ベニスの愛 ポール・モーリア Anonimo Veneziano Paul Mauriat

ベニスの愛　ポール・モーリア 　Anonimo Veneziano 　Paul Mauriat




去りゆく夜空見上げ

輝く彩雲愛でて




今日の良き日

月と星何やらおぼろげ愛

花と花何やら咲かせ愛





カエルとカエル何やらすまし愛





人と人何やら心通い愛

ことば違えども何やら通じ合い

自然の流れ何やら素直になれて

朝風爽やかに何やら時に流れて

向かい合って

愛語り合って

時に自然とも

理解しあえたら

何やら

愛のきざしが

Schubert "Serenade"

Schubert "Serenade"




夕日にただよう銀河眺め

煌めく波の雫の数を数える

下界流れる大河

煌めく家灯り数える

闇広がる樹海の波間に

蛍輝き

良き日の数をかぞえる

一緒に歩く人

一緒に時を共有し

一緒に愛を育む

一緒の瞬間花開き

一緒に屋根の下で

一緒に年を重ね

一緒に想い出の実

わかち合う

Barbra Streisand - The Way We Were

Barbra Streisand - The Way We Were




涼しげな波音が聞こえて来る

和の世界

着物に映え

料理に映え

お菓子に映え

女性に映える

日本の古式ゆかしき

情緒と風流を醸し出す

何とも言えない清流の爽やかさ

風鈴の音に浴衣姿で

団扇を持って夕涼みを

鼻を澄まして香を聞く

胸元からのぞくふくよかな谷間

洗い髪を風がすいて

香に髪の香りが重なる

加茂川を木陰から望む

眼に優しく

心安らぐ

心のふるさと

ゆっくりとした時の流れ

ゆっくりとした思いあう挨拶

ゆっくりとした心遣い

情緒と風情が和を彩る

「てやんで」俺は江戸っ子

さらりと許す粋の良さ

「おおきに」京都弁が

こんにちは　さようならと

ことばにも風情が

振る舞いに情緒がある

シルクロード～二胡 姜 暁艶

シルクロード～二胡　姜 暁艶




春のバラ

8本が語りかける

去りゆく春を愛でて

深い緑に囲まれ

自然が語りかける

「あんさんどっから来たと」

「ちょっとゆっくりしていきんさい」

空青く

山風清々しく

お婆ちゃんの顔がほころんで

「あんさんどっから来たと」

「ちょっとお茶でも飲まんねん」

静寂が広がり奥深い山河に

心をひたし

自然の調べに合わせて口笛を吹く

懐かしい

ぬか漬けキュウリが艶めき

庭先の鶏が猫と戯れる

「あんさんどっから来たと」

「もう一杯お茶でも飲まんねん」

「昨日漬けたキュウリはうまか」

シャキシャキしたキュウリの甘みと

渋茶が心を潤す

からぶき屋根から湯気が立ち



太陽が照らし

偏光して煌めく

「また来たらよかと」

アルハンブラの思い出 (ギター名曲) タレガ Pepe Romero Recuerdos de la Alhambra ( F. Tarrega)

アルハンブラの思い出 (ギター名曲) 　タレガ 　 Pepe Romero 　Recuerdos de la Alhambra ( F. Tarrega)




夜泣きウグイスが

すきすきすきとても

みてみてみて

あいたいあいたいあいたいとさえずる

始まりは

笑み

ひとみ輝き

手のぬくもりが

こころを癒す

あなたの瞳は

月をかくし

大海の露となって

君を想う

私は君のしもべ

あなたの愛にひざまずき

今日の糧に感謝し

君のメールを待っています

夜から朝まで

朝から夜まで

スマホを見ています

何も手につきません

あなたの笑みを

早く見せて下さい