もう冬か 雪もふってきたりして
土が凍るから 下から上から寒くって
大地君の畑も 外での栽培はもう ほぼムリ状態
あったかいハウスの中では
すこしづつすこしづつ 小さな命が育ってくる
順番に 順番に
早く育ってって思うんだけど なかなか冬は ゆっくりで
でも だから冬の野菜はおいしい
昼休み あったかーいハウスの隅っこでのうたた寝は最高
・・・かもしれない プチしあわせ
今 福建省 アモイ近辺は 日本向け野菜の 収穫開始時期
元気な青ネギ 日本仕様 同じネギでも 出す国によって
栽培方法が変わってきます
南の産地はこんなカゴで収穫
北は 麻袋かなんかで 巻いて立てる感じ
高級エコ殺虫システム？使用
今まで目もくれなかった農業界に 最近いろんなものを
オススメしてくる各地のお役人様たち
コレの場合 買うと政府から半分補助金が出るんだけど
きっと
メーカーさんは 地域の偉い人の奥さんや親戚とかで
半額でも儲かる＋補助金もチョッと迂回してその家族に入ってくる
最近国は 農業って言えば補助金を出してくれやすい
なーんちゃって
うちは３５台 協力せていただきました
もちろん役にたってますけど 安くは無いっす
いつも元気に走り回ってる 放し飼い地鶏たち
毎日おいしい玉子を生んでくれてる
一方
農場の隅のほうに小さな鳥小屋があって
そこでは 十分働いてくれた先輩鶏たちが
ゆっくりのんびり余生を過ごしてる 見るからに平和なゲージ
うらやましくて 大地君も早く楽になっちゃいたいっす
じゃーん 新たに中国式土壁ハウス２棟が新たに増えました
外観は他のハウスと変わらないけど今年の新設計で
機能的には微妙に毎年進化している
中は温度をとるのに十分な広さと高さ
壁はユンボでざっくり削って出来上がりっていう
じつに安直な造りとなっております ああワイルド
削り残土もこのとおり
大地君 こちらの工事業者に対しては
仕上げの綺麗さなんかまったく期待していないので
これだけ作れれば 合格としましょう
今ぐらいの時期の山東省は どこを走っても
道路は収穫したとうもろこしの乾燥場と化してしまう
農場の駐車場もこんな感じで乾燥中
この自家製とうもろこしが 農場の放し飼い地鶏の飼料の原料になる
もちろん１００％有機です 虫に強いけど食べてはまずい品種で
鶏たちにはおいしいらしい（会話できないので正確ではないが）
奥に見えてる干草みたいなものは 有機大豆
近くで見るとこんな感じ
十分な乾燥後 中身をとり出して販売します
ご家庭で豆乳やお豆腐にしても一味違う
好評人気アイテムなんです