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鼓曲萬来

Born to Boogie

いわゆるロックンロールのルーツとしてのブルースと
アイリッシュ移民のハイロンサム
この二つが合体しての現在のロックに繋がる原点の話

で、その根幹の一つであるブギーのリズムですが
特徴的な8拍に渡るベースライン
シャッフルとも4ビートともニュアンスの異なる
独特のリズム
先輩方に手取り足取りで駆けだしの頃良く教えて頂きました

我々の一つ二つ前の世代の先輩方は
こういったC&Wをよく演奏してまして
そういった経験はこんな話も含めまして以前にUPした次第です


今回はカントリーウエスタンの3ハンクなんて言われた方々の曲を
何曲か上げまして
シンプルかつストレートに
あの頃の自分に戻ってみたいと思います

まずは3ハンクの筆頭
ハンクウイリアムスのこの曲から
邦題は「泣きたい程の淋しさだ」ですね

I'm So Lonesome I Could Cry

次はハンクスノウ
Fool Such as I が有名ですが
こちらはI'm Movin on
まあこれにこれまた影響を受けたバンドもありまして
その意外な繋がりが興味あります
それじゃオリジナルの方から

Hank Snow - I'm Movin' On

最後は3ハンクの中ではブラゾスヴァレーボーイズというバンドを従えて
華麗なウエスタンスイングで有名なハンクトンプソン

Oklahoma Hills

まあかなりレトロな感じ満載ですが
それを感じを変えまして色々なアーテイストがカヴァーしておりますが
まず最初のハンクウイリアムスの曲を
アルグリーンがカヴァーしたヴァージョンがこれ
全く別のニュアンスになっておりますが
どうしてこんなレトロな曲を取り上げたんでしょうね

アルグリーンが幼少期に聞いて気にいってたのか
がたまたプロデューサーの意向なのかはよく解りませんが
レイチャールスもよくカントリーの名曲を取り上げてましたね
「I can't stop lovin' you」とか「Cryin Time」とか

もう一曲アルバムではFor the Good Timeなんて
カントリーの名曲を歌っておりますが
それは最後にという事で
多分に白人層を狙ってのカヴァーだったのかもしれません
ドラムスはアルジャクソンjrです

Al Green - I'm So Lonesome I Could Cry (Official Audio)  

Rolling Stonesにも影響があったみたいて
初期のLiveではよくI'm Movin onを演奏していたみたいですね
Stonesは良くカントリーの歌を演奏してますが
これなぞを聞くとまさにR&Rの原点は
BLUESとHIGH LONSOMEだという事が良く解ります

I'm Moving On (Live)

まそんなオクラホマの丘を遠く離れたロンドンのマーズウエルで
オクラホマの丘なんぞ見た事もないし行った事もないけど
俺たちは此処マーズウエルのヒルビリーボーイズ
多少のリスペクトとアイロニーを込めて
キンクスのレイデイヴィスが書いた「マーズウエルヒルビリー」

The Kinks - Muswell Hillbilly (Official Audio)

という事でブルースと共に後のミュージシャン達に
少なからず影響を及ぼしたカントリーミュージック

先輩たちもどんどん姿が見えなくなって
寂しい限りですが
もう少し暖かくなったら
カントリーミュージックのお店にでも
足を運んでみたいと思う管理人でした。 乙

Al Green - For the Good Times (Official Audio)
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