Cannondale Japanが4月30日からSynapse Carbon 3Lの大幅な価格改定を発表しました。何とShimano105の11Sと12Sの機械式モデルの価格が10万円以上も値下げされたのです。過去に試乗したこともあるSynapseは本当に乗り心地の良いコンフォート系のロードバイクでした。ただ、SmartSenseという機能を搭載したため価格がSupersix EVOより高いという状況が続いていたのです。
SmartSenseは安全性と利便性を兼ね揃え、前後ライトやリアビューレーダーが車体に装着されたバッテリーで利用できるという機能です。特にリアビューレーダーに魅力を感じ、すぐにMAGENEのL508を購入し、サイコンもそれに対応するBrytonRyder420に替えたほどでした。
今回、値下げとなった3Lは前後ライトのみでリアビューレーダー機能は無いようですが。スピードセンサーは付属しているようです。これで105の11Sモデルは32万円、12Sモデルが34万円というのですから驚きです。
ちなみに、コスパの高さで有名なGIANTのエンデュランスロードのDEFYカーボンは最下級モデルでも50万円近くもするのです。エンデュランス系のロードバイクをお探しならこのSynapseをお勧めしたいと思います。
昨年秋に第4世代のSupersix EVOを購入したのも、Synapseより安かったことも一因でした。年齢的にもエンデュランス系のロードバイクが適しているのははっきりしていたのですが、エアロ性能が高く、価格が安いのならと選んだことは事実なのです。
まだCAAD10に乗っていた頃、Synapseが発売され、Hi-Modで50万円を切るモデルが出た時には心が動きました。実際に試乗し、その乗り心地の良さは今でも印象に残っています。ただ、その頃はまだアルミで十分だと感じていたので、結局、NEXTバイクはCAAD12を選ぶことになったのです。
その後も、グラベルロードのTopstoneの面白さに魅せられ、太いタイヤが履ける安心感から、普段使いにはアルミのTopstoneをロングライドにはSupersix EVOという乗り訳をして来たのです。ただ、太いタイヤを履いたアルミのTopstoneは重く、コンポをGRXに乗せ換えたりもしたのですが、楽しいバイクではあっても快適なバイクとは言えません。
Synapseカーボンが初めからこの価格だったら、アルミのTopstoneの選択はなかったかもしれません。タイヤクリアランスも35C迄と広く、このバイクならグラベルも走ることが出来ますし、28Cや30Cのタイヤを履かせればロングライドも十分にこなせるバイクです。