題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

087:朗読

2005-12-31 | 081-090の歌
「087:朗読」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

087:朗読(エクセレント安田) (風流三昧)
五七調朗読ライブ厳かに開催される満席必至

087:朗読(美山小助) (小助の和歌)
恋の歌 詩に託して 朗読す 声の醜(みにく)さ 恥じ入るのみ

087:朗読(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
朗読の声も哀しきヒロシマを語り継がねばこの「今」にこそ

087:朗読(しゃっくり) (春雨じゃ)
朗読を始めましたと送られしテープは操作違へ無言に

087:朗読 行方祐美 (やまとことのは)
少年の名は蓮太朗読みさしのモモは昨日もリュックをはみ出づ

087:朗読(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
利子収入十六円との朗読に笑いも湧かず報告終わる

087:朗読(はこべ) (梅の咲くころから)
『蝉しぐれ』朗読会をたずぬれば 中年の味篠田三郎

087:朗読(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
ざわざわとざわめくなかに始まりぬ詩歌朗読の声凛たり

087:朗読(みずき) (空)
朗読のあはひに見せし眼差しが我が愛着にピリオドをうつ

087:朗読(まつしま) (心の空)
教室で声の大きさ競ってた朗読会のアメニモマケズ

087:朗読(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
教科書の朗読なんてつまらない 恋愛小説色っぽく読め

087:朗読(紫女) (クロッカスの歌)
教室の最後列で朗読す少年の目に揺れる哲学

087:朗読(飯田篤史) (ひこうき雲)
はるいろの海へゆくとき思いだすきみのやさしい朗読のこと

087:朗読(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
<ほにゃらか>で変換すれば<本屋等か> 本屋ぢやないが朗読しやう

087:朗読(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
絵本さえ しっかり朗読 できません 写真集なら 多分出来ます

087:朗読(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
朗読のこゑに売られし人魚の子にんげんの子の耳たぶを去る

087:朗読(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
図書館で朗読してる学生の声の優しく子どもと接する

087:朗読(川内青泉) (青泉の部屋)
ろうろうと百人一首を朗読す我の姿は遠き日のこと

087:朗読(本原隆) (それについて)
静寂が一つの意思を含んでるこれは「時間」の朗読なのだ

087:朗読(aruka) (外灯都市)
陰のない記号であふれたこの都市の明るい夜を朗読してる

087:朗読(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
朗読をしているうちにまた涙 ドツボにはまる中年街道

087:朗読(新津康) (NOTHING WORKS)
啄木を朗読しては覚えた日。生き方までは真似をするなと。...

087:朗読(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
メモ書きを朗読している電話口 人付き合いが苦手でごめん

087:朗読(春畑 茜) (アールグレイ日和)
朗読のひとは去りたり照明に脚ほそき椅子ひとつ残して

087:朗読(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
『金の鳥』朗読しては録音し恥ずかしいけど消せない音だ

087:朗読 (新井蜜) (暗黒星雲)
海亀は子亀が就寝する前に毎夜朗読「浦島太郎」

087:朗読(秋野道子) (気まぐれ通信)
自らの歌を朗読する人の上には夜空 密室なのに

087:朗読(暮夜 宴) (青い蝶)
透明で折り目正しい朗読が占拠している春の教室

087:朗読(西宮えり) (aglio-e-olio)
文庫本いちページ半の朗読を あなたはことりの声がききたい

087:朗読(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
郎と朗読み方同じでも違う自己紹介で太朗こだわる

087:朗読(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
百円で売られし中に『朗読者』の背表紙ありて痛みの走る

087:朗読 (青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
目をとじて朗読の声聞いている胸にまっすぐ響かせるよう

087:朗読(スガユウコ) (ココロに花を)
FMの朗読劇のヒロインは老女優なり静寂を聞く

087:朗読(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
結末へと向かう朗読 何がもう嘘か本当かもわからなくて

087:朗読(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
月の満ち欠けを朗読してやろう深い眠りを取り戻すまで

087:朗読(水都 歩) (水都blog)
朗読の声心地よく聞きながら眠りし母のまぶたに涙

087:朗読(ドール) (花物語?)
土曜日の朗読会はイーハトーヴの土の香りとぬくもりに満つ

087:朗読(やな) (やなさんの基地)
今ですら何かの朗読 でも空とあなたのためなら何だってする

087:朗読(わかば) (わかばのうた)
君の前いつでもなぜか朗読で 家ではもう少し違うんだよ 

087:朗読(改行やたら好きな人) (軟骨れいあうと)
 筋書きと  まるで違った  朗読も  はきはきよんだら  はなまるおくれ

087:朗読(あんぐ) (あんぐの短歌)
鬱々と胸塞ぎたる梅雨の日は金子みすずの詩を朗読してみる

087:朗読(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
心して聴け俺たちの朗読をあの月光が彫りつけた語を

087:朗読(goldfish) (月と金魚鉢)
いつまでも母の朗読満ちるから抱きしめた…はずが抱きしめさせてた

087:朗読(みゆ) (*** ことばあそび ***)
そらんじて幾通りもの声色で世界作りし朗読の君

087:朗読(寺田ゆたか) (素浪人Joeのスローライフ)
・『蝉しぐれ』きみの朗読身に沁みぬ 涙腺ゆるむ歳となったよ

087:朗読(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
朝礼と同じ台詞を昼礼で朗読をせし上司の背中...

087:朗読(小早川忠義) (ただよし)
朗読を終えて背筋は真直なり書棚に本を押し込むるまで

087:朗読(謎彦@題詠100首) (ジャポン玉)
改造をはたして「冴子先生」がおれの短歌を朗読する日  

087:朗読(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
蝉時雨 今も止まない遠い夏 擦れた君の朗読の声

087:朗読(るくれ) (とっても単純なこと)
朗読にさよならをして「そばにいて」本当の言葉は最後の言葉

087:朗読(Yosh) (★光に向かって★)
朗読した本の数だけ人生あり 俺の人生?...捜さな分からん

087:朗読(花夢) (花夢)
(はじめからシナリオが用意されていてセリフを朗読するだけでいい)

087:朗読(美里和香慧) (     Popん?TANKA)
ささやくような朗読の声つらぬいてRock Your Fire身を焦がしゆく

087:朗読(碓井和綴) (雨歩日記)
教室の朗読の声遠くなる君とバイクに教わったこと

087:朗読(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
朗読のトーンダウンに聞き耳を立てる人々 決め手は響き

087:朗読(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
朗読のトーンダウンに聞き耳を立てる人々 決め手は響き

087:朗読(日下智世) (万美愛任叶結実)
行き詰まるいつもの様に朗読す「雨ニモ負ケズ」我の癖なり。

087:朗読(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
たましいが消し飛びそうな恐ろしさ聖書を朗読しても詮無い

087朗読(帯一 鐘信) (361℃)
青い春エロ小説の朗読が聞こえる部屋で大人になった

087:朗読(はるな 東) (菜の花の道)
朗読をボランティアでしているという彼の電話はいつも鮮明

087:朗読(星桔梗) (風船がわれるまで)
朗読の時間が好きでない訳は独占出来ないあなたの隣り

087:朗読(栗凛) (ス芸紙一重?)
欲望が朗読みたいだったからあたしはそれを無視して泣いた

087:朗読(智理北杜) (智理北杜)
ヒマワリが陽の詩を詠みてアサガオがそを朗読す 聞くはそよ風...

087:朗読(小雪) (朱紗)
朗読の 声に魅せられ 耳澄ます どんな人かと 思い浮かべる

087:朗読(なまねこ) (路地裏稼業)
かき氷 きみの朗読 夏の午後 どちらも溶けて甘くなるだけ

087:朗読(原田 町) (カトレア日記)
ツン読になってしまった『朗読者』ページをひらく気持ちも失せて

087:朗読(笹井宏之) (【些細】)
どちらかが詩になったならすみやかに朗読を開始する約束

087:朗読(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
インリンがフランス書院の名作を新宿ロフトで朗読します

087:朗読(佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
朗読の上手な友が指名され「山椒魚」をしみじみ読みき(昔々の高校の国語の時間の出来事)

087:朗読(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
 冥王星が太陽系第九惑星でなくなった日 惜別に音吐朗朗読み上ぐる「すいきんちかもくどってんかいめい」

087:朗読(飛鳥川いるか)(再投稿) (しぐなすの短歌感電ノート)
 (冥王星が太陽系第九惑星でなくなった日) 惜別に音吐朗朗読み上ぐる「すいきんちかもくどってんかいめい」

087:朗読(鈴雨) (鈴雨日記)
在りし日の祖母はラジオにしずかなる眠りのまえの朗読を聴く

087:朗読(紫峯) (時空の扉)
上空に京の都を尋ねれば風の朗読遥かに聴こゆ...

087:朗読(彼方) (心を種として)
ゆっくりと朗読をしてゆっくりと君の気持ちを空気に溶かして

087:朗読(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
夕闇がとても悲しいお話しを朗読し終えた仔猫のようだ

087:朗読(みなとけいじ) (海馬)
朗読が終わった後のステージで虚ろな時を耐えている椅子

087:朗読(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
待つに疲れて項(ページ)を閉じた『朗読者』 平凡すぎる僕等の終わり  

087:朗読(振戸りく) (夢のまた夢)
ラブレター朗読会に招かれてたったひとりの観客になる

087:朗読 (お気楽堂) (楽歌三昧)
銀河発アンドロメダ行き発車までビッグバンでも朗読しよう

087:朗読(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
  たとふれば桐の正目に肉声の「東郷平八郎、朗読す。」

087:朗読(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
感情を込める朗読君も真似 叱られたよね参観日には...

087:朗読(やすまる) (やすまる)
水中を朗読のおとが渡らえばそれぞれの指は炎を灯す

087:朗読(野良ゆうき) (野良犬的)
ぽっかりと心に穴のあいた日は聞かせておくれ君の朗読

087:朗読(素人屋) (素人屋雑貨店)
真冬日に吐く息よりも雪よりもわたしを白く 詩篇朗読

087:朗読(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
きこえてもきこえなくてもいいような朗読にきこえるとうれしい

087:朗読(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
月光はまだ肺のなか 朗読のマイクの向こうもう暗くなる

087:朗読(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
夜伽には呼ぶに及ばず罪深きセイレーン朗読せる聖書

087:朗読(岩井聡) (North Marine Drive)
パイプ椅子には鵙ばかり恬然と愛の収支を朗読すれば

087:朗読(kitten) (kitten song)
朗読者は焚書を記憶するFahrenheit 451(華氏451度)!逃げ去れ!

087:朗読(村上はじめ) (spidyな日々)
感情を一切廃した朗読はかえって寂しさ強調させる

087:朗読(市川周) (ミルミルを飲みながら)
人生を棒にふろうよ 小春日に成分表を朗読しあう

087:朗読(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
耳朶に似た歌詞を朗読できなくて戦いが始まるはずだった

087:朗読(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
貝殻の中で少女が朗読をはじめる朝に水撒きをする

087:朗読(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
公園でゴスロリ少女は朗読す 詩は絶望と孤独の叫び

087:朗読(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
奥付に「みち子5才」と添えてある柔らかな紙 朗読も吸う

087:朗読(凛) (臥薪嘗胆)
君宛に歌を詠むから僕が死ぬ時に隣で朗読してね

087:朗読(ぱぴこ) (テクテク)
教室をうねる朗読ちかづいてふれてはなれる伊勢物語

087:朗読(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
朗読するオウムは籠に囚われてかたわらで白熱する野球拳

087:朗読(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
日曜の朗読会の会場で見ました水を汲んでいました

087:朗読(今泉洋子) (sironeko)
歳月の彼方から聞ゆさびさびと与謝野晶子の朗読のこゑ

087:朗読(Harry) (四月なかなか)
ラジオから流るる朗読聞きをりぬ 中村メイコの七色の声

087:朗読(理宇) (±雑記蝶)
校則と教育法規の始めから終わりまでの朗読をせよ

087:朗読(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
星空をふたり朗読するように自転車ひっぱりながら坂道

087:朗読(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
 朗読をしているような母の手で剥かれる林檎さくさくあまく

087:朗読(斉藤そよ) (つれづれつづり)
朗読の恋文それはひとかどのひとの詩として此処にすみつく

087:朗読(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
低音で朗読される『夢十夜』ふるふるゆれて流れる言葉

087:朗読(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
朗読劇見ているようだ本心を明かさぬ女(ひと)の拒絶の言葉

087:朗読(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
朗読が終わったあとの教室に溢れるほどの夕焼けはさす

087:朗読(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
ラジオから流れる声の朗読に ある日の午後の色を見出す

087:朗読(方舟) (方舟)
なつかしきCDありて夢声師の宮本武蔵の朗読を聴く

087:朗読(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
スイッチがあれば切るのにあなたたちのぬるい朗読みたいな喧嘩

087:朗読(あおゆき) (メソトリウム)
焦点を結びきらない歌抱えつつ近松を朗読する夜

087:朗読(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
「いざうれおのれら、死出の山のともせよ」 十八番能登殿最期を朗読し仲村先生増幅しゆく

087:朗読(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
車椅子でたらちねの母を朗読せりリユマチ患ひた国語教師逝く

087:朗読(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
朗読の速さで紡ぐ睦言の 肩の裏から月が見えるよ

087:朗読(きじとら猫) (きじとら小部屋)
朗読のおだやかな声こだまして盲人たちの世界広がる

087:朗読(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
「おたよりを紹介します」と告げてより朗読はじむ午後のアルトは

087:朗読(佐藤羽美) (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
手を繋ぎみんなで向かう毎朝の「恐怖新聞朗読会」へ

087:朗読 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
友だちがチェロを弾くから聴きに行く宮澤賢治の朗読の会

087:朗読(みち。) (虹色アドレナリン。)
感情を朗読されてじんわりとこれがかなしみなんだと気付く

087:朗読(shall3) (山歩き録)
大声や ふるえる声や 取り混ぜて 順番にまわり 続く朗読

087:朗読(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
ろうそくの灯りの下で唐突に盲目の恋の手紙を朗読

087:朗読 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
いさぎよくすずしいしゅんたろわーるどを神戸浩の朗読できく

087:朗読(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
月読の谿間をふかく墜ちゆける朗読のこゑ生まれながらに詩人

087:朗読 (乱切りくじら)
嘘をつくひとに似ていてうんざりです朗読をする君のくちびる

087:朗読(夢眠) (夢眠・日々綴り)
ラジオから朗読番組流れると物語の中演じてしまう

087:朗読(フワコ) (きくとわたし)
朗読の宿題なのにいつの間にやらお話が違っているよ

087:朗読(濱田花香) (紅葵爽♪)
彼(の)女優。六条の語り激しくて 朗読で無く演劇も越ゆ

087:朗読(透明) (limerence)
野の花の蕾の中の朗読が夜いっせいに解き放たれる

087:朗読(まほし) (うた・たね)
「朗読はバンジージャンプの勢いで」ひよこ詩人のきみの休日

087:朗読(内田誠) (その言葉の行方)
遠くからおとぎ話の朗読が風に聞こえる冬のはじまり

087:朗読(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
音楽のやうな叙事詩の朗読が金の川面を流れてゆけり

087:朗読(濱田花香)再投稿 (紅葵爽♪)
彼(か)の女優。六条の語り激しくて 朗読で無く演劇も越ゆ

087:朗読(幸くみこ) (そこそこがんばる)
色白の転校生は朗読を私たちとはちがう言葉で

087:朗読(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
『朗読者』君に借りたる物語 さみしくてさみしくてさみしくて ねえ。

087:朗読 夜さり (夕さり夜さり)
なめらかなあなたの声が読み上げる朗読短歌メッツォ-ソプラノ

087:朗読(橋都まこと)再投稿 (笑って東京サヴァイヴァル)
『朗読者』君に借りたる物語 さみしくてさみしくてさみしくて ねえ?

087:朗読(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
朗読をしている背中 夏の気配 漢字をそっと教えたげるね

087:朗読 (砺波湊) (となみ☆みなと)
大女優の遺した三つ子は作家、画家、末の娘は朗読家なり

087:朗読 (翔子) (花こみち)
書き終えてでも心配で立ち上がる夜の静寂に朗読聞かせ

087:朗読(癒々) (Romantic irony)
あたたかな日には天からさわさわとあたたかな色の朗読が降る

087:朗読 (象と空)
朗読の声は素直でいい響き日曜の終わりサザエさんの時間

087:朗読 (如月綾) (お気に召すまま)
感情を押し殺すことがうまくなり朗読にさえ込めれぬ気持ち

087:朗読 (みあ) (言の葉たち)
藤村を朗読してと病む母の背中に今も揺れるねこじゃらし

087:朗読(pig_pearl) (ブタに真珠)
子育てに 苛立つ時の 特効薬 絵本朗読 親子満足

087:朗読(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
朗読の声がちぎれて消えていく閉ざした窓のむこうの夕闇

087:朗読(究峰) (思い浮かぶがままに)
愛読の本の数々朗読し保存したテープ今はいずこに...

087:朗読(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
思い出がたれ流されてしまえばと古い絵本の朗読をする

087:朗読(ことら) (ことらのことのは)
図書司書はエプロンのまま朗読す 笑顔で死せる狐の話

087:朗読(けこ) (あきのうた声)
日に褪せた文箱の若き父母の秘めたる恋を低く朗読す

087:朗読 (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
遠い国から来た風のようだった 朗読の前 父の咳払い

087:朗読(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
朗読は闇を流れる仄白く泰山木の花を浮かべて

087:朗読(堀 はんな) (たん たん 短歌)
寝かせたい子らに絵本の朗読をすれば益々眼が輝きぬ...

087:朗読(堀 はんな) (たん たん 短歌)
寝かせたい子らに絵本の朗読をすれば益々眼が輝きぬ...

087:朗読(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
朗読に橋と箸とのアクセント注意されしが今だ解らず

087:朗読(もりたともこ) (短歌、すきです。)
朗読をすればさわれる心臓の内がわに居るやわな獣に

087:朗読(浅葱) (空耳の森*番外地)
小1の弟が読む「ごんぎつね」 朗読は母の特権でなく

086:メイド(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
メイド・イン・オキュパイド・ジャパンの文字を撫づ骨の白さの磁器の底ひの

087:朗読(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
朗読のこゑをしづけき暗黒に差し出だし、もう諦めてゐる

087:朗読 (ひろたんの創作日記)
新聞を朗読すればだんだんと脳が目覚めてくるかもしれぬ

087:朗読(ゆづ) (透明ランドセル)
世界中あふれた音に名をつけて朗読しているのだ僕たちは

087:朗読(内田かおり) (題詠2006深い海から)
思い付いて朗読のように読んでみる何度も読んだエッツの絵本

087:朗読(小太郎) (ねこのにくきゅう)
揺り椅子を軋ませながら朗読す木漏れ日つくる人になりたい

087:朗読(近藤かすみ)  (気まぐれ徒然かすみ草)
『朗読者』亡きあとも声若きまま眠られぬ夜のこひびとを呼ぶ (ベルンハルト・シュリンク/著 松永美穂/訳 新潮社)

087:朗読(小軌みつき)  (小軌みつき-つれづれ日和-)
そぼ降れば雨がつつんだ教室のきみの朗読ひびく世界史   

087:朗読(折口弘) (はっちんずBLOG)
武蔵待つ徳川無声の朗読で はやる気持ちを帰る通い路

087:朗読 (のんちゃんの衣裳部屋裏)
大学で朗読の講師をしたと言う友の声を最近聞かない

087:朗読 (佐田やよい) (言の波紋)
朗読を終えた彼女は目を伏せて永い眠りの時間の中へ

087:朗読 (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
朗読をしていて少し前かがみ陽を背に受ける彼が好きです

087:朗読。 (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
はい終わり。続きは今度、また明日。 朗読先生もっともっと

087:朗読(星川郁乃) (Air Station)
朗読は佳境に入り酔い切れぬ辺縁系が風を探した

087:朗読(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
手も足も髪一筋の先までもきみはひとつの朗読となる...

087:朗読(春村蓬) (風見鶏)
朗読の声すでに止み一泊で返せなかつたレンタルビデオ

087:朗読(ヒジリ) (*tRIGger.)
色つけぬあの日過ごした日々のこと脳内だけの朗読は許可

087:朗読(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
朗読すわが心うち児(こ)等読めり その眼と声で綱引く教室

087:朗読(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
宿題のたどたどとした朗読に窓を見下ろす月が濡れてる

087:朗読 (nine) (songs)
満開の蒲公英のなか滲みていく静かな朗読別れの呪文

087:朗読(ベティ) (Betty's second Bar)
朗読をするようにしか愛せない機械仕掛けの恋人を抱く

087:朗読(ひろこ)再投稿 (ひろたんの創作日記)
新聞を朗読すればだんだんと脳が目覚めてくるかもしれぬ

087:朗読(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
朗読をしている時の艶やかなあなたの舌に奪われそうだ

87.朗読(文月万里) (Kagerou つれづれ)
朗読の言葉はどこまで届くのか灯りに頼りなき身をさらし立つ

087:朗読(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
朗読のテキストにこびリついた汗、歯形、血液、愛、涎とか