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セリ系 と 酷似花

2017年05月13日 | 【酷似した草の区別】

難易度 ★★★★★

◎ オヤブジラミ と ヤブジラミ

 共に セリ科で背丈30~70cm。
 オヤブジラミは もの凄く小さい花で2~4個の花をつけ春4~5月開花。
 ヤブジラミは 4~10個の花を付け夏5~6月開花。
 ヤブジラミの花びらは5枚でハート型。
 オヤブジラミの花びらは分からないほど小さい。

 

◎ ヤブニンジン

ヤブジラミ同様セリ系だが 花に特徴が有る。


◎ シャク
 セリ科。
 背丈が80cm以上に成長し沢の砂地を好む。
 春から梅雨頃まで開花し多くの花を付ける。
 花びらは5枚。
 


◎ セントウソウ
 セリ科
 背丈30cm以下で花茎だけが延びている。
 葉はほふくして10cm以下になり セリ葉と言うより菊葉に近い。
 花びらは5枚。


背丈で言うと
シャク>ヤブジラミ>セントウソウ


別の花だが イワセントウソウ という小さな花もある。

尚、セリ葉ではない。


更に 花がよく似ているものに
ツルカノコソウがある。
花だけ見ると区別がつかないので気をつけよう。

 

◎ カノコソウ と ツルカノコソウ と ノヂシャ

 

 この3つは セリ葉と違うので区別が付く。
 ・カノコソウは 5枚花びらで多少ピンク色が混じりオミナエシのように花が群がる。
  花は4~7mmの筒状で背丈40~80cm。
 ・ツルカノコソウ 花2mmほどで背丈40cm以下。
  特に ツルカノコソウは花の下にセリ葉でない三つ葉(中葉が長い)がある。
 ・ノヂシャは 同じく5枚花びらだが、葉がハコベのような丸い葉。

 


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