宮崎の方言では、
それ、かわいくね?
あれ?雨じゃね?
みたく言うときに、
それ、かわいいこっせん?
あれ?雨やこっせん?
って言うことがある。
この言い方は、既に、
岸江(1996)「宮崎方言の動向一方言の世代差と方言意識一」
早野(2007)「宮崎県の言語動態一宮崎県南部域を中心として一」
に指摘があって、
方言研究界隈では
新しい言い方として
有名(?)である。
同じような表現だもんで、
博多で見たあのCMを
宮崎語化してみる。
http://takayama78.jp/movies/index/page:2.html
CM一覧>16.08.19
~宮崎語版~
A: 物ん値段て誰が決めちょっと?
カ: 店ん人やろ。
B: したら、100万円で売ったら儲かるこっせん?
C: 一億円で売ったらボロ儲けやが。
カ: そんげな商売はすぐん廃れっとよ。
物に値段をつけっとは、知識と経験、
ほして、客ん笑顔が見てえっちゅう
気持ちが大切やとよ。
A: そこまで熱くならんくていいこっせん?
カ: え?
B: 僕たちまだ子供やこっせん?
C: 高山君、大人げねえこっせん?
宮崎語の「こっせん」は、
オイラの内省では
下降イントネーションは
無理なもんで、
ボロ儲けやん↓
に対して、
ボロ儲けやこっせん↓
とは言えない。
今でも覚えとるけど、
この「~こっせん?」は
オイラが中学生のころ、
つまり1990年代初頭に
流行って、よう使いよった。
使ってた自分たちにも、
使い始めてんなー
っていう意識があって、
面白がって、
こっせん五段活用
~こっさん?
~こっしん?
~こっすん?
~こっせん?
~こっそん?
とか語尾にくっつけて
遊びよった。
もちろん、こんげな
五段活用は全くないw
多分中学生になって、
国語で活用とかの文法を
体系的に勉強したてで、
皆言いたくて言いたくて
仕方なくて、
流行りの言葉に乗っけて
言いよったんや
ないやろか?
今はどうやろか?
中学の頃にこの言い方を
使い始めたアラフォーの
おっさんは宮崎に帰れば
使う気がするけんど、
若者は使うんやろか?
宮崎帰ったら
聞いてみらなイカーン!
参照資料:
高山質店>CM一覧>16.08.19
http://takayama78.jp/movies/index/page:2.html
(アクセス日:2017年2月11日)
岸江信介(1996)「宮崎方言の動向一方言の世代差と方言意識一」『比較文化』2
早野慎吾(2007)「宮崎県の言語動態一宮崎県南部域を中心として一」『國文學解釈と鑑賞』72−7
それ、かわいくね?
あれ?雨じゃね?
みたく言うときに、
それ、かわいいこっせん?
あれ?雨やこっせん?
って言うことがある。
この言い方は、既に、
岸江(1996)「宮崎方言の動向一方言の世代差と方言意識一」
早野(2007)「宮崎県の言語動態一宮崎県南部域を中心として一」
に指摘があって、
方言研究界隈では
新しい言い方として
有名(?)である。
同じような表現だもんで、
博多で見たあのCMを
宮崎語化してみる。
http://takayama78.jp/movies/index/page:2.html
CM一覧>16.08.19
~宮崎語版~
A: 物ん値段て誰が決めちょっと?
カ: 店ん人やろ。
B: したら、100万円で売ったら儲かるこっせん?
C: 一億円で売ったらボロ儲けやが。
カ: そんげな商売はすぐん廃れっとよ。
物に値段をつけっとは、知識と経験、
ほして、客ん笑顔が見てえっちゅう
気持ちが大切やとよ。
A: そこまで熱くならんくていいこっせん?
カ: え?
B: 僕たちまだ子供やこっせん?
C: 高山君、大人げねえこっせん?
宮崎語の「こっせん」は、
オイラの内省では
下降イントネーションは
無理なもんで、
ボロ儲けやん↓
に対して、
ボロ儲けやこっせん↓
とは言えない。
今でも覚えとるけど、
この「~こっせん?」は
オイラが中学生のころ、
つまり1990年代初頭に
流行って、よう使いよった。
使ってた自分たちにも、
使い始めてんなー
っていう意識があって、
面白がって、
こっせん五段活用
~こっさん?
~こっしん?
~こっすん?
~こっせん?
~こっそん?
とか語尾にくっつけて
遊びよった。
もちろん、こんげな
五段活用は全くないw
多分中学生になって、
国語で活用とかの文法を
体系的に勉強したてで、
皆言いたくて言いたくて
仕方なくて、
流行りの言葉に乗っけて
言いよったんや
ないやろか?
今はどうやろか?
中学の頃にこの言い方を
使い始めたアラフォーの
おっさんは宮崎に帰れば
使う気がするけんど、
若者は使うんやろか?
宮崎帰ったら
聞いてみらなイカーン!
参照資料:
高山質店>CM一覧>16.08.19
http://takayama78.jp/movies/index/page:2.html
(アクセス日:2017年2月11日)
岸江信介(1996)「宮崎方言の動向一方言の世代差と方言意識一」『比較文化』2
早野慎吾(2007)「宮崎県の言語動態一宮崎県南部域を中心として一」『國文學解釈と鑑賞』72−7
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