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ありゃりゃ,22日の選挙<栗東市&2補選>

2006-10-23 17:26:16 | 政治・事件
あーあ,やっちゃった…。
滋賀の栗東市長選。
新幹線新駅問題で,凍結サイドの候補者は,民意は勝ったが選挙に負けてやんの。
候補者氏名年齢党派新現元得票数
くにまつ 正一59無所属12,082←新駅推進派
田村 たかみつ49無所属11,053←新駅慎重・凍結派
杉田 さとし58無所属5,992←新駅反対派

地方選挙によくあるパターンですよね。主張の近い者どうしが候補者を
一本化できずに票が割れて,少数派候補(利権派)が勝ってしまうという。
まさに政治屋と理想家の勝負はかく決着するという見本ですね。

凍結派の嘉田知事との間でまたひともめふたもめ必至で
端から見ている分には面白いかもしれないけど,地元としてはきついだろうな…。

新幹線新駅「推進」の現職が再選 滋賀・栗東市長選
新幹線新駅「推進」の現職が再選 滋賀・栗東市長選(朝日新聞) - goo ニュース 2006年10月22日(日)23:19

 東海道新幹線「南びわ湖駅」(仮称)の建設の是非を最大の争点にした滋賀県栗東市長選は22日投開票され、「推進」を掲げた現職の国松正一氏(59)が、「凍結」を主張した新顔で前市議の田村隆光氏(49)、「中止」を訴えた新顔で元県労働組合総連合事務局長の杉田聡司氏(58)=いずれも無所属=を破り、再選を果たした。投票率は63.93%だった。

 駅の建設費は約250億円で、9割近くを県と市が負担する。7月の知事選では、「もったいない」と新駅計画の凍結を訴えた嘉田由紀子知事が当選。市長選では、推進派の国松氏が接戦の末、当選したものの、「凍結」と「中止」を訴えた2人の合計得票は、「推進」を大きく上回った。
 国松氏は「新駅は将来の街を発展させ、安定税収を生む。持続的発展に必要な装置だ」と主張。推薦した自民や、支持した公明支部、商工団体などは「負けたら駅は建設できなくなる」という危機感をばねに組織をフル稼働させ、支持を固めた。
 田村氏は「いったん凍結し、中止も含めて立ち止まって考え直す」と訴え、推薦した民主、社民の国会議員らが連日応援。告示直前に嘉田知事の支援団体も推薦したが、知事本人は市長選については「等距離」として来援せず、無党派層をつかみきれなかった。
 杉田氏は「駅はきっぱり中止」を掲げた。擁立した市民グループと共産の推薦を得て、明快な主張に支持の広がりがみられたが、届かなかった。

 各候補を推薦・支持した政党は、衆参国会議員を応援に招くなど国政選挙並みの支援態勢で臨んだ。知事選で民主、公明と相乗りで前知事を推して敗れた自民は、集票組織を動員し、今回は勝利に結びつけた。一方、民主は知事選直後に新駅「推進」から「凍結」に方針転換。再び敗れたことで、来年の統一地方選や参院選に向けた戦略の見直しを迫られそうだ。
   ◇
 〈キーワード:栗東市の新幹線新駅計画〉 滋賀県や地元自治体などが80年代から、東海道新幹線で最も駅間が長い米原―京都間約68キロに新駅を求める運動を展開。県などとJR東海が02年に基本協定、昨年12月に工事協定を結び、今年5月、「南びわ湖駅」(仮称)として着工された。計画では、12年度の開業時には1時間にひかり、こだまが上下計4本停車し、京都まで10分ほどで結ぶ。工事の際の迂回(うかい)線路が必要とされて建設費は約250億円に膨らみ、請願駅のため地元が240億円を負担。うち県は約117億円、栗東市は約101億円を負担する。

ただでさえ新駅建設予定地は在来線と接していないため乗り継ぎ需要が見込めず
米原や岐阜羽島と比べたって駅をつくる価値は低すぎ(三河安城はそこそこ
利用があるようですが…)。
「こだましか止まらない新駅を使うくらいなら新快速で京都まで行って乗る」
人も少なくないのが現状(テレビ番組のインタビューなので選別の作為があった
かもしれませんが)。

それに加えて,栗東市が既に費やしたという新駅予定地周辺の土地取得費用
栗東市土地開発公社は,地主が売却したよりはるかに高い金額を計上している
問題が発覚。

TBS『報道特集』 9月17日放送「新幹線新駅誘致で新たな疑惑!」

新幹線新駅設置に係る栗東市土地開発公社用地先行取得に関する
報告書

※吐き気がするような姑息な言い逃れ!
 「最初,原地主Aが坪15万円で売却を市に申し出たのに市はそれを拒否,
  第三者Bに15万円で売却すると,」
 という件に関しては,A氏が手放したのは15万円,公社の支払いについては
 別の土地の取引と合わせて7億3341万1000円,しかも代替用地の取得代金と
 売却損とひっくるめて記載し,全く検証できない形で数値を並べて「報告しています。

駅の必要性(建設特需くらいか?),収入の見通し,支出の透明性
どれをとってもまるっきり税金使いたい星人の吸血事業だけに
とっとと中止になってくれればいいんですが(これまで使った分の
後始末が大変ですけどね…),こうなったら市議会選で反対派が
圧倒的多数を占めるしかないのかな…?
今回の市長選でも推進派現職が4割の票をゲットしたわけですから
どうなるのか目が離せません。私を含め,他人事という地域の人間も
地元の税金の使い道には目を光らせないと。

栗東市ホームページ
info@city.ritto.lg.jp
申請書ダウンロード

滋賀県 ようこそ知事室へ


■で,全国的にはこちらのほうが注目された
衆院補欠選挙。どちらも自民代議士の死去に伴うものだけに,
1つでも負ければ安倍政権の政局運営に影響しかねない状況でしたが,
さすがに支持率ひとケタまで落ち込んだ民主,
大方の予想通り自民の2戦完勝に終わりました。
衆院補選 神奈川16区、大阪9区で自民2勝
 
 衆院統一2補選(神奈川16区、大阪9区)は22日投票が行われ、即日開票の結果、いずれも自民党公認候補(公明党推薦)が民主党公認候補(国民新党推薦)らを破り当選した。安倍晋三首相の就任後初の国政選挙で、各党とも臨時国会の攻防など今後の政局に影響を与える選挙と位置づけ、総力戦を展開した。自民2勝という結果により、来年の参院選に向けた首相の政権運営に弾みがつくことになりそうだ。
 神奈川16区補選は、自民新人、亀井善太郎氏(35)が民主新人、後藤祐一氏(37)、共産新人、笠木隆氏(60)を破り初当選。亀井氏の父で善之元農相の死去に伴う補選で、父の秘書だった亀井氏は「弔い合戦」を前面に打ち出し、「父のような政治家をなくしてはならない」と訴え地盤を固めた。(中略)
 西田猛氏(自民)の死去に伴う大阪9区補選は、自民新人、原田憲治氏(58)が、公明党・創価学会の全面的な支援も受けて初当選。候補者公募によって公認が8月にずれ込み、出遅れが懸念されていたが、首相や知名度の高い国会議員を続々と投入する一方、党幹部らが支持団体を回って支援を取り付け、短期間での巻き返しに成功した。
 民主元職、大谷信盛氏(43)は格差是正や負担増反対を掲げ、小沢代表の方針に従って住宅街や商店街を回るとともに、国民新党の推薦、社民党府連の支持を受け、無党派層にも食い込みをはかったが、及ばなかった。(以下略)
(毎日新聞) - 10月23日10時14分更新
衆院補選自民2勝 “小沢神話”に陰り 民主党内、再び路線対立も

 衆院統一補選で民主党は、大きくつまずいた。小沢一郎代表ら党執行部は今回の統一補選を「ホップ」、来年の参院選を「ステップ」、次期衆院選を「ジャンプ」と位置づいてきたが、出だしで敗北。「選挙に強い」という“小沢神話”に陰りが出たことで、これまで封印されてきた路線対立が表面化する可能性も出てきた。

 小沢氏は21日の応援演説で、「この選挙で示される国民の意思が、日本全体の選挙戦に大きな影響を持つ」と意気込んでいた。神奈川16区に菅直人代表代行、大阪9区に鳩山由紀夫幹事長を選対責任者として早くから送り込み、自らも公示後、計5回にわたり選挙区入り。テレビCMで小沢氏と共演したシバイヌまで遊説に担ぎ出す総力戦を展開した。
 大きな誤算は、北朝鮮の核実験。当初、「格差問題」など内政を中心に、安倍晋三首相との対決姿勢を鮮明にする狙いだったが、外交・安全保障政策が争点に浮上、もくろみは狂った。18日の党首討論で、小沢氏が精彩を欠いたことも響いたとみられる。
 鳩山氏は22日夜、党本部で記者会見し、「両選挙区とも自民党議員の死去に伴う選挙。安倍首相の若さも買われた」と敗因を分析した。
 しかし、党内「不統一」を結党以来の弱点と指摘されてきた民主党が、小沢氏が代表に就いて以来、表向き結束を保つことができたのは、ひとえに「小沢氏なら、選挙で自民党に勝てる」との期待があればこそだ。
 その「神話」に疑問符がつけば、再び党内の路線対立が先鋭化することも予想される。北朝鮮の核実験をめぐり、この事態を周辺事態と認定できないと主張する小沢氏に対し、前原誠司前代表が公然と異議を唱えるなど、党内には早くも不穏な空気が漂う。
 臨時国会では、教育基本法改正案や防衛庁の「省」昇格関連法案などで与野党の攻防が本格化するが、党内摩擦が顕在化するのは避けられない状況だ。
(産経新聞) - 10月23日8時1分更新

小沢神話というものが本当にあるなら,とっくに政権とっているはずじゃん。
ということを読売解説委員の橋本五郎さんが語ってましたが
要するに,そういうことですね。
1度や2度,元キャバクラ嬢を当選させたからどうだというの?
候補者と顔を合わせることなく票の掘り起こしに動いたのが驚きだとか
組織票固めに影響力を発揮したとか,票を集めるテクニックには秀でていても
国民の支持を得るために空気を読む感覚は,信じられないくらいアホタンチンですね。
政治家には高い視野から国の行く先を判断する役目があるのですから
主義主張まで世間に合わせる必要はないですけど,
なんでも政府・与党に反対していればいいとばかりに,
世論の求めることの逆,逆のこと言ってるんだもんな~。
しかも,それが以前に言ってたことからぶれまくってるんだもん。

マスコミ各紙も「北朝鮮核実験が逆風」と控えめに書いてますけど
戦後一貫して日本に敵対姿勢を示し,拉致事件やミサイル実験など
挑発行為や国民の安全を侵害している隣国が核実験をやったと言ってはばからない
国の一大事に,国会の貴重な時間を使って
外相時代に拉致被害者家族を「北朝鮮の人間」と言って切り捨てた田中魔鬼子に
安倍総理の朝鮮外交を批判させるわ,
さっき見たという週刊誌ネタをソースに「拉致問題を食い物」と質問するわ
裏付けもとらずに「池田大作と会ったのか」なんて質問するわ
(証拠がないなら否定された時点でその先食い下がっても無意味だろ)
的の外れた事ばかり言って,
こんな政党に1議席でも余計にやりたいと思うわけないじゃないですか。

町で評判の危ない男が「灯油缶とライターを持って車で突っ込むぞ」と
予告電話してきているような状況で「おまえの母ちゃんデベソ。家督を渡せ」
と兄弟喧嘩をふっかけてくる家族がいたらどう思う? 

世の中に好感を持たれていれば,プレスリーの曲に合わせてバカ踊りしようと
世界遺産の石ころをもらってきてもそれなりに絵になりますが,
人(政府・与党)のやってることに文句だけ言ってて,与党にしてくれと
言ってる以外何をやりたいのかわからないと思われている状況で
釣り船乗ったり(まさに「釣りバ○」),選挙区でたこ焼き食って見せても
しょぼく見えるだけですよ。
庶民の味方を気取るなら,古い話ですが謹慎中にお遍路回るなんて
半分観光のパフォーマンスするより生活保護の家庭にホームステイして
実態を自分の目で見届けてくるとか真剣さが伝わることをすればいいのに。

さらに,シバイヌ連れて(抱いて?)選挙応援って,
誰があのCMに好感を持ってると言ってた?!
評判ほど頭が切れるようにも思えない,しかも健康不安のオッサンが
犬を抱いて「政治は生活を守るためにあるんだよ」などとぬかす
プロモーションビデオ,民主党の好感度アップどころか
あんなものに税金(政党交付金)が回っていることを
憎々しい目で生冷たく見守っている国民が大多数だと思うのですが。
リサーチ会社だかイメージ戦略会社だかしらんが,もう契約切れたんだっけ?
若手の議員なり,地方の党員ならわかるだろ。そういう人間の本音を集めて動けよ!
本当に裸の王様だな“三巨頭”は…。

てなわけで,統一協会をはじめとするやばげな宗教団体とのつながりやら
企業との癒着やらが噂され,人気ばかりあるけれど拉致問題で名を挙げただけで
大臣経験もなければ与党幹部としても何の実績もない
(幹事長時代は04年7月の参院選で拉致被害者家族奪回という手柄がありながら
獲得議席で岡田克也代表時代の民主党を下回る敗北。補選に関しては
03年9月~04年9月幹事長の間ほとんど勝ってますけどね),
ボンボンで頼んない等々
就任前はどうせ短命政権だと思いっきり軽く見られていたシンゾー総理ですが
(あの組閣にしても自民党の腐臭漂う面を表にさらしてどうする?!という
顔ぶれでしたしね…),一番のセールスポイントをアピールできる
事態が勃発した上に野党がアンポンタン。本当に運がいいですね。

とりあえず,組閣や政策でいちいちジジイ連中に挨拶にいったり
(魍魎喜朗に恫喝されて中川(女)を幹事長にさせられたとか)
お伺いを立てないといけないというのは,若くて後ろ盾を持たない
トップだけに最初はしかたないけれど,
高い理想を持ち,高い人気でトップの座に就きながら結局派閥の力に屈して
「バー金丸」のチーママに終わってしまった橋龍みたいにならないよう,
今はとにかく媚中・韓奸勢力を黙らせて日本の安全と財産を守っていただきたい。

勝ち組の固定化・格差社会の拡大に拍車がかかりそうな点は心配だけれど
一丁前に議員年金が欲しくて河村たかし議員の法案を握りつぶし
外交問題でもとんちんかんな事ばかりしているような今の民主に力を与えたところで
どうにもこうにも話にならないので
今のところ安倍内閣支持。

しかし今回の選挙,こいつがしっぺ返しを食わなかったことだけが残念。
懲りない武部氏また家族宣言、今度は「私が兄貴です」
(スポーツ報知-yahoo) - 10月22日13時24分更新
 自民党の武部勤前幹事長(65)が21日、衆院神奈川16区補選(22日投開票)に出馬した同党候補の最後の応援に駆けつけ、「私が(候補者の)兄貴、オヤジになります!」と絶叫。昨年の衆院選でも、立候補した前ライブドア社長・堀江貴文被告(33)の応援で、「(堀江被告は)わが弟、息子です!」と叫んだ武部氏。後に批判を浴び、封印していたはずの“家族宣言”を復活させた。
 最終盤で、ついに禁断のパフォーマンスが飛び出した。午後5時40分、伊勢原市の小田急伊勢原駅南口に降り立った武部氏。隣の亀井善太郎候補(35)を見やり「父の善之先生(元農相・故人)にご指導して頂いて、幹事長にまでなれた」と、まずは感謝の弁を述べた。そして「今度は善之先生に代わって、不肖、武部勤が、善太郎の兄貴、オヤジになります!」と絶叫。候補者の手を取り、両手でバンザイして見せた。約2000人の聴衆からは拍手とともに失笑も漏れた。
 デジャブ…約1年前と同じ光景だった。昨夏の総選挙。広島6区に出馬した堀江被告の隣で武部氏は「堀江君は、我が弟、息子です!」と称賛。手を取り高々と掲げた。結果は敗戦。その後、その「息子」は証券取引法違反の罪に問われ現在は公判中の身だ。
 武部氏の選挙応援でのパフォーマンスは、何かと物議を呼んできた。4月の衆院千葉7区補選では「最初はグー、サイトーケン」と候補者の名前をもじったジャンケン音頭でダダ滑り。敗因のひとつにも挙げられた。

 安倍内閣で初めての国政選挙となる今回の補選に敗れれば、来年の参院選への影響も必至。過去の悪夢を思い起こさせるリスキーな応援に「どっかで聞いたことのあるフレーズ。聞いていて、ヒヤッとした。結果に影響はないと思うけど…」と選対関係者も冷や汗だ。
 だが、そんな心配もお構いなしの武部氏。民主党・小沢一郎代表(64)が20日にCM共演した犬を連れて応援したことに触れ「パフォーマンスで国民生活は守れるんですか? もっとまじめにやってくれよ」。自らを棚に上げ?ご満悦な笑みをたたえていた。

候補者の亡父はもちろんのこと,誰も不肖タワケベなんかに
父親になってくれと頼みやしない。
大仁田と2人だけで,誰も見てないところでやってくれ。

安倍新総裁のここに期待 緊急世論調査 
 ↑虚構新聞のネタですが,あまりにもくだらなくて笑ってしまいました。

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