晴漕雨読 ~10年後の自分への記録~

ロードバイク、コルナゴ、カンパニョーロ、薪ストーブ、パイプなど自分の趣味を綴っていきます。

現代のロードマン

2016-12-19 21:33:35 | 日記

 今週末、天気もいいのに気分が沈んでて自転車に乗れませんでした。一応、年間目標3000㌔なんですけど、なかなか乗れないものですね。

 というわけではありませんが、最近、クロスバイク結構、目にしますね。特にジャイアントエスケープ。私の近所に茨城大学があり、その学生が結構乗っています。

 これって、40年近く前のドロップハンドル型10段変速のロードマンに似てませんか。値段もエスケープが5万ちょっととロードマンが当時4万ちょっとしましたかね。

 当時はドロップハンドルに泥除けついていましたけど、町中はドロップハンドルは乗りずらいし、雨が降ったら乗らないと割り切れば泥除けなくても大丈夫。クロスバイクは40年後のロードマンの進化なのでしょうか。

 でも、ひとつだけ残念なのは当時は、ブリジストン、ミヤタ、富士、丸石、カワムラとか10社位の日本のメーカーがロードマン型自転車を出してましたけど、今のクロスバイクはジャイアントをはじめほとんどが外車です。

 なんか寂しいですね。

  


カンパニョーロコーラスヘッドパーツ

2016-12-08 23:55:54 | 日記

 我が愛車コルナゴ。コンポはカンパのケンタウルでばりばりのイタ車を気取ってますけど、ヘッドパーツはシマノアルテグラ。今時珍しいアヘッド型です。で、このアルテグラ、ロゴが黒くなっていて目立つんですよ。

 昔、自転車仲間にみせたとき、「あれ、ヘッドアルテグラですね」と残念そうに言われたことあります。性能的には今のアルテグラで全く問題ないんですけど、やはり自己満足の世界。思い切ってヘッドパーツを交換することに。もちろんカンパです。

 で、いろいろググってみましたら、コルナゴのフォークのコラムは1インチとのこと。しかも規格はイタ規格(多分)。上下のワンの圧入というものがあるらしく、交換するのは専用工具が必要。ネットの強者たちのなかにはビニール管で工具を自作する方もいますが、こちらは不器用だし。たぶん、そういう人たちは仕事も技術系なんでしょうかね。

 というわけでヘッドセットはネットで購入して、自転車屋に持ち込もうと。果たしてやってくれるかしら。念のため2、3件電話したら5000円程度でやってくれるとのこと。手間賃だけで5000円入るんですから、持ち込みでもやってくれるんでしょう。

 レコードのヘッドが1万円ぐらいなんですけど、私はセカンド、ミドルグレードが好きなんです。昔のカンパのカタログにはケンタウルのヘッドセットがあったけど、もうないんでしょうね。ヤフオクみたら、ありました。コーラスのヘッドセット。4000円即決。

 自宅から一番近い老舗のサイクルショップに持ち込みました。70歳を過ぎた親父さんがやっている水戸では知らいない人がいない(自転車乗りの中では)ショップです。で、30分くらいで取り付けてもらえました。カンパはベアリングがカップアンドコーン、アルテグラはシールドベアリングとのこと。初めて知りました。シールドベアリングは基本メンテナンスフリーなんで、アルテグラの方がよいとのことでした。全く私、バカですね。

 このコーラスヘッド、ヘッドに書いてあるロゴは薄くて目立たないんです。私なんて眼鏡外して近づかないと見えないんですよ。しかも、カンパニョーロのロゴは後ろになっていて、前がメイドインイタリーって書いてあるんです。親父も見えなかったのかな。

 どうもそれが気になるんで、数日後、思い切ってお店訪ねて、下ワン外して、位置を直してまたつけてくれないかと親父に交渉してみました。親父もあきれつつ、やってくれようとしたんですが、ワンの圧入はフレームにもよくないとのことであきらめました。何しろ、ロゴが見えないんですから。よーく、目を凝らしてあっ、これカンパじゃんという程度。アルテグラに比べて奥ゆかしい限りです。

 でも、トップキャップにはちゃんとカンパニョーロ・コーラスとロゴが入っているのでまあいいかな。昔はヘッドパーツの交換が自転車のカスタムの定番だったみたいですけど、インテグラルヘッド全盛の今はそうでもないんでしょうね。

 1万円近く使ってしまいましたけど、カップアンドコーンとシールドベアリング。それに圧入という作業。10年間分かりませんでしたが、勉強になりました。

 カップアンドコーンとシールドベアリングどちらがいいんでしょうね。カンパなんかだと廉価のハブはシールドベアリングで高い方がカップアンドコーンですけど。プロのレースなんかだとメンテナンスがすぐにできるカップアンドコーンの方がいいのでしょうかね。

 私のような週末サイクリストにはメンテナンスフリーのシールドベアリングの方がいいんでしょうね。

 

 

 


メイドインイタリー

2016-12-06 23:24:23 | 日記

 この前、久々にラッキーストライクを買ってみたら、ボーン・イン・ザUSAの表示がありました。お前はブルース・スプリングスディーンかいと思わずつっこみを入れたくなりました。タバコもアメリカで作らなくなったんでしょうね。もう10年近くなりますけど、愛用のブルックスブラザース。一生ものと言われた(さすがにオーバーですね)BDシャツもアジア製ですね。20年前にニューヨークで買ったメイドインUSAのBDシャツは10年以上着れましたよ。裾がほつれてきたら、ショップで詰めてもらったりしてね。

 それからこれも20年以上前にかったブルックスブラザーズのステンカラーコート。いまだに着れますけど、裾ほつれたしません。ロバートレッドフォードが映画アンカーウーマンで着ていたトレンチコート。アクアスキュータムも持ってますけど、これは5年で裾がほつれてきましたね。日本製のオーダーメードなんです。でも生地は本国のと同じと思うんで、メイドインイングランドでもほつれてくるのかな。

 とにかくアメリカ製って丈夫なんですよ。私ね、数年前に丸の内のブルックスブラザースのショップに文句言ったんです。おれは3割高くてもメイドインUSAを買うよ。なぜ、アジアでつくるんだいとね。店員もあきれていたというか変な客だなと思ったでしょうね。

 トランプさんが大統領になって、たばこもブルックスブラザーズもアメリカで作れるようになるのかな。ちょっと期待しています。

 さて、最近もっと嘆かわしいのが自転車です。今、メイドインイタリーってあるんでしょうか。まあ、デローザのごく一部とか。ネオプリは台湾という話。ダッコルディとかごくごく少数のフレーム。それからパーツはもうないんじゃないでしょうかね。デダとITMってありますけど、デダがつぶれなかったのは台湾生産にすばやく切り替えたからだとか。10年位前、ITMが倒産したのは本国生産にこだわったからとか。なんか悲しいですね。

 私のコルナゴ。ハンドル、ステムがITMなんです。両方とも地味なデザインで好きじゃなかったんです。始めたばかりのころはITMじゃなくて、台湾のTNIと勘違いしていました。で、ハンドルはJフィットのコンパクトを楽天で2000円で買って、ずっと使っていました。

 どうも、Jフィットではおさまりが悪いと、最近、ウイグルでデダ100のハンドルとステム、両方で一万円未満で買っちゃいました。送料無料、安いですね。日本で買うのと半額以下ですよ。ショップもアマゾンにウイグルと大変ですね。それはともかくとして、デダの包装紙にメイドイン台湾に書いてありました。なんかありがたみがなくなりますね。

 それからしばらくして、たまたまユーチューブでパンターニの動画を見ていたら、パンターニの自転車の黄色いステムにITMのロゴが。おお、パンターニ、ITM使っているのか。しかも、無骨な字体は私のコルナゴのITMと同じもの。それからネットで調べるとパンターニはハンドルはITMのスーパーイタリアのアナトミックを使っていたとか。ちなみに納戸の隅で埃をかぶっていたITMのハンドルはスーパーヨーロッパ。たぶん、スーパーイタリアの廉価版なのでしょう。でも、名前だけは壮大だぞ。それでしげしげとみたら、なんとメイドインイタリーの表示。おお、真実はここにあったのか。許してくれ、スーパーヨーロッパ、余は思い違いをしていたぞ。

 このハンドル、アナトミックだし、下ハンにするとシマノのSTIブレーキレバーに指が届かなかったし、自分には大きいかなと思っていたんですけど、最近のはみんなコンパクトだし、うーん、今度ワイヤー交換するときに思い切ってITM使ってみるか。メイドインイタリーだし。デダ、1万円かかりまして、とくに使っていて問題もないけど、いい勉強になりましたね。イタリー製のフレームにはイタリーのコックピット。あとはシートピラーだけなんです。実は1万キロ走ったころに、純正のコルナゴロゴ入りのシートピラーのボルトが折れてしまい、アルテグラのピラーに変えているんです。純正ピラーは無名のメーカーで台湾製かなと思います。たぶん、今、メイドインイタリーのピラーってないと思うんです。ITMは台湾になっているし。ヤフオクでカンパのレコードあたりで2万円ぐらい。まれにケンタウルがでても1万5千円はしますね。カーボンじゃなくてもちろんアルミです。

 基本的に中古は使わないんで、デットストックを探すことになりますが、アルテグラのピラーで機能的には全く問題ないし、けど、気分の問題なんですよね。あ、ブレーキーシューセットとペダルはシマノですけど、見なかったことにしてください。

 

 


愛しのカンパニョーロ

2016-12-05 19:18:51 | 日記

 もう8年前のこと。そのころはコルナゴで2年間、1万キロ走ってました。コンポは9速のアルテグラ。コルナゴ購入して早々に、シマノのコンパクトクランクに変えてました。

 スプロケは12-27でしたけど、センチュリーランなんかで坂を上っていると、後ろのギアがローなのに、カチカチと変速レバー動かしている自分がいました。一枚足りない。27より大きいギアが欲しい。

 今でこそ11-32なんてグランフォンドギアなんて呼ばれていますけど、当時はシマノの最大は27だったと思います。まれにMTBのギア代用する人いたようですけど、自分としてはそこまではね。

 で、なぜかカンパに10速で13-29というのがありまして、つくばのスポーツバイクマツナガの店長や忌野清志郎なんかも使っていました。もっとも清志郎の場合は、4万以上もするスーパーレコードのスプロケでしたけど。

 たまたまマツナガにいったときに、ケンタウルのセットが処分品でやすく出ていたんです。レバーがQSというやつで、今のカンパのレバーの旧タイプです。カーボンだったんですけど、ほんとは銀のアルミの方がよかったです。確か工賃込で10万位だったと思います。

 カンパって小学生の頃から読んでいたサイクルスポーツで知っていました。昔もレコードとかバレンチノとかありました。その頃は、カンパ全盛でデュラエースとか600EXとかまるで適いませんでした。カンパなんて欲しかったし、憧れていましたね。

 さすがに今では性能面ではシマノがカンパを凌いでいるのはわかっているんですが、やはり少年の日の憧れが10万円で実現できるとなればと、カンパ導入に踏み切ってしまいました。

 マツナガのセッティングだけあって、当初はケンタウルも調子よかったのですが、1回こけたときに、フロント変速機にあたったみたいで調子悪くなってしまいました。それからです、私がカンパのフロントに苦しめられたのは。マツナガにもっていったのですが、治らず結局マツナガで用意したベローチェのフロントに付け替えました。ベローチェの方がハネが肉厚とかで。それでも、チェーン落ちやインナーからアウターへの変速に悩まされましたね。

 去年、自転車を本格的に再開したとき、思い切って工具箱の隅にあった6500アルテグラのフロントに付け替えてみました。恥ずかしいことに自分で変速機いじったのこれが初めてです。するとちゃんと動くじゃありませんか。チェーン落ちもしないし、インナーからアウターの変速もスムーズ。変速するときアルテグラの場合、旋盤みたいなガチャンと機械のような動きします。カンパの動きとは違いますね。ほんとはカンパの動きの方が好きですけど、旋盤だろうが何だろうがきちんと動けば問題ありません。10年前の6500アルテ、今ではヤフオクなんかだと何百円かでしょうけど、どうしてどうしていい仕事してくれますよ。イタリア野郎に交じって孤軍奮闘する日本男児といったところでしょうか。

 あと1000㌔弱で、ワイヤー類交換する予定です。(もちろん自分でやりますよ)そのときに変速機、ウイグルあたりで3000円しないで売っているベローチェに交換するか悩みどころです。何しろフルカンパという言葉に憧れた世代なので。

 


いわき市湯本温泉

2016-12-04 23:36:37 | 日記

 土曜日はツーリング。6号国道(江戸時代は陸前浜街道といいました)を水戸からひたすら北上すること90㌔。まっすぐな道で単調ですね。いわき市内に入って、スマホの自転車ナビつけてみたら、動かないんですよ。現在位置はちゃんと示してくれるんですけど、走り出しても位置は同じまま。私のワイモバイルなんですけど、格安スマホなんで動かないのかな。今後、県外にツーリングに行ったときはちょっと心配です。去年までのAUなら問題なく動いていたのに。

 湯本駅までは道も単純だし、ナビ使わなくてもたどり着けました。ここで230円の公共の温泉に入って、自転車をばらして輪行袋に入れて4時半の特急ひたちで水戸まで帰りました。

 輪行では最近導入した秘密兵器があります。それはタイオガのホイールカバー。ホイールを輪行袋と別に収納するもの。このホイールカバー、輪行袋と同じくらいにがさばるのが欠点ですが、ホイールを傷つけない、重さを分散できる、輪行袋に入れる時間がはぶけるなどのメリットがありおすすめです。以前輪行して、フレームかなり傷つけた苦い経験あります。

 先週はつくばりんりんロードを走りましたが、茨城は平坦で単調で面白味にかけますね。

 いつか江の島とか走ってみたいなあ。