アレルギー肌又は敏感肌の肌反応のための治療方法

2009-10-07 | LEARN

敏感肌又はアレルギー肌ではなくても、誰でも一回以上は化粧品やスキンケア製品が顔や体に反応した経験があると思います。人によっては、顔や体に使っていた特定スキンケア製品の使用を中止することで以前の肌を1~2日で回復できます。しかし特定のスキンケア製品の使用を中止してもかゆみなどが何日から何ヶ月も続く人ももちろんいます。敏感肌の肌反応を成功裏にコントロールするためには次のようないくつかの事項を覚えて置いてください。

1.皆さんは皮膚病ではなく、製品のアレルギー又は敏感反応について考えているということを確実にしておきましょう。例えば、乾癬、赤鼻、湿疹、毛嚢炎などのような肌コンディションと炎症、かゆみ、腫れ、紅潮、角質、発疹などを起こす特定物に対する反応とがあります。Medscape.comはとても有用なウェブサイトで、皆さんが敏感/アレルギー肌なのかの確認が出来ます。また基礎ケアホームページのhttp://www.medscape.com/primarycarehomeで皮膚図鑑(Dermatology Atlas)というリンクをクリックしてみてください。ここには2,600個を超える肌トラブルの写真が添付されています(Medscapeが提供する無料サイトですが、会員加入が必要です)。このウェブサイトは、添付の写真と自分の肌トラブルを比べることができ、自分の問題についてもっと詳しく分かることが出来るように制作されています。

2.どの製品・成分が問題を起こしているのかを確認して、その製品の使用を止めてください。時々このような簡単な方法で問題が解決できます。新しいコンシーラーを使ってからその部分が赤くなったり、かゆかったり、腫れるとその製品自体が問題の原因である可能性が高いです。しかしすべての肌反応がすぐ現れるのではなく、いつも分かりやすいわけでもありません。何週間からあるいは何ヶ月、又は何年もかかって肌に否定的な反応が起きたりもします。そして女性の方が毎日使っている化粧品の中で、どの製品が問題を起こしているのかが分かるのは難しいことです。その上、1つの化粧品が問題を起こしているのではなく、他の化粧品と混ざることによって発生した問題だとそれはもっと分かりにくくなります(コンシーラーだけが問題ではなく、コンシーラーをファンデーションとモイスチュアライザーと一緒に使ったときに問題が起こるかもしれません)。一番大事なことは、自分が持っている化粧品を一つ一つテストしてみることによって、肌トラブルの原因になる製品を探し出すことです。

3.肌トラブルを起こす製品を探すことが出来なかったといっても(又は探しても)肌に一番役に立つのはすぐ購入できるコーチゾンクリーム(cortisone cream)です。ラナコルトやコルタイドはとても優れている炎症治療剤で、薬局ですぐ購入できるコーチゾンクリームです。かゆかったり刺激を受けた部分につけると、肌トラブルの原因を除去でき、直後にトラブルがなくなるでしょう。もし肌炎症を見つけたら、その部分に数日間コーチゾンクリームを塗ってください。そうすると肌の状態が元に戻ります。しかしあまり長く使うと肌に敏感性反応やアレルギー反応が現れる可能性があります。短期間の使用は良いですが、長期間使用(2~3ヶ月以上続けて使用する場合)の時には肌のコラーゲンとエラスチンにダメージを与えます。

4.もし敏感性反応やアレルギー反応の治療を受けているのであれば、その部分には刺激を起こすような製品の使用を止めてください。香水、肌ピーリング剤、タオル、AHAs、レチンA、レノバ、過酸化ベンゾイル、肌ライトナー、又は肌に刺激を起こす可能性のあるスキンケア製品の使用を中止してください。

5.サウナ、スチーム、発汗(可能な限り)を避け、トラブルの部分を強く擦らないでください。そして肌のトラブルを再発させるすべての要素に注意してください。

6.このような方法を使って6週間過ぎても何の効果も無かったら、皮膚科専門医に相談してください。

7.とても深刻なアレルギー反応なら(蕁麻疹、肌や目の腫れ、熱く感じる部分の赤いあざ)、内科医と相談してベナドドリルのような抗ヒスタミン剤を服用すると症状がよくなります。

コラムURL:http://www.cosmeticscop.jp/



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