DAI-NO-BLOG

足元に咲く小さな花の 凛とした美しさを知り、
遠く一面を咲き誇る花の 情熱的な美しさを知りたい。

CO2を考えた

2009-03-17 | NEWS
環境保護とかエコが、もうなんだか流行の最先端の様に扱われだして久しいですね。。。(^^ゞ

この国は、一体どれだけの資産を「エコ」に投下すれば“満足”するのでしょう?
それ自体が全然エコではない気がしておりますが・・・

マイバッグも、マイ箸も大いに結構な事だと思います。
結果からすれば、本当に軽微で効果なんてごく僅かなのかも知れません。
ともすれば、マイバッグ作る為に石油を使用してるので、プラマイ0かもしれませんね(^^ゞ
しかし、個の力を結集するという意味ではとても良い事だと思います。

でもね、もっと本質的に一人一人が取り組む事の方が結局はエコな訳で、環境負荷を低減させる為に、新たにモノ作ってたらダメだよね(^_^;)
流しに油を流さないとか、こまめに電気を切るとか、古来日本人が大切にしてきた「質素倹約」「わび」「さび」の精神を生活に活かせば、節約しながら快適かつ楽しく暮らしていけるのではないでしょうか。

ですが・・・

ハイブリッド高級車。。。
節水機能が進化した大型洗濯機。。。
保存容量が大きくなった冷凍冷蔵庫。。。

なんか違わねぇ???

メーカーは、省エネ設計の最新技術を満載して、結局は金儲けしてるだけじゃない?
節約とかって概念なく使うユーザーに「省エネなアイテム使ってるぜ!」って本末転倒な勘違いをさせてるだけじゃない?

本当の省エネってのは、デカい車乗るのやめて小排気量のハイブリッド車に買換える事だし、デカい冷蔵庫使うのやめて省エネ設計の小型冷蔵庫にして買いだめするのを止める事じゃないかなぁ???

あくまで同じ価格帯のグレードや容量を維持してモノ作ってるから、バカな消費者がそれを買って自己満足してんだよな~。。。
企業の利益ありきのエコなんてあり得ないっすよ~(´・ω・`)

それを証拠に、エコだなんだとゴールデンタイムに制作費がやたら掛かってそうなCMバンバン流してるでしょ?
だから、それがエコじゃないんだっつーの!(-_-;)

本当にエコ目指すなら、消費者もメーカーも同じ様に痛み分けしなきゃ無理だと思うなー(´・ω・`)
結局誰も損したくないって考えてるから、押し付けがましいし、本質から目を逸らしまくってますもん。。。

「多大な損失になりますが、当社は環境保護の為、総排気量2,000cc以上の自動車の生産は中止します。」
「環境保護の観点から、当社製品のモデルチェンジを3年から6年に延長します。」
「エコ活動推進の為、当社製品のコマーシャルは一切行いません。」

これぐらいの意気込みでやんなきゃね。
でもこんな会社が出て来たら、ある意味注目が集まって、その会社の製品売れるかも。

消費者も「贅沢」「浪費」から抜け出して「質素」「節約」の精神を持たなきゃダメだよね。
ETCが1,000円になったからって、今まで高速なんて走った事ない連中が一斉にETC買ったり、不慣れな運転で高速走ったりするから環境が悪化しちゃうんだ。
おまけに事故なんか起こして車買い替えてたらもっとだろうね。。。

景気浮揚と環境保護の両立なんて相反する事なんだから、実現なんて絶対に無理っす!(´・ω・`)
どっちか一つだよ!

それともう一つ。
「CO2排出権」てのがこれまた厄介。。。

国ごとに二酸化酸素排出量に枠を作り、削減ノルマに応じて「排出権」という権利を国や企業が売ったり買ったり出来るというものだそう。

完全に環境問題から逸脱してマネーゲームになってますやん(´・ω・`)
てか、「最後は金で解決!」って発想にジンマシンが出そう。。。

現に、この排出権を巡って「ブローカー」なる人物も存在し、そのビジネスで成功を収める大バカヤローもいるらしい。
恥かしくないのかねぇ・・・(^_^;)

少々テンション上がってしまいましたが、ミョーに腹が立つ昨今のエコ。

皆さんはどうお考えですか?

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