ダプール・バリ 神々の島の台所

インドネシア・バリ島から愛をこめて。

ジャンブー

2015-06-09 11:53:10 | 日々雑記
我が家の中庭に、大きなジャンブーの木があります。



バリで「ジャンブー」と呼ばれるこの果物は、インドネシア語では「Jambu Air(ジャンブー・アイル)」、
日本語で「レンブ」または「ジャワフトモモ」、英語では「Rose Apple」とか「Water Apple」とか「Water Cherry」とか。
マレー半島原産、台湾や沖縄でも作っていて、季節になると流通しているそうです。



英語名から想像できる通り、リンゴまたは梨を水っぽく、さらにスカスカにしたような、シャリシャリした食感で
よく言えば「ほんのり淡白な酸味と微かな甘み」、
悪く言えば「気が抜けたようなはっきりしない味」。
でも清涼感があって、私は好き。



ジャンブーは色も味もちょっとずつ違う種類があり、中には甘いもの、臙脂色のものもあるようです。
画像のように鈴なりに生って、熟し出すと朝昼晩、時を選ばずボトボトと落下します。
地面が固いとグシャリと潰れたり割れたりして汚れてしまうので
二人でこんな道具を使って収穫したりします・・・



・・・が、なかなかカゴの中にうまく落ちてくれません。



朝夕の庭そうじがたいへんですね。(←ダンナさまの担当なので、まるで他人事・笑)

私が嫁に来た頃は庭にグアバの木もあったのに
「枝が伸びすぎる」という理由でいつのまにか根元から伐採されてしまいました。
だったら邪魔な枝だけ切ればいいのに、もったいない。
バナナやパパイアは成長が早いけど、いくら常夏だからとはいえ実るまでに何年も待たなければいけない木も多いんです。

自家調達できる果物って、豊かな感じがして嬉しいですよね。
しかも完全無農薬・無肥料。
裏庭には、やっと2mくらいに伸びたアボガド君がいます。
元気に育ってくれるよう、毎日声をかけているんですよ。うふ。





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