✨シャンパーニュ起業譚🥂✨

「シャンパーニュは人を笑顔にする飲みもの」愛と喜びと豊かさで世界と人類に日々貢献する。敬愛。千客万来笑門来福。

平松礼二 日曜日美術館より

2013-09-15 10:36:26 | 2016以前
日本画家・平松礼二

クロード・モネが見つめた自然の美を日本人の感性であらわす。
この20年「モネとの対話」を続ける。



不思議な自然の動きを写しとりたいと写生。
煌びやかな花鳥風月の世界~江戸時代・琳派を思わせる作風。





終戦の焼け野原を友人と駆け回って育ち、17歳で日本画家を志す。
日本人とは…「日本」とは何か。
その問いを突き詰め続けた。


52歳の時に転機を迎える。
パリで個展を開いた際に、近くにあった美術館でモネの作品と出会う。
90mの「睡蓮」モネが最晩年の10年間を費やした大作。
見ながら「日本人とは何か、日本とは何か」自らに問いかけた。
移ろい行く季節、時間、西洋画にはない花鳥風月、四季。なぜモネの中にそれがあるのか。
衝撃を受け、モネの庭を度々訪れてはスケッチを重ねる。その眼差しを追体験することで気付いたら自分のルーツにたどり着いていた。

今最も惹かれるのが夕暮れの赤。




軽井沢のアトリエ。

自ら土を掘り起こし、池を作り植物を植えた。

変幻自在に形を変える雲、水面に映る彩り。

思いっきり遊びたい、遊びを活かしたいと思った。


対象を自分の中にある楽しい喜びで表現できないか~想像するとは古いものを脱ぎ捨てる闘いだ。

呪縛が解けた~自然の中であるがままでいることが良いと。
絵の中で遊ぶとは命の輝き、歓喜のおたけび。


現在フランスで展覧会開催中。

自分の感性を突き詰めて行ったら「日本」に辿り着いたんだネ。
私も自分の中にある「日本」を生かして仕事をして行きたい。
大切にしたい。


こころつぶ

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。