水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

こども電車 キャッチコピー

2011-03-19 | 児童書(こども電車 幽霊ランナー めだかの王様)

この度、東日本大地震で被害にあわれた皆様に、心よりのお見舞いを申し上げます。

家は棚から物が落ちただけでした。しかし家の中が危ない。創作活動と仕事でたまりにたまった資料と本が多量。棚から落ちまくり、仕事部屋は足の踏み場なし。又一階の廊下を置き場所にしている額。これでは避難時に出口まで行き着かない~。まずは家をちゃんとしなきゃと、土日で家の大改造と資料整理…。
今は、廊下もすっきり、本や資料で床が抜けそうな二階の仕事部屋も、すっきり!

家が大丈夫になり、さて買い物と思ったら(お米も、後二回でなくなるから買わないとと思っていた)それが、ナイナイ。昨日午前中に買い物にでたが、停電の影響でお店が閉まっていてゲットできず…。パン屋に並んでパンをゲット。家に帰ったらお米が宅急便(親戚が送ってくれた)で届いてた~~。
本当にお米が家にあるだけで、安心。感謝。こうしてみると本当に被災地の避難所で物資がたりない方の気持ちどんなだろう。本当に速く、必要な物を運んでもらいたい。


一昨日の夜の停電では、家族三人でロウソクの灯を囲み、いろいろ話をした。(電池が買えていないので、なるべく懐中電気は使わないようにしている。)

今度、新中三になるチョイ太朗には、いつも「勉強~~」とうるさく言っているが、ちゃんと話をしてなかったかも。今回は、テレビのない中で「きょマジ、行ける高校がない…ヤバイ」そしたらどうしたい?と本人の気持ちが聞けた。
丁度、7日から通い出したばかりの塾が休みになって、塾に通うことが出来るありがたみも、塾行けなくなって実感したようだ。家族で今までの反省も…。これからは、被災地に思いをよせ、今できることを今の幸せに感謝してしっかりがんばっていこう。人を助けられる人になろう。と。

私は、震災のニュースの中に子ども達の姿を見るたびに心が痛い。
しかし、その笑顔が周りの大人に、どれだけ希望を与えているかを感じる。

子どもは子どもらしく生きる、どんな時も、いつの時代も
こども電車のキャチコピーと重なります。
夜9時までに眠らなければ乗れないこども電車は、子どもの夢と希望を乗せて、きっと
きょうも、被災地でも、被災しなかった地でも、世界中の子どもたちを乗せて走る。
本当に多くの子どもたちがこども電車に乗れますように。

私のできること、子どもたに夢と希望を与えられる人になれたら…。
そんな物語を、絵を描いていきたいと。

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