南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

哀しいグラス

2006-06-29 23:50:11 | ♪ライブ情報
7月1日 寂しがりやの君に飛び切りのメールを捧げよう。

ラストコンサートのキャプテン・サトコからのメッセージ
突然のことにびっくりしました。2月に一緒に飲んだのがつい最近のように思えて信じられない気持ちでいっぱいです。
ご冥福お祈りいたします。
今日は留守電聞いて(ボクから)、飛行機の見送りの時に(徳島空港でお仕事)東矢さんのことばかり気になってしまい考えると辛くなってしまいますが。
本当に寂しいですね・・・
返信
サトコちゃんのやさしい気持ちはきっと伝わっているよ。

■6月30日 君とよくグラスを傾けたお店「Toshi」を訪ねた。
お母さんとの二人暮しだった君の孤独を癒してくれる空間だった。
君の指定席にいつの間にかそっとグラスを置いたママの心遣いが哀しい。

■6月29日 ありがとう、そしてさようなら。
今夜、大阪から戻って妻と共に霊前に花を手向けた。合掌。

■6月28日 JALの17時55分発大阪行き最終搭乗口で訃報が入った。
東矢邦彦氏53歳。彼への思いを馳せるとき、なすすべもなくホテルの窓から大阪城の夜景を眺める。

♪1986青木敏郎・青木一男ジョイントギターコンサート「アンダルシアの光と影」
♪1990青木敏郎・青木一男ジョイントギターコンサート「スペインの風と月」
♪1992青木敏郎ギターコンサート「地中海の誘惑」(初の単独リサイタル)
■ボクがコンサートギタリストとして真価を世に問う気概で舞台に立ったとき、
君はいつも舞台監督として音響の故束村博之さんとともにボクを支えてくれた。

♪2005青木敏郎ギター40周年記念コンサート「南十字星」
■アオノホールには幕がなかった。ライブのような雰囲気になったが、
ここでも君は舞台監督としてハラハラドキドキしてボクを支えてくれた。

♪2002松山大学マンドリン倶楽部ラストコンサート
■1996から技術顧問としてキャンパスに通ったボクは同コンサートに音楽監督として臨んだ。ファイナルステージはOBOGと部長の岩橋教授もボクも加わった。
教授とボクはここで栄えある指揮者にためらいなく君を選び、カルフールホールにかけつけてくれた300人のOBOGの前で君は美しく舞った。
2005から部員が途絶えたクラブは来春、岩橋教授が定年退官されるとき終焉を迎える。


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