日本画家・平松礼二
クロード・モネが見つめた自然の美を日本人の感性であらわす。
この20年「モネとの対話」を続ける。
不思議な自然の動きを写しとりたいと写生。
煌びやかな花鳥風月の世界~江戸時代・琳派を思わせる作風。
終戦の焼け野原を友人と駆け回って育ち、17歳で日本画家を志す。
日本人とは…「日本」とは何か。
その問いを突き詰め続けた。
52歳の時に転機を迎える。
パリで個展を開いた際に、近くにあった美術館でモネの作品と出会う。
90mの「睡蓮」モネが最晩年の10年間を費やした大作。
見ながら「日本人とは何か、日本とは何か」自らに問いかけた。
移ろい行く季節、時間、西洋画にはない花鳥風月、四季。なぜモネの中にそれがあるのか。
衝撃を受け、モネの庭を度々訪れてはスケッチを重ねる。その眼差しを追体験することで気付いたら自分のルーツにたどり着いていた。
今最も惹かれるのが夕暮れの赤。
軽井沢のアトリエ。
自ら土を掘り起こし、池を作り植物を植えた。
変幻自在に形を変える雲、水面に映る彩り。
思いっきり遊びたい、遊びを活かしたいと思った。
対象を自分の中にある楽しい喜びで表現できないか~想像するとは古いものを脱ぎ捨てる闘いだ。
呪縛が解けた~自然の中であるがままでいることが良いと。
絵の中で遊ぶとは命の輝き、歓喜のおたけび。
現在フランスで展覧会開催中。
自分の感性を突き詰めて行ったら「日本」に辿り着いたんだネ。
私も自分の中にある「日本」を生かして仕事をして行きたい。
大切にしたい。
こころつぶ
クロード・モネが見つめた自然の美を日本人の感性であらわす。
この20年「モネとの対話」を続ける。
不思議な自然の動きを写しとりたいと写生。
煌びやかな花鳥風月の世界~江戸時代・琳派を思わせる作風。
終戦の焼け野原を友人と駆け回って育ち、17歳で日本画家を志す。
日本人とは…「日本」とは何か。
その問いを突き詰め続けた。
52歳の時に転機を迎える。
パリで個展を開いた際に、近くにあった美術館でモネの作品と出会う。
90mの「睡蓮」モネが最晩年の10年間を費やした大作。
見ながら「日本人とは何か、日本とは何か」自らに問いかけた。
移ろい行く季節、時間、西洋画にはない花鳥風月、四季。なぜモネの中にそれがあるのか。
衝撃を受け、モネの庭を度々訪れてはスケッチを重ねる。その眼差しを追体験することで気付いたら自分のルーツにたどり着いていた。
今最も惹かれるのが夕暮れの赤。
軽井沢のアトリエ。
自ら土を掘り起こし、池を作り植物を植えた。
変幻自在に形を変える雲、水面に映る彩り。
思いっきり遊びたい、遊びを活かしたいと思った。
対象を自分の中にある楽しい喜びで表現できないか~想像するとは古いものを脱ぎ捨てる闘いだ。
呪縛が解けた~自然の中であるがままでいることが良いと。
絵の中で遊ぶとは命の輝き、歓喜のおたけび。
現在フランスで展覧会開催中。
自分の感性を突き詰めて行ったら「日本」に辿り着いたんだネ。
私も自分の中にある「日本」を生かして仕事をして行きたい。
大切にしたい。
こころつぶ