曇り 後々 晴天・・・その3





吸排気やECMを一通り制覇したオーナーさん。
次なる課題はフットワークです。

オーナーさんの愛車はversionSTですので純正でもRAYS製 鍛造19inchホイールを装着されているスポーツモデルです。
現状で特に大きな不満がある訳ではないのですが、やはり「バネ下荷重の低減」と言うモノには興味もありますし、
ホイール1つで車そのものの表情が変わることにも興味がある。
あわせて、車高ダウンをホンの少しだけでも行うとモット恰好良いだろうな!と言うことで今回は足元を触ってみました。

選んで頂いたホイールはRAYS RE30 フォーミュラーシルバーです。
例えば純正RAYSと同サイズのRE30を選んだ場合 どの程度軽くなるのか興味ありませんか?
純正RAYSはデザイン性と強度を両立していますので重さはそこそこで1本約11kgです。 
それがRE30でしたら9jjで8.9kg 10jjで9.25kg
ざっと考えてもバネした8kgの低減です。 これはバネ上で考えましたら80kgの軽量化に匹敵すると言われています。

「ホイールを交換したら乗りやすくなった」 
そうコメントしてくださる方が多いですが、勿論タイヤそのものの性能が高く転がり抵抗の低減で乗りやすくなっているパターンもあるかと思いますが、今回のようにタイヤは純正を再利用してホイールだけを交換しても、その効果は恐ろしいほど高く
「ガタガタ道を走っても、ステアリングにブルブルとくる振動がウソみたいに消えてしまったよ!」
って楽しそうに電話してきてくれるオーナーさんには軽量ホイールの恩恵をしっかりと感じ取ってもらうことが出来たようです。

そして組み合わせた車高ダウンスプリングは独アイバッハPRO-KITです。
あまり極端に車高を下げたくないとの要望でしたので、純正比-15mm程度の軽いローダウンスプリングを選んでみました。
バネレート表記が若干高めでしたので乗心地が少し気になりましたが、実際に組んでみると全然硬さなんかは気にならず、むしろ純正よりも乗り心地がよくなった程のレベルでした。
これはデュアルレートスプリングのお陰で、初期タッチがマイルドなんですね。 それでいて奥の方でググッと高レートスプリングの力を発揮。 車高ダウンスプリングとしては最も理想的な動きになってくれました。

「日産の車って感じだった愛車が、だんだんと自分の車って気分になってきた。 これからが本番だね!」

そう言い残すと いつものドライブコースへ走りに行く オーナーさんなのでした。



 
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