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こころ虹色水色空の彩

~心ニジイロミズイロソラノイロ~

空と水と石と花と夢とヘミシンク。

やがて来る春への準備

2011年10月17日 22時40分09秒 | 植物
春っていうのは、なんでも事前準備が必要で、自然界でも人生でも、
下準備とか試練が必要です。

春に咲く花ってのは、今頃からもう準備しないとダメなんですね。
球根なら今ごろ植えて、種なら今ごろ撒く。
そして、冬の厳しい寒さを耐えて、春にきれいな花が咲くわけです。


まさに、人生もそうなんだよと教えてくれているようですが。
今、経験してる厳しい冬の時代も、やがて来る春の時代の為に必要なことなんだよ、と。

と、そういう話は置いといて。
(ま、いちおうスピ系のブログなんで、そっち系のノリでも書かないと読者さんが
逃げてしまいそうですからね。)

長年植物を育てていると、だんだんそういうことが実践でわかって来ますね。
ホントに。哲学的になってきます。

いちおうね、チューリップ以外の春の花ってね、春になってから撒いてもいちおう芽は
出るし、育つことは育つんですよ。ビオラとかパンジーとか、スイートピーとか・・・

ただね、冬を経験してない↑こいつらってのは、貧弱なんだよ。なんかひょろひょろ
してるし、花もパっとしないボーっとしたような花になっちゃう。しかも、虫にも
喰われやすいし、病気にもなりやすい。


それが、今ごろ(秋)に種を撒いたり植えたやつってのは、もうハンパじゃないほど
美しく咲く。シャキーンとしてて、葉や花の色も鮮やかで・・・

まさに、厳しい冬を乗り越えて、がんばりましたっていう風格が出る。人間も同じような
気がするな。

こういう話は長くなるので、ここではやめときますけどね。







ということで・・・・・

今日はチューリップの球根を植えました。



チューリップ栽培の極意 

①チューリップは、9月上旬市場に出回り始めの方が「ぷっくり太った」良質のものが
 売ってるので、それを早いとこ確保すべし。

②植えるのは、10月下旬。
 気温の落ち込みが安定してきた頃がよい。
 9月や10月の上旬だと、まだ夏日みたいな気温になる時があるのであまりよくない。

③植える前に殺菌。




あと1週間位遅い方が、本当は理想なんだけど、もしかしたら、その頃は時間取れないかも
しれないので、今日植えちゃいました。

9月初旬に園芸店を辞めた時に最後に買っておいたピンクのチューリップ。
・品種名  ミストレス
・色    ピンク
・生産地  オランダ
・種苗業者 サカタのタネ


このまま植えてもいいんだけど、いろんな園芸書を見ると「殺菌してから植えたほうが
いい」ようなことが書いてあるので、いちおうそれに従う。
だって、病気になって、きれいな花が咲かなかったらイヤだもんね。


         



写真右端の総合殺菌剤(ダコニール1000倍液=キャップの1メモリ分の薬剤を1000倍の量の水に溶かす)に
約30分ほど浸す。30分ただ待ってるのもヒマなので、その間、庭の雑草ぬきや、他の植物の
剪定などの手入れをしていると、あっと言う間に30分。

  
              
              手で直に触らないように、園芸用のトングで取る。



そして土に埋めました。チューリップはこうしてけっこう密植(ぎゅうぎゅう詰め)ぐらいが
咲いた時、華やかでいいです。そして土をかぶせます。




              
               小さなプランターにも植えてみる。もちろんこの上にも
               土をかぶせます。

               これは冬の間、外に置いておきますが、
               (チューリップは冬の寒さを経験しないと咲きません。)
               春先、蕾が出たら部屋に入れて楽しみたいと思います。





で、さっきのバケツの薬剤、使い終わってそのまま捨てるのももったいないので、ダイン
(貼着剤)とマラソン(殺虫剤)も同量混ぜ、庭のバラなどに散布しました。


貼着剤とは、薬がよく葉につくように接着剤の役割をするものです。

貼着剤と殺虫剤と殺菌剤は同じ水に溶かしてもOKです。

但し、異種の殺虫剤同士や、異種の殺菌剤同士を一緒の水に混ぜてはいけません。


             
              スプレー容器に入れ替え、散布します。
              葉の裏側にもたんねんに。






      


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