Monde de Croupier      ~クルピエの世界~

ドラゴンズ、競馬予想などを中心に適当な日記です。

有馬記念の傾向②

2008-12-24 23:15:12 | 競馬

前回の『有馬記念の傾向①』からかなり時間が経ってしまったが。。。
しかも、明日には枠順が決まり、明後日の14時から一部の場外馬券売り場で発売される有馬記念。




今回は人気について。

過去20年分のデータを調べてみた。

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単勝1番人気の馬が、1.0~2.0倍だったとき。

06年 1.2倍 1着 ④ディープインパクト(牡4)
05年 1.3倍 2着 ⑥ディープインパクト(牡3)
04年 2.0倍 1着 ①ゼンノロブロイ(牡4)
01年 1.8倍 5着 ⑫テイエムオペラオー(牡5)
00年 1.7倍 1着 ⑦テイエムオペラオー(牡4)
94年 1.2倍 1着 ⑪ナリタブライアン(牡3)
91年 1.7倍 2着 ①メジロマックイーン(牡4)
89年 1.8倍 5着 ①オグリキャップ(牡4)

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単勝1番人気で、2.1倍以上だったとき。

07年 2.4倍 8着 ①メイショウサムソン(牡4)
03年 2.6倍 1着 ⑫シンボリクリスエス(牡4)
02年 2.6倍 5着 ⑫ファインモーション(牝3)
99年 2.8倍 1着 ⑦グラスワンダー(牡4)
98年 2.7倍 4着 ⑪セイウンスカイ(牡3)
97年 3.0倍 2着 ③マーベラスサンデー(牡5)
96年 2.2倍 1着 ⑥サクラローレル(牡5)
95年 3.0倍 5着 ⑦ヒシアマゾン(牝4)
93年 3.0倍 2着 ⑬ビワハヤヒデ(牡3)
92年 2.4倍 11着 ⑤トウカイテイオー(牡4)
90年 3.3倍 3着 ⑬ホワイトストーン(牡3)
88年 2.4倍 2着 ⑪タマモクロス(牡4)

  ※年齢の表記は現在の基準。

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単勝で2.0倍以下だった場合、2頭が馬券から外れているが

89年のオグリキャップは、天皇賞(秋)→マイルCS→ジャパンCという
現在では考えられないようなローテでありながら
連闘だったジャパンCでは、当時の世界レコードとなる2分22秒2という過酷なレースだった。

01年のテイエムオペラオーは、ピークを過ぎていた印象だった。
00年に8戦全勝だったが、01年は一転して詰めの甘いシーンをよく見た。
大阪杯4着から、宝塚記念2着、天皇賞(秋)2着、ジャパンC2着と
今までのテイエムオペラオーからすると不可解な敗戦が続いていた。



過酷ローテや衰えを感じなければ、2.0倍以下なら2着を確保している。

今年、可能性があるのは、ダイワスカーレットとマツリダゴッホ。
どちらが2.0倍以下で1番人気になっても、そういった不安はないので軸に据えるのがいいと思う。



2.1倍以上になれば<3-3-1-5>と安定感は劣る。
これといって、共通点が見えてこなかった。。。

この20年で1番人気、2番人気ともに2.9倍以下だったことがない。


なので今回のオッズに近そうな
1番人気2.9倍以下で、2番人気が3.9倍以下だった場合は。。。

過去20年で6度あった。

1番人気<2-1-0-3>
2番人気<2-2-0-2>
と、あまり差はない。

そのうち、どちらも馬券に絡まなかったのは1度だけ。
どちらも馬券に絡んだのは2度しかない。

ということは、2頭軸にするよりも、どちらか1頭に軸を据える方がいいと思う。


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1番人気<7-5-1-7>
2番人気<2-3-2-13>
3番人気<1-4-4-11>


過去20年で3番人気までの3頭で決まったのは僅かに1回。

3番人気までの2頭が馬券に絡んだのは11回。
その組み合わせは

1番人気-2番人気 5回
1番人気-3番人気 2回
2番人気-3番人気 4回

3番人気までの3頭のうち、1頭も絡まなかったのは3回。


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こうやって過去のデータを集めるだけでは、見えてこない傾向。
見えたのは、人気どおりには収まらないということだけだろう。

やはり、前回も書いたように、内枠有利のこのコースが
大きく影響しているように思えてならない。

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