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母子留学メリット

2017-06-12 09:49:39 | 日記
アパートを探していたときも、筆者が学生として探していたときは相手にされなかったのに対し「子どもの教育のためにスペインに来ている」と伝え、子ども同伴で不動産会社を周ったら、あっという間に良い条件で契約できました。
また、銀行では子どもの口座は無料で作ることができ、プレゼントまでついてきて、すぐに開設できました。ちなみに、大人は有料な上に仕事の契約書やそれなりの残高証明がないとスペインでは銀行口座も開けません。
子どもがいると身動きが取れない、大人の世界から遠ざかる、と思いがちですが、1人で留学していたときよりはるかに世間が広がります。
まず、子どもの方が語学修得が早いので、言われていることが理解できなくても子どもに確認できますし、相手にも「お母さんにこう伝えてくれる?」と子どもを通じて説明してもらうこともできます。
次に、子どもがいると学校や公園のような健全な場所での交際範囲が広がります。子どもが仲良くなれば、自然にその保護者とも話すようになりますし、子ども相手の商売をしている人たちは子ども目線で対応してくれるので、子連れに理解を示してくれます。
スペインでは男性が女性に言い寄るのは挨拶感覚です。子どもを連れていれば、軽い気持ちで言い寄ってくる男性は遮断できますし、いつでも子どもを理由に逃げられるので、子どもが私を守ってくれているといっても過言ではないでしょう。

物検査も子ども連れは優先され、荷物チェックもほとんどスルー。機内でもおもちゃをもらったり、子ども向けの食事を提供してもらえたりします。
両親の承諾書がないと入管審査で引っかかる場合もあるようですが、苗字も顏も違う筆者と娘の場合でも今のところ問題なく入出国しています。トイレに行きたい、場所がわからない、荷物が見つからない、スーツケースが壊れている、といった状況も子連れなら大抵のスタッフは親切に対応してくれます。
また、生活においても何かと優遇されます。筆者は不動産や保険の契約、銀行取引も必ず子ども同伴で行くようにしているのですが、それは子どもがいるというだけで、ひとつの身分保障となり筆者が1人で行くより親身に対応してくれることが多いからです。



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