そうだ京都を歩こう － 古知谷阿弥陀寺

ウォーキングスタイルの真価発揮。
大原の里から４km程度。バス停にして３つ向こうだが散策には最適。

バス路線のある旧道側を、清流に沿ってのんびり歩き始めます。
京都駅に着いた時は、まだ着足りないほど寒かった気温も、幾分上がり始めたので
レイヤを下げ、いつもの半袖モードで快適です。

向かうは古知谷阿弥陀寺。大原の里から離れているが、紅葉の名所との情報あり。
この辺りはみんな塀垣があるんだなぁ、おぉ見事に紅葉したもみじがあるなんて眺めつつ足どりも軽く。







４０分程度で到着。古知谷阿弥陀寺。
大原を出る頃は、入れ替わりに続々と軍団がやってきましたが、
こちらはまったくの別世界。
滞在中に出会った人も数人程度でした。







山門から渓流沿いに600mほどの参道があります。
この先の地が判っているのでこの時は意識しませんでしたが、参道というよりはトレッキングコース。







木漏れ日の心地よい森の中。
道はどんどん斜度を増してゆきます。
北陸人の感覚でいうと、「凍結したら、車でこの下りはちょっと怖いな」って感じ。







まだ斜光の強い時間帯のこと、点在するステンドグラスのような緑は鮮やかでした。







いよいよお寺に近づいてきたようです。
苔むした石段が美しい。







巨木「古知谷楓」に守られるように茶室 瑞雲閣 が現れました。
深い山中に、さらにこれだけの石積みをして建立した先人の努力にただ感心。







本堂にて。
この時間に訪れる人はなく、下界の音もまったくありません。

これは贅沢な空間だ…







大原での滞在予定時間分も合わせて、かなりゆっくり時間をとりました。
また、別の季節に訪れてみよう。

さて大原までまた歩いて帰ろうか。



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