ヒゲ造の日本語探検隊&なぜなぜ捜索隊&あれあれ発見隊

ヒゲ造が所属する三つの組織(?)日本語探検隊・なぜなぜ捜索隊・あれあれ発見隊
生活の中の細か~い所に注目!

おじさんは怖くないし、怒らないヨ~!

2005-08-25 21:38:50 | Weblog
ある日のこと、電車に乗っていたら隣に3歳くらいの女の子を連れたお母さんがいて、子供が眠いのかお腹がすいていたのか……半泣き状態でした。困り果てたお母さんがそこで言った言葉が「○○ちゃん!そんなにグズグス言ってると隣の怖いおじさんに怒られますよ!」

ちょっと、待ってくださいよ~!
おじさんは見た目はともかく、心清く特に子供には優しい人なんですからね。まったく人間というものは、心で思っていることがついついポロッと出てしまうもので くれぐれもご用心ですぞ!
今日の日本語探検隊は「気をつけよう!電車の中の不用意発言」でした。

刺客!………シトシトピッチャン!

2005-08-17 23:33:05 | Weblog
いよいよ総選挙が近づいて来ました。遂にわずか5人の新党が船出し、対立候補を次々と擁立する大政党に対抗するようですが……「たとえ刺客(しきゃく)を送り込まれても我々は最後まで戦い続ける……云々」新党党首

あ~あっ!言っちゃった言っちゃった~~
首の短いおじ様っ、それを言うなら「刺客(しかく)刺客(しかく)ですよ!」その昔、日本テレビの『子連れ狼』で萬屋錦之介さんが「刺客!子連れ狼」って言ってたでしょ!見てなかったんですか?まあ安い辞書にはシキャク→シカクと出ていたりしますが、新党の党首たるもの正しい日本語を使ってほしいものですね!
今日の探検隊は、拝一刀に頼んで水鴎流(すいおうりゅう)の胴太貫(どうたぬき)でバサッ!……ですが、ちょっとマニアックすぎますか?

懸命なのは一生?

2005-08-15 21:02:27 | Weblog
甲子園球場では、夏の高校野球大会が行なわれていて連日熱戦が繰り広げられています。どの試合も球児たちの「一生懸命」な姿が見る側の感動を呼びますが………

そこでちょっと疑問
懸命に頑張るのは、一生なのでしょうか!確かに「一生懸命勉強しなさい!」とか「一生懸命、努力して」とか日常用語になっていますが、もともとの語源は「一所懸命」……室町・鎌倉時代に「武士が生活のすべてをその所領にかけること。」を言います。その言葉が現代になって「命がけで物事をすること。全力をあげて何かをするさま。」を表すようになりました。頑張ったり、努力したりするのも「一生」続けると思うと、めげてしまいますが「一所」なら出来そうな気がしませんか?
日本語探検隊、今日は歴史の中で「やるときゃやる!」を発見しました!

わたしだけ・・・・

2005-08-10 10:59:44 | Weblog
郵政民営化法案が否決になって、衆議院の解散。小池環境相が抵抗勢力の対立候補として擁立され「くノ一」作戦……などと言われていますが、皆さん思い出してください!小池環境相と言えば、あの「COOL BIZ」の提唱者だったんですね~ネクタイを外して、カッコよく夏のビジネスファッションを着こなす。……中年のおじ様にはなかなか難しいことです。

ところで、わたしだけ・・・・・(だいたひかる風に)
「COOL BIZ」「クールビズ」「くうるびず」どうしても、この言葉を聞くと「スクール水着」という単語が、頭の中を渦巻いてしまうのです。一番最初にこの言葉を耳にして、「国会議員のおじさんたちが、服を脱ぎ紺色の海水パンツで、しかも小さく布が縫い付けてあって、そこに学年・組・名前が平仮名で書いてあって、議会で大論争を繰り広げ、そしたら地球温暖化がますます進んだりして」なんてことをイメージして大笑いしてしまったばっかりにこの夏は「スクール水着」から逃れられなくなってしまいました。……わたしだけ……ハイ!私だけでしょう!……
さてさて、今日の探検隊は川で大きな魚を釣り上げたら海水パンツをはいていた!でしょうかね?

1・2・3・4・んご~!

2005-08-05 10:51:43 | Weblog
この間、地元の中学校のプールで行なわれた「アクアエクササイズ」(水中エアロビクスみたいなもの)に参加しました。その時のインストラクターの女性が、参加者に指導をするときの掛け声が「1・2・3・4・んご~!」…… んご~の音がとっても美しく鼻に抜ける鼻濁音でした。

でも!ちょっと待ってくれ!
アナウンサー試験などでも、鼻濁音が出来るかどうかが重要で愛知県から西に育つと鼻濁音が出しにくいといわれていて、例えば「私が……」の「が」の音は「んが」と鼻に掛ける感じ、字で書くときには「か゜」というようにカ行に半濁点を付けて表示したりします。ほかにも総合(そうこ゜う)、最後(さいこ゜)のように「ご」の音にも鼻濁音にするものがたくさんありますが、………数字の「5」は、どんなときにも鼻濁音にはぜずに「ご」と発音するものだったのです。
しかし、あれだけきれいな音で「んご~」と言う人は初めて見ました。
今日の探検隊は、かなり感動したので洗濯ばさみで鼻をつまむ ことにしました!