げられた重厚な多重録音サウンドにトム・シュルツの凄みを感じます。

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俺の邦楽100曲(仮) その27 サノトモミ“追憶の鏡”

2017-10-29 22:31:56 | 俺の邦楽100曲(仮)

流線形のゲストヴォーカルとしても知られるサノトモミさんが2005年にリリースしたソロアルバムから。

このアルバムで一番好きな曲ですが、貼り付けている動画は途中でフェードアウトしていますので是非音源を入手していただければ嬉しい。

プロデュースは往年の角松敏生バンドでキーボードを担当していた林有三さんです。

 

 

サノトモミ - 追憶の鏡

 

 

ユーミンを思わせるアーバンメロウな楽曲にスムースさと危うさを併せ持つサノさんのヴォーカルが実に心地よい名曲です。

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俺の洋楽100曲(仮) その26 Boz Scaggs“Lowdown”

2017-10-28 22:55:17 | 俺の洋楽100曲(仮)

言わずと知れたAORの金字塔。

ボズ・スキャッグス、1976年の大ヒット。

今日、この曲をピックしたのは極めて個人的な理由です。

大好きなアイドルでフィロソフィーのダンスというグループがいるのですが、彼女たちのクラウドファンディングのリターンでライヴCDが届きまして、その中に収められている「ベストフォー」という曲のイントロ辺りが「ロウダウン」のオマージュになっていたりします。

ギターの音色やフレージングにライトメロウに対する愛を感じるのです。

 

Boz Scaggs - Lowdown

 

 

軽やかにアダルティに気持ちよく身体を揺らすメロウグルーヴは今でも、というか今の方がグッとくると思うのです。

後にTOTOになるバックの演奏も素晴らしい。

 

 

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俺の邦楽100曲(仮) その26 Paris Match“deep inside”

2017-10-27 17:00:49 | 俺の邦楽100曲(仮)

パリスマッチが2001年にリリースした4thシングル表題曲。

この曲が収められた翌年リリースのアルバム『typeⅢ』は、ゼロ年代のJ-AORを代表する名盤だと思っています。

 

Paris Match / deep inside

 

杉山洋介が作るスタイリッシュでグルーヴィなバックトラックと、小西康陽に“現在の日本で最高の女性シンガーの一人”と言わしめるミズノマリのヴォーカルが見事に融合する大好きな1曲。

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俺の洋楽100曲(仮) その25 Yes“Roundabout”

2017-10-26 22:34:22 | 俺の洋楽100曲(仮)

YMOからビートルズにハマった私は、何故かプログレッシヴロックにいくことになります。

キング・クリムゾンやピンクフロイド、イエスといった有名どころだけでしたが。

そんな中で一番好きになった曲がこの「ラウンドアバウト」です。

 

 

Yes - Roundabout

 

 

イントロで聴こえてくるクリス・スクワイアの弾くガリガリと硬質なベースの虜になりました。

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俺の邦楽100曲(仮) その25 YMO“Mad Pierrot”

2017-10-25 21:26:04 | 俺の邦楽100曲(仮)

イエロー・マジック・オーケストラのデヴューアルバムに収められた「マッド・ピエロ」は先日、星野源がライヴでカヴァーしたことでも有名になりました。

私は小学校から中学校になる頃にYMOと出会い、彼らがカヴァーした「デイ・トリッパー」からビートルズにハマって洋楽を掘る中高生になっていった訳ですが、その前段階でYMOのアルバムも聴いていく中で最も好きになった曲がこの「マッド・ピエロ」です。

 

 

Mad Pierrot - YMO

 

 

当時、画期的だったシンセサウンド云々は置いといて、まず素晴らしいと思うのはそのメロディライン。

特に冒頭部分のダイナミックでスリリングなフックの強い旋律は今聴いてもゾクゾクします。

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俺の洋楽100曲(仮) その24 Curtis Mayfield“Move On Up”

2017-10-24 21:59:57 | 俺の洋楽100曲(仮)

前エントリーからのファンキー繋がりで(笑)

ブラディオのメンバーはもちろん好きだろうなと思うんだけど、今イチオシのアイドル“フィロソフィーのダンス”もこの曲にインスパイアされた楽曲をやってたりします。

昨今のファンキーグルーヴの根底にはカーティスがいると思うのです。

 

Curtis Mayfield - Move On Up

 

 

イントロのフレーズ一発で空気を支配するシャープなホーン。歌に被せられる身体を揺らすストリングス。グルーヴを増幅するパーカッション。

どこを取ってもグルーヴィなファンクチューンのお手本の様な名曲。

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俺の邦楽100曲(仮) その24 BRADIO“Golden Liar”

2017-10-23 21:44:51 | 俺の邦楽100曲(仮)

ここ数年に行ったライヴで初見の衝撃が一番大きかったのがブラディオです。

ファンキーグルーヴをベースにしたソウルフルなロックバンドというのはいくつかありますが、彼らの佇まいから漂うオーラの強さは格別でした。

前エントリーのディープ・パープル「バーン」同様に、何十年経ってもカッコいいと思えるだろうなという普遍性が、この曲にはあります。

 

 

BRADIO - Golden Liar (OFFICIAL VIDEO)

 

 

彼らの強みは真行寺貴秋の強力なヴォーカルに加えてコーラスの巧みさにあると思っています。それはライヴでも全く遜色ありません。

機会があったら是非ライヴを体験して欲しいバンドです。

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