先週末のこと。
晴天の昼下がり、公園で大理石を削っていた。
課題でヒィヒィいいながらニット帽にメガネ、
いかつい防塵マスクをつけ、明らかに不審者と化して
脇目もふらず、一心不乱に削っていた。
一時間ほど経っただろうか。
ふと気づくと、顔のすぐ横で気配がした。
ハッと気づき顔を上げると、
「ねーねー、何けずってんのー?」
見知らぬ人から話しかけられた。
「いしだよー」
不審者(私)は答える。
「ふーん。。。なんで石けずってんのー?」
「宿題だからね~」
「えー私の宿題算数ドリルとかだよー!
石とか先生削れっていわないもん」
「そうだよね~おかしいよね~」
六歳の女の子三人組だ。
かおりちゃんとふっこちゃんと、みおりちゃん。
いろんなことを三人+不審者一人で
お話した。
彼女たちは、私のいでたちにビクともせず、
沢山の質問をしてきた。
私のいでたちにビビッていたのは、
通行人と、公園にいた保護者たちであろう。
それはそれは見られた。
すると、三人の一人が
「これあげるー!」
十兆円札くれた。
するともう一人が
「じゃー私もこれあげるー!」
一千億円札くれた。
するともう一人は
「じゃ、ふっここれあげるー!」
給料袋くれた。
一瞬で億万長者になった。
ヽ(´▽`)ノ
不審者から瞬く間に大富豪になった私。
帰り際、
「また遊ぼうねー!!」
もしまたいつか彼女たちにあったときには、
何かお菓子あげようっと(不審者)