題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

084:世紀

2005-12-31 | 081-090の歌
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084:世紀(エクセレント安田) (風流三昧)
世紀末ノストラダムス予言した恐怖大王アルカイダテロ

084:世紀(美山小助) (小助の和歌)
さざれ石 雨に打たれて 幾世紀 後に伝えん 和の心をば

084:世紀(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
幾百の世紀を越えて屹立す縄文杉の肌は温し

084:世紀(しゃっくり) (春雨じゃ)
薄幸の民は世紀の偶然を努力ではなく強運と呼ぶ

084:世紀 行方祐美 (やまとことのは)
新しき世紀も五年生き継ぎて桜のつぼみの柔さにおりぬ

084:世紀 (西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
明るき話題乏しきままに新しき世紀に入りて五年経ちたり

084:世紀(はこべ) (梅の咲くころから)
六世紀伝え継がれし能なれば 気高く清く永久にあれ

084:世紀(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
ひたぶるに生きしよ二十世紀とふ一世(ひとよ)に悔いを多く残すも

084:世紀(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
ひたぶるに生きしよ二十世紀とふ一世(ひとよ)に悔いを多く残すも

084:世紀(みずき) (空)
青年は世紀の網にかかる蝶そくそく白き朝露のなか

084:世紀(まつしま) (心の空)
大好きな果実の重さ手でもって甘さを量り二十世紀

084:世紀(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
5年前もっと凄いと思ってた 21世紀は気が抜けて

084:世紀(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
次世紀に汚点残せし者として焼却さるるわたしの骸(むくろ)

084:世紀(紫女) (クロッカスの歌)
日本史は何世紀だけ間違えた背伸びをしたる嘘つきは君

084:世紀(飯田篤史) (ひこうき雲)
新世紀むかえるようにかなしみをしずかなはるのみずのほとりで

084:世紀(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
うちのパパ 梨はこれだと 決めている 甘さ控えめ 20世紀梨

084:世紀(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
半世紀分の埃を地にこぼしゆるり崩るるうぶすなの家

084:世紀(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
新世紀環境悪くなる一方地球の未来を守ってゆこう

084:世紀(川内青泉) (青泉の部屋)
半世紀国語教育励めどもこれでよしという終着はなし

084:世紀(本原隆) (それについて)
21世紀も板に付いてきた見守っているノストラダムス

084:世紀(aruka) (外灯都市)
永遠に旅する人が牢獄で十五世紀の夜を語った

084:世紀(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
大振りの二十世紀を切り分けてひとりじゃあまるひとりは厭きた

084:世紀(新津康) (NOTHING WORKS)
新たな世紀に渡った僕ら。未来。けれど途(みち)は砕け始める。...

084:世紀(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
人類の叡智を信じ生きている こころ豊かな世紀であれよ

084:世紀(春畑 茜) (アールグレイ日和)
世紀より世紀へ渡るみづのうへ春のをはりを花散りやまず

084:世紀(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
世紀末予言された大王は結局来たのか分からないまま

084:世紀 (新井蜜) (暗黒星雲)
海亀は百世紀間を生き続けアダムとイブを目撃している

084:世紀(秋野道子) (気まぐれ通信)
いつまでも新幹線と呼ぶように二十世紀という梨がある

084:世紀(暮夜 宴) (青い蝶)
春風はジャングルジムをすり抜けて20世紀の記憶を揺らす

084:世紀(西宮えり) (aglio-e-olio)
はみこんのかせっとかえしてって言うのもう前世紀限りでやめた

084:世紀(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
元号と世紀をまたぎしぶとくも我生きている生かされている

084:世紀(水都 歩) (水都blog)
繋ぎゆく命のバトン受け継ぎし君らは翔けよ二十一世紀

084:世紀(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
殺しあひ億余のいのち血の海に沈めし世紀去るや去らずや

084:世紀 (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
世紀末世紀初めの刹那的隙間にこそり疑り深さ

084:世紀(スガユウコ) (ココロに花を)
何くれと右往左往の世紀末越えてどうってことなくカオス

084:世紀(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
6年の余白を潰し刻々と僕の世紀が目減りしてゆく (2006年5月26日に詠む)

084:世紀(ドール) (花物語?)
たくらんで研ぎ澄まされて新しい世紀へ渡る修司の歌は

084:世紀(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
世紀末的出来事と震えてた 貴方がトランポリンしてる間に

084:世紀 (桔梗の独白)
世紀という時間でわたしを縛ったと磔刑台の開祖も知らず

084:世紀(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
世紀という時間でわたしを縛ったと磔刑台の開祖も知らず

084:世紀(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
今世紀生まれが入社する前に退職したい 目標その弐

084:世紀(改行やたら好きな人) (軟骨れいあうと)
 人間の  寿命も延びた  ことですし  世紀単位を  百から千に

084:世紀(やな) (やなさんの基地)
幾世紀小箱にあった鬱血を掴んでくれたはじめての人

084:世紀(わかば) (わかばのうた)
21世紀が来たって何もかも一気になんて変わらないもん

084:世紀(あんぐ) (あんぐの短歌)
テレビゲーム・インターネット・アニメーション 世紀末での我らの娯楽

084:世紀(goldfish) (月と金魚鉢)
幾世紀に及ぶもめ事に決着をそろそろ本題について話そう

084:世紀(みゆ) (*** ことばあそび ***)
黄緑の皮を剥く手が嫉妬する二十世紀のみずみずしさよ

084:世紀(寺田ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・夢にみし十九世紀末のことマーラー通りウイーン裏町

084:世紀(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
百年を一纏めとす西洋の文化に酔ひぬ新世紀人(びと)...

084:世紀(Yosh) (★光に向かって★)
何世紀も値(もうあ)えぬ事 知られたり われ一人(いちにん)の為に在るぞとおぼゆ

084:世紀(小早川忠義) (ただよし)
何気なくすゑと新たなるをまたぎ世紀はいかに弱き括りか

084:世紀(謎彦@題詠100首) (ジャポン玉)
信長の愛唱曲をフロイスはすずしげに「半世紀」と訳す

084:世紀(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
人生が四半世紀を過ぎたって思うようには飛んであげない

084:世紀(るくれ) (とっても単純なこと)
この前の世紀のあなたはどんなかと明日へ踏み出す勇気もないのに

084:世紀(花夢) (花夢)
20世紀、最大の嘘(ノストラダムスの大嘘)  朝がまた来る

084:世紀(美里和香慧) (     Popん?TANKA)
世紀末か未来予想図かひずみゆく時空にひびくターンAターン

084:世紀(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
今世紀最悪の夜! どうすれば助かる、どこへ逃げ出せばいい?

084:世紀(碓井和綴) (雨歩日記)
あるはずのない希望さえ信じたい20世紀の最後の満月

084:世紀(日下智世) (万美愛任叶結実)
曾祖父母は19世紀生まれなり馬車ゆき五銭で酒購えた。

084:世紀(星桔梗) (風船がわれるまで)
キリストの生を起源とする世紀 謎は知らない方が良いんだ

084世紀(帯一 鐘信) (361℃)
 じりじりの世紀をまるでお茶みたく飲み干すようにベルが鳴ってる

084:世紀(はるな 東) (菜の花の道)
その梨はなかなかお目にかかれないどこへいったの二十世紀

084:世紀(智理北杜) (智理北杜)
戦争の世紀を過去の遺物とすまじ 語り継ぎ痛みを伝えん...

084:世紀(栗凛) (ス芸紙一重?)
今頬を掠めた風は追い越して先の世紀で僕を待ってる

084:世紀(なまねこ) (路地裏稼業)
毎日が世紀末みたいな世の中を泳いでどこへ向かっているの?

084:世紀(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
今世紀最高傑作! 全米が洟を垂らしたコメディ映画

084:世紀(小雪) (朱紗)
この世界 何世紀まで 持つのかな? テロに戦争 自然破壊と

084:世紀(原田 町) (カトレア日記)
老人の世帯ばかり増えゆきて二十世紀梨の薄紙ほどく

084:世紀(紫峯) (時空の扉)
ノルウエイの深い静かな蒼の海 幾世紀経て目覚めし海や...

084:世紀(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
吾はまだ世紀末より抜け出せで 立ち尽くし居る夕べの浜に  

084:世紀(笹井宏之) (【些細】)
半世紀かけて森林公園と海浜公園が愛しあう

084:世紀(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
電波とかウイルスとかが空を翔ぶ世紀なんです、ダ・ヴィンチ先生!

084:世紀(佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
歯に噛めばジューッと果汁が滲み出す二十世紀の爽やかな梨

084:世紀(鈴雨) (鈴雨日記)
おさなきに描きし未来都市はなく新世紀のかぜ風車をまわす

084:世紀(みなとけいじ) (海馬)
夕立が来て去っていくぼちぼちと吾に来向かうか二十二世紀

084:世紀(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
病室で二十世紀の皮を剥くほそくきれいに途切れぬように

084:世紀(彼方) (心を種として)
今世紀私が生まれて君と会い生きてることが最大の事件

084:世紀(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
  ゴキブリを世紀末から新世紀へただタタッ殺す単純作業

084:世紀(素人屋) (素人屋雑貨店)
それなのに涙も出ない「新世紀」という梨の皮さくさくと剥く

084:世紀 (お気楽堂) (楽歌三昧)
世紀末跨いでみればこれまでと変わらぬ日々が繋がっている

084:世紀(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
何世紀戦をすれば終わるのか神という名の君をあがめて...

084:世紀(振戸りく) (夢のまた夢)
28世紀の人のほとんどは超能力を備えています

084:世紀(やすまる) (やすまる)
ぐつぐつと半世紀いきたいれもので醗酵をつづけ翼はそだつ

084:世紀(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
冥王の星も掻き消す嵐きて魔王世紀のあらまほしけれ

084:世紀(野良ゆうき) (野良犬的)
いたずらに世紀重ねて人間はまだアクセルを踏んでおります

084:世紀(村上はじめ) (spidyな日々)
世紀末 それを境にそれまでの自分にお別れ生まれ変わった

084:世紀(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
「二十一世紀」と名乗りそこなって新種の果実ひっそり熟れる

084:世紀(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
今世紀終焉までを見届けた地球(ほし)は一面水の青です

084:世紀(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
かの川で釣りをしていてこの世紀老いてきたのは兄のほうだけ

084:世紀(岩井聡) (North Marine Drive)
あなたとは夢の世紀を宇宙船地球号果たしてパノプティコン

084:世紀(市川周) (ミルミルを飲みながら)
二十一世紀は君の死ぬ世紀いにしへの梨しゃりしゃりと食む

084:世紀(kitten) (kitten song)
悪の席巻する世紀だから天使は扼殺される黒い手袋に

084:世紀(凛) (臥薪嘗胆)
りんごより梨派の私みずみずしい二十世紀の味捨てがたし

084:世紀(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
人間の空を見ているいくつもの世紀を越えた嘘が涼しい

084:世紀(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
惑星も世紀もこえて笑いたいめぐりめぐってまた生まれたい

084:世紀(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
二十一世紀を歩く旅人が炭酸水で命を洗う

084:世紀(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
世紀四つへだてた昨日ワトーは描く「シテール島への船出」、自由へ

084:世紀(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
二十世紀からぼくたちに送る蜜けだものじみた拍手聞かせろ

084:世紀(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
まとまった暇はあんがい取れなくて次の世紀が迫っています

084:世紀(ぱぴこ) (テクテク)
繰り返すキスも喧嘩も約束も朽ちて世紀の単位に埋まる

084:世紀(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
 ひっそりと四半世紀を生きました なんだか僕は化石にも似て

084:世紀(今泉洋子) (sironeko)
かならずや終(つひ)の日の来る今世紀秋のページをそよろにめくる

084:世紀(理宇) (±雑記蝶)
今はもうとっくに輝けるはずが世紀末こそお好きなようで。

084:世紀(Harry) (四月なかなか)
豊水に比べてすこしたよりなき廿世紀がわたしは好きだ

084:世紀(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
新世紀が始まる年にめぐり逢い今年も一緒にお月見をする

084:世紀(きじとら猫) (きじとら小部屋)
滅亡を宣告された世紀末あまりに長い余生を過ごす

084:世紀(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
楽しいし歌うし踊るしやり放題四半世紀も待ち続けてりゃ

084:世紀(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
赤蜻蛉あかく生き抜くそのすべを世紀跨げるわれに教へよ 赤蜻蛉:あかあきつ

084:世紀(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
半世紀生きて自分を振り返る そんな日が来る あと数年で

084:世紀(あおゆき) (メソトリウム)
君返す朝の合鍵さくさくと(神様!)世紀末がかじられる

084:世紀(斉藤そよ) (つれづれつづり)
084:世紀(斉藤そよ) いま暮れる空にひろがる今世紀最大の闇 つかのまのこと

084:世紀(斉藤そよ) (つれづれつづり)
いま暮れる空にひろがる今世紀最大の闇 つかのまのこと

084:世紀(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
子が生まれわたしに「二十二世紀がある」ってことの意味が生まれた

084:世紀(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
世紀末につながっていた右手とはちがう右手の指を噛む朝

084:世紀(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
ミドルリイダア研修受ける歳になり我は前世紀の指導観でゆく

084:世紀(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
半世紀その大凡は戦禍だと金婚式の義父は言いけり

084:世紀(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
指切りをしますかそれとも絶交をしますか20世紀少年

084:世紀(方舟) (方舟)
吾が好む二十世紀と言うがあり青き表皮の瑞々し梨

084:世紀 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
ボンダイの海からのびた虹は21世紀の空気に融けて

084:世紀(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
世紀越え伝うべくこと少なからずヒロシマ・ナガサキそしてアウシュビッツ

084:世紀(みち。) (虹色アドレナリン。)
世紀末迎えるたびに怯えてる いろんなものを滅ぼしながら

084:世紀(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
淋しさが渦巻く中で巡り会い共に世紀を越えた君 きて

084:世紀 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
半世紀のちのわたくし八十歳(はちじゅう)を過ぎても誰かを愛していたい

084:世紀(濱田花香) (紅葵爽♪)
世紀なぞ地球の歳の僅かなり 新火玉(にびだま)の頃ハ、数もなかりて

084:世紀(shall3) (山歩き録)
これまでは いろいろあった 今世紀 これから先も いろいろあるか

084:世紀 (如月綾) (お気に召すまま)
他人にはチープに見えても今世紀最大の恋を君としていた

84:世紀(内田誠) (その言葉の行方)
百度目の桜が散った今世紀最後の春の雨があがった

084:世紀(幸くみこ) (そこそこがんばる)
今世紀末の地球儀あるはずの太平洋の島が消えてる

084:世紀(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
世紀寒(せいきざむ)鮭(しやけ)の切り身に捧げたる胃の腑一塊みづみづしかり

084:世紀(夢眠) (夢眠・日々綴り)
場所譲り二十世紀はどこへやら梨の世界も甘い時代へ

084:世紀(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
4世紀先の10月ごろにまた舞い降りる次は天使になって

084:世紀(フワコ) (きくとわたし)
きんいろの二十世紀を皮のままサクリと齧れば星の味です

084:世紀(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
激情のあらざれどこの恋は吾にとりて世紀の恋となるらむ

084:世紀(透明) (limerence)
世紀末ノストラダムスが生きてたら最後の夏に花火したかな

084:世紀(まほし) (うた・たね)
今世紀最初の日食告げる記事そしらぬ顔で朝陽がみてる

084:世紀(癒々) (Romantic irony)
「一世紀、二世紀、」なんて指を折りゆったり数えるうちにさよなら

084:世紀(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
思い切り長寿だったら世紀末ぐらいで騒がなかったのにね

084:世紀(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
「一世紀先の未来に人類はいますか」と問ふ胎児の声で

084:世紀 (砺波湊) (となみ☆みなと)
来世紀まで使えるというカレンダーかかっています 祖母のお部屋に

084:世紀 夜さり (夕さり夜さり)
健やかに未来を子らに渡したし二十一世紀の核は三万

084:世紀(村上きわみ) (北緯43度)
世紀から世紀へつづく中庭を僕らはひかりごとふみしだく

084:世紀  (翔子) (花こみち)
プラタナス色づきだした港町喪服ばかりの二十一世紀

084:世紀(究峰) (思い浮かぶがままに)
新世紀早や幾とせか賑わひし終末論今はいずこに...

084:世紀 (象と空)
今世紀最大などという嘘も受け入れている祭りの熱気

084:世紀(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
百歳になるばあちゃんと十歳の曾孫はともに二世紀跨ぐ

084:世紀(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
秋の夜の藍色の空に高い月二十世紀の淡い黄緑

084:世紀 (みあ) (言の葉たち)
ブランコをおもいきり漕ぎ二十一世紀の空へタイムトラベル

084:世紀(pig_pearl) (ブタに真珠)
今世紀 最大の発見 続きすぎ 皮肉を言いたく なるというもの

084:世紀(ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
おばあちゃん引き出しの奥三世紀前の家族の秘密のレシピ

084:世紀(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
気がつけば四半世紀の熱病となるこんにちも情景は冬

084:世紀(けこ) (あきのうた声)
十世紀前も初秋の青き夜は虫らとともに月見上ぐらむ

084:世紀(ことら) (ことらのことのは)
年老いた星に生まれて一世紀たくさん遊んで帰るね あたし 

084:世紀(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
帰り来よ。世紀の終わりはじまりを越えて、あなたのかたちのままで。

084:世紀 (ひろたんの創作日記)
スーパーで甘酸っぱい梨思い出し つい買っている二十世紀を

084:世紀(堀 はんな) (たん たん 短歌)
人と人仲良くできぬ事情あらば核を片手に今世紀生きる...

084:世紀(もりたともこ) (短歌、すきです。)
フルーツの丸みが増した今世紀 苦みちくりと舌を突き刺す

084:世紀(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
君はかなしくのびたる脚を組みかへて世紀の終る夜を渡つた

084:世紀 (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
2006(にせんろく)世紀はほんの始まりで末はホントにスペイシーかな

084:世紀(浅葱) (空耳の森*番外地)
世紀越え生きてみてるが何事も変わらぬままの未来の世界

084:世紀(ゆづ) (透明ランドセル)
世紀末スカイフィッシュが横切った空に向かってただ走り出せ

084:世紀(内田かおり) (題詠2006深い海から)
今世紀最大のことこの児等と私が出会えた場所があること

084:世紀(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ほんのちよつと前にことぢやない『世紀末思い出し笑い』してしまふけど (林真理子 文春文庫)

084:世紀(小太郎) (ねこのにくきゅう)
次世紀もこの木の上で見てますと桜を照らす如月の月

084:世紀(小軌みつき)  (小軌みつき-つれづれ日和-)
まだ鍵をさがしているよ世紀末最後の扉がひらかれるまで

084:世紀 (のんちゃんの衣裳部屋裏)
二十一世紀なのよね?アレ今は、二十二は、私の歳だったわね

084:世紀 (佐田やよい) (言の波紋)
世界史の教科書にある「世紀末」 数えていれば時間がすすむ

084:世紀(春村蓬) (風見鶏)
半世紀生きたれば西に旅せむと友と始める郵便貯金

084:世紀。  (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
ひとしずく またひとしとしずくが形作る 幾世紀もの牙と思えば

084:世紀(星川郁乃) (Air Station)
ヒトの血に昏い遺産は受け継がれどの世紀にも戦争がある

084:世紀(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
半世紀生きてきたのと言う友が突如気高い光をはなつ...

084:世紀(ヒジリ) (*tRIGger.)
20世紀梨って名前変わった?あのシャクシャクは今も健在?

084:世紀(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
世紀の樹大いなる枝葉広げたり小暗き幹に洞虚(うろ)隠しつつ

084:世紀(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
やみくもに20世紀に好きだった村上春樹とペンギンごはん

084:世紀 (nine) (songs)
百年が一世紀なら百世紀過ぎた気がするまた会えた今日

084:世紀(ベティ) (Betty's second Bar)
四半世紀生きても変わりゆく歴史もう現在(いま)のほか居場所はなくて

084:世紀(ひろこ)再投稿 (ひろたんの創作日記)
スーパーで甘酸っぱい梨思い出し つい買っている二十世紀を

084:世紀(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
飛び越えた二十世紀の残骸を食べつくしちゃえ作り笑いで

84.世紀(文月万里) (Kagerou つれづれ)
世紀末難なく過ぎてふと思うわが見ぬ次の世紀や如何に

084:世紀(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
「散漫な空模様だね」今世紀最後の嘘でやさしく抱いて

084:世紀(くろ) (鎌倉日記)
四半世紀の齢(よはひ)を生きて気づきたりわれもいつかは死ぬといふこと

084:世紀(千) (Mille et une nuits)
私は22世紀に踏み込めずドラえもんには会えそうもない