大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

イタリアン大工

2006年01月15日 | J-ワークス
J氏いきつけのイタリアンレストラン「Cピタノ」でパーティだ。
ワインで乾杯、ピッツァ、パスタ、etc…。
今日はなんとすべてJ氏のオゴリなのだ!
なぜか静岡のKi氏も来ている。



夕方、日も落ち、店内は満席。
家族連れやカップルを横目に、怪しい職人集団が真ん中をドンと占領する。

美味かった。「Jさんご馳走様!」
それにしてもあの「ペペロンチーノ」…
自分ちでつくるものと、なんであそこまで味が違う?

(写真=厨房にあるカマには感動!「ぜひ、家に造ってみて下さいよ」と笑うシェフ)





せっかく大工も集まることだし、あまりに申し訳ないので、昼間のうちに、みんなでJ氏の仕事を手伝っておいた。
Y田邸の棟上だ。
今日は2階の柱まで。

ご馳走になったことだし、明日も手伝うか…。



仕事納めのエクスプレッソ

2005年12月30日 | J-ワークス
K保氏とJ氏の鑿(のみ)が届いていた。

雪のためか、遅れていたのでヤキモキしていたのだが、ようやく安堵のK保氏。
はるか新潟県から届いた鑿を自分で使いやすいよう調整するK保氏とJ氏。
カツラと呼ばれる叩く部分の指輪のようなワッカを一旦はずし、柄を削り、程よい深さにもう一度入れなおす作業だ。

その様子を見ていて、思わず私もその刃物やさんへ注文してしまった。
「叩き鑿」など、ちょうど欲しいものがあったので、次回のJ氏の「ツキ鑿」と一緒に送ってもらうことになった。




さていよいよ、J氏のところも仕事納め。随分追い込んだ。
これで新年、中旬の棟上は大丈夫だろう。

いよいよ自分も重い腰を上げて、自身の仕事にかからなければ…。




最後にJ氏のふるまってくれたエクスプレッソを頂く、K保氏、K端氏、と私。

とはいうものの、自営業大工の本当の仕事納めは、自分ちの倉庫、トラックなんかを片付けることなんで…。

ああやっぱり来月2日くらいが「仕事納め」だな。
んで、仕事はじめは4日くらい???

たまには人並みに正月休んでみたい(苦笑)。



食道楽

2005年12月28日 | J-ワークス
J家で今日食べたもの

Y田邸の刻みも追い込み!
なにかと、J家での食生活は豊かなのだ。



昼食
持参の弁当+J家の「鹿」の味噌汁


鹿の味噌汁がこんなにうまいとは知らなかった。
臭みがある…っていう先入観で、刺身以外ではあまり食べなかった「鹿肉」だが、味噌汁にすることでまったく生臭くなくなる。おかわりをしてしまった。

ごちそうさま!




ツマミ食い
アナゴの白焼き


J氏の親父さん(通称じっちゃん)が、焼いてくれた。
頭ごと食べた。帰りにお土産に持たせてくれた。
焼きたては、そのまま何もつけなくてもうまい。

ごちそうさま!




3時休憩
干し芋


久々に食べた。残念ながら1枚しか残っていなかった。
妙にうまい食べ物だとおもう。

ごちそうさま!




あらゆるもの…。
「素朴」がいいと、あらためて思った一日。
そう、食べ物に限らず…。





生きる

2005年12月27日 | J-ワークス
とりあえず「蔵」の工事は、自分の受け持ったところが終わり、次の街へ旅立つこととなった。
完成まで手伝えないのが残念。今年は本当にこんなのが多い。

年内は、J氏の手伝い。新築のY田邸の刻みだ。





ここで、意味不明の言葉に遭遇。

「生きる」

そう書かれた材木。
「深さ一寸」とか、「裏まで抜く」などと、補足説明を、材に書き入れることはよくあるが、こんな説明ははじめてだ。
「…」

「『生きる』ってどういうことや?」
一緒に仕事をしているK端氏も、首をかしげる。
「まあ、つらいことがあっても、くじけちゃだめだよ…」ってことだよな。
と、妙に納得して仕事を続けた。




Y田邸が着工

2005年12月19日 | J-ワークス
J氏の現場「Y田邸」が着工。
「遣り方(やりかた)」と呼ばれる、仮設工事の応援に現場へやってきた。
この、杭と板で、家の水平と、位置を決め、まもなく基礎工事にかかるわけだ。

県北部ではかなり雪が積もっているらしいが、ここ松阪では、まったく無い。