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NY終値、東京寄り付き

2007年03月30日 10時19分37秒 | Weblog
29日の米株式相場は上昇。ダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比48ドル39セント高の1万2348ドル75セント。
ロンドン株式相場は反発。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ57.0ポイント高の6324.2。
フランクフルト株式相場は反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比80.19ポイント高(1.18%上昇)の6897.08。
ニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落。前日比1円25銭円安・ドル高の1ドル=118円ちょうど―10銭。
ニューヨーク債券相場は続落。長期金利の指標である表面利率4.625%の10年物国債利回りは前日比0.02%高い(価格は安い)4.64%。
2年物国債の利回りは前日比0.03%高い4.59%。
米財務省証券(TB)3カ月物金利は前日比0.01%低い4.89―4.91%。
米国債先物は小幅安。10年債先物6月物終値は前日比4/32安の1088/32、Tボンド6月物終値は同1/32安の11118/32。
推定売買高は10年債先物は107万1655枚、Tボンドは32万7637枚。
30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸で始まった。
寄り付き前の大口成り行き注文は、買いが3640万株、売りが2580万株で差し引き1060万株の買い越し。
日経平均先物6月物は続伸で始まった。寄り付きは前日比60円高の1万7330円で、寄り付き時点での売買高は3412枚だった。
シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物6月物は前日の清算値と比べ40円安の1万7250円で寄り付いた。
東京外国為替市場で円相場は続落して始まった後、もみ合い。9時時点では前日の17時時点に比べて72銭の円安・ドル高の1ドル=118円13―16銭前後で推移。
短期金融市場で、無担保コール翌日物金利は日銀の誘導目標(0.50%前後)を大きく上回る0.75%程度に上昇して始まった後、徐々に上昇幅を縮めている。日銀が1兆円の資金供給オペを通知した後、外国銀行が0.63―0.65%程度に調達希望金利を引き下げている。
円―円スワップ金利は前日に比べ上昇。ブローカー経由の金利気配は2年物が前日比0.00250%高い0.93125―0.97125%、5年物が同0.00625%高い1.32375―1.36375%、10年物が同0.00625%高い1.78750―1.82750%で推移。
債券相場は反落している。先物中心限月の6月物は前日比8銭安の134円10銭で寄り付いた。
現物債市場は閑散。新発10年物国債である285回3月債の利回りは、業者間市場で前日比0.020%高い1.660%。