
先週、テニスのスクールでコーチと打ち合っていると、「膝をちゃんと曲げてなきゃ」と言われた。
テニスを始めたころから、いつもファアハンドストロークの際に棒立ちになってると言われ続けていて、スクールに通うようになった最近では意識して膝を曲げるようにしていた。
なので、「曲げてるつもりなんですけど...。」と言うと、「踏み込みでは曲がってるけど、打つ前に膝が伸びて立ち上がっちゃってるんで、手打ちになっていてボールに体重が乗っていないだよね」と教えられた。
なんてこった!
せっかく意識して曲げていたのだが、当たる前に伸び上がっていたとは...。
まともに習った期間は短いとはいえ、長い間テニスをやってきて誰も指摘してくれなかった。
誰かもっと早く言ってよと愕然とした。
その後5分ぐらいで、苦手なフォアが大分改善された。
体重が乗るので、グリップがぶれることも無いので安定性が増して、大分ネットをする癖が影を潜めた。
そして今日、一週間ぶりにラケットを握ったが、すこぶる調子が良かった。
スクールでコーチと打ち合ってる時間なんてたいしてなくて、殆どの時間は生徒同士で打ち合うものなんだが、何気ない一言が凄く勉強になることがある。
なんて、普段はろくに人のいう事聞かない俺がことテニスに限るとこんなに神妙に人の意見を聞くなんて、余程のテニス中毒だ...。