マインズ

塾長のひとりごと

大不況時代 岩手日報の記事から

2008年12月21日 | Weblog
岩手日報にこんな記事が載っていました。

要点
「一間のアパートに派遣労働男性36歳・妻33歳・小3女子・小2男子・生後5ヶ月女子の5人で暮らしているご家族。神奈川県から岩手県に派遣されたが11月に雇い止めされた。手取りは20万円だったが、これでも5人が生きていくのにはぎりぎり。それなのに今はもう仕事がない。昼夜のアルバイト掛け持ちで当面の生活をしのごうと考えている。つらいなと唇をかみしめた。」

感想
自分の17年前28歳の時のことを思い出していた。情けない恥ずかしい話だが、結婚したのに都落ちして無職。岩手の実家でアルバイト生活。給料は10万円。生活費を稼ごうとしてパチンコ通い、それもうまくいかない。今3人の娘がいるが、そのとき二人めの娘が生まれ娘の将来を思うと涙がでた。途方にくれている場合ではないと必死の就職活動でやっと生命保険営業をして生活できるようになった。頑張って頑張って営業所を任せられたが、今度は仕事のし過ぎで体を壊し37歳で退職。1年間寝込んで天井を眺めながら暮らしていた。この後、38歳で独立して現在45歳。今も苦労の連続だけどなんとか生きている。


両親のおかげで高校にも大学にも行かせてもらったから学習塾を開業できている。保険会社に就職して所長になれたのも大卒だったから。高卒で何が悪いというわけではないけれど塾長が高卒だったら生徒は来ないはず。

学校を出ていてよかった。


学歴や資格は生活の前提条件。勉強することは生活に直結してる。今は大卒でも就職がないから高卒や中卒ではほとんどバイトしかないのが現実。

高校には頑張って入学しよう。入った高校は辞めてはいけない、どうしてもだめなら転校っていう手もある。大学には苦労しても奨学金を使っても行ったほうがいい。

大不況時代を乗り切るのは学歴や資格を手に入れて、生活力・バイタリティを養うことだと思う。せっかく大企業に就職して一生安泰だと思っていても何があるかわからない現代。知恵・知識・体力・気力・忍耐力・協調性・・・いろんな能力を総合的に伸ばしていけば、きっとどんな苦境も乗り切れる。




マインズ 大船渡校

2008年12月18日 | Weblog
ほんとにみんなよく勉強に来てくれる。中3の子たちは毎日4~5時間ぐらい勉強していく。成績もぐんぐんあがってきてるからおもしろくなってますますやる気が出ているみたいだ。通塾無制限っていうことは自習とは違って先生に教えてもらえるって言うこと。月謝は5教科19800円。苦手克服なら1教科だけど毎日通えて、10500円。あ、兄弟同時在籍で弟さん妹さん半額です。

成績上げるのなんて簡単です。まじめにこつこつやるだけ。それ以上の何があるんでしょう。もちろん先生の質も教材の良し悪しもあるけど、学習習慣に勝るものはないですね。




陸前高田の教室で

2008年12月14日 | Weblog
12月13日(土)

教室では一緒に暗記を手伝ったり解いて見せたり、和気あいあい。その中のひとコマ。広田中学のひとりに社会の暗記のお手伝いをしてたんです。優秀な子なんですが、なぜか平等院鳳凰堂・藤原頼道がその時は苦手でなかなか覚えられない。

そこで・・・。10円玉ある?ない。あるある。そう。ここにさあ、建物があるべ?うん。これがさ平等院鳳凰堂!へえ。そうなんだあ。いや、感心したらこう言うんだよ。?。「ほうおう」って。?。反応が遅いよ。だから、鳳凰堂だけにほうおうって言うの!ほうおう!そうそう。ところでさあ、こういうのどうかな?昔々の平安時代に藤原さんが10円持って平等院鳳凰堂に寄り道(頼道)した。言ってご覧。ほうおう!平安時代に・・藤原頼道が・・平等院の鳳凰堂に寄り道した!やった。言えた!そうそう、んじゃ、その辺歩いてぶつぶつ言いながら暗記して。うん、わかった。・・・・・・・・・・・・・・・・(数分後)・・・・先生、言えるよ。平安時代藤原さんが平等院鳳凰堂に10円持って頼道した。よっしゃあ、はい、自分に拍手!ぱちぱちぱち。


って遊んでるわけですが、これでもう忘れたくても忘れられなくなるんです。記憶が苦手でもこんな風にやれば楽しいし成績も上がりますよね。

大船渡高校バレー部

2008年12月11日 | Weblog
エピソード①地域の皆さんに感謝
第39回春高バレーは全国16位。気仙地区が沸きました。皆さんご寄付や声援とてもありがとうございましたあ!応援団長、感謝感謝ひたすら感謝です。

エピソード②有終の美
インターハイ?へへっへー。^-^もちろん岩手県代表でした。全国では予選リーグを突破しましたが、決勝トーナメントでは負けてしまいました。でも、我らが大高バレー部、オール地元出身の県立高校。     今まで並み居る私立高校伝統校をバッタバッタとなぎ倒して大活躍。沖縄中部商業、名門古川学園、これも名門大和南に挑戦して敗れたものの、いやあすごかった。一生忘れない。3年生引退。盛大な拍手。おつかれさん。

エピソード③新チーム
新人戦?気仙釜石地区決勝で宿敵高田高校に完膚なきまでに叩きのめされました。歯が立たない。ポートサイドで負け、新人戦地区予選でも負けました。新チーム2連敗。  あっぱれ、高田高校!高田高校の選手にもマインズの塾生がいるので、あとで祝福しておきました。あやちゃん大活躍でしたから。 でもね、サッサとあいは燃え鉄火巻き。

エピソード④高田高校すご。
大高と高田はスポーツマンシップで結ばれていて選手も父母会同士も仲がいいんです。勝負の時はお互いに絶対負けるもんかと意地を張り合いますが、終わればノーサイド。

エピソード⑤3連敗
新人戦県大会?聞いてくださいよ。また決勝で高田に負けたんですよ。くやしーーーー。しっかし!すごい接戦で互角の試合でしたね。春高予選はお互いシード獲得なんでまた決勝でお会いしましょう。佐々木さん覚悟!


エピソード⑥盛岡警戒注意報
え?盛岡2高?盛岡女子?すごい子がいますよ。2高にはゆっちゃんの頑張りで大船渡危なかったし、盛女はセブンちゃんマークと藤さん攻略でやっと勝てました。


エピソード⑦文武両道
大船渡高校のエースしょこたんが、国立宇都宮大学合格~~~~。ぱちぱちぱち。春高やインターハイに出て勝利も収めて国立宇都宮大ですよ!すごいと思いません?あの子達の快進撃はまだまだ都築満寿代(つづきますよ)。シベリア寒気団っていうな。   去年もバレー部から明治大学とか進学してるし。まさに文武両道。村上先生、飛沢先生ありがとうございます。


エピソード⑧小友中学校
今日、通信制の鹿島学園高校の広報の仕事で矢巾北中学にたずねて行ったのです。ぐぁっしかしっ。なんと応対してくださったのがわが娘3人のかつての恩師藤田校長。前の小友中学の校長先生で・・・私は仕事にかこつけて中学の行事には入学式と卒業式にしか参加していなかったためお名前となんとなくのお顔しか記憶になかったのです。お話をしているうちにだんだん確信につながり思い切ってお尋ねしたところ・・・藤田先生は目を潤ませて我が二女の学年の思い出を語り始めました。小友中では勉強もスポーツも頑張ってる子たちが多くて、父母会も中学校を大切にしてくれてうれしかったと。また、大船渡高校バレーの活躍はしっかり見させてもらっていますと。こういうのを邂逅というんでしょうか。驚きました。といいますか、父親の不真面目なPTA活動を娘がカバーしてくれたようなものでおしょしくて冷や汗たらたらものでした。娘よ、ありがと。


ところで一番上の横になってしまった写真。

これが娘の修学旅行のお土産です。なんか、こういうのをお土産にするっていう感覚がオラの感覚なんだな。親子だけどそんなの似なくていいのに。どうせ顔が似てるから買ってきたんだべし、ユーモアと感謝と照れが混ざるとこうなるんだよなあ。まあ、でも、うれしいっす。薬や携帯充電コードやなんかをいれてつかわしてもらうべ。