I was born to meet JOY

勝手気侭な随想録

 おかしな出来事・食べること・人のこと・時々ART

THIS IS IT

2009-11-19 22:49:51 | ART






川崎の109シネマズ IMAXバージョンで、とうとう THIS IS ITを見てしまった



マイケル・ジャクソンは、死んでしまったのか。。。

ほんとうに死んでしまったのか。。。


自己の思いと表現を力余すことなく死んで行った究極のアーティスト。


侮っていた。。。


もっともっと早く、彼の希少性に気付き思う存分、満喫すべきだった。。。



映画の冒頭から泣きっぱなし。。。途中で嗚咽泣きのピークを迎えたが

ビールを飲んでしまったため、数分間、一人トイレ休憩で何とか持ち直す


帰る頃には、まぶたがピンポン球のように腫れてしまい、うつむきながら帰る。。。



11/27までやってます。

この映画について、多くを語る気になりません。

とにかく、とにかく、劇場で、できれば、IMAXで是非ともご鑑賞、いや、ご感動いただきたい



人として、アーティストとして、クレイジーなまでの孤独、忍耐、追求、優しさ、繊細さ、恐怖、鍛錬、そして愛。
人知を超えた才能を感動を極限まで表現し続ける姿は、後に続く若者たちをを勇気づけるだけじゃなく、
そのたった一人のパワーで地球を救うことができるような気がしてしまった。


HEAL THE EARTH 円陣を組みながら、「4年間で地球を救おう」と言っていたマイケル。


とにかく、一人でも多くの人に、THIS IS IT 見てほしい。










水炊き

2009-11-15 20:57:51 | FOOD




ためしてガッテンの山瀬まみをできるだけ見たくないので、

ためしてガッテンを見るのは、必要最低限におさえている。



でも、「水炊き」の放送は、本当に見て良かった。



ほんとうに、ほんとうに、美味しいのだ。



しかし、鶏肉勝負な鍋だけに、鶏肉は絶対にこだわった方が良い。



浅草橋は、柳ばしにある大正元年の鶏肉専門店「鳥豊」




ここの、鶏肉はヤバい

鶏肉の他、キーマカレーや、コロッケ、フライ類がこれまたウマい!



詳しくは、ためしてガッテンのHPのレシピをご確認いただきたいが、
最初に、沸騰したお湯に手羽先を入れふたをして30分煮る。



続いて、もも肉を入れて30分。

そして、ここが生死を分けるポイント!!

この後、火を止めて30分放置ぷれい


そして、ここで、まるで鳥料理やのように、塩と胡椒で

スープをいただくのだ~

これを飲んでしまったら、なんだったら、鳥インフルエンザにかかりましょーか!的な

気持ちになる。


この後、私の大好きな鳥ボールを入れる




あとは、お好み野菜いろいろ。



仕上げの雑炊、もしくは、おうどん、実は、ラーメンなんかもおすすめだ



新型インフルエンザ予防の注射を打つ前に、

これからの季節、まったくもってためしてガッテン、ガッテン、ガッテン


◆ためしてガッテン
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/recipe.cgi?r_id=R20080109_01

◆鳥豊
http://www.asa-yanagibashi.com/ajiwai/shoplist/toritoyo.htm

ハンドルを手放せ!

2009-11-11 08:20:46 | BOOKS








人間はたいへん欲深い生き物である。

かくいうこの私もたいへん強欲な生き物の代表のような人間である。

人より美味しいものを食べたい、人より素敵な恋をしたい、人よりきれいになりたい、

人より、人より、人より



数年前、自分の会社を経営していた時、お金と成功というものに

最も執着して生きていたような気がする。


読んだ啓発本は数知れない。

啓発本のほとんどが口を揃えて言うことは、

「目標のイメージをビジュアル化(写真や絵で表現)し、常にそれを眺め、成功を思い描き続ける」

的なことが書いてある。


まじめな私は、数年後の私、数十年後の私、なんつっちゃって、

思い描く目標をプレゼンボードに仕上げ、せっかくだから

友達にプレゼンしたほどだ。(友達めいわくーーーー


イノシシのような突発力はあっても、亀のような持続力に欠ける私は、

毎日、自分の将来や夢を思い描いて努力して生きる宮崎駿のような

過剰な緊迫感が苦手だ。


そんな時、この「ハンドルを手放せ」に出会った。

この本の主旨は、世の中の啓発本の真逆を行っていて、

とにかく、自分は絶対にこっちに行かなきゃ的に、ぎっちぎちに握りしめた

ハンドルを一度手放してみなさい というものだ。


この本の著者、ちょと変わり者感が強いので、こんな奴の言うことは信じられないと

感じる方も多いとおもう。読む方も、自分に必要なポイントを抜粋して取り入れる

能力があったほうがいい。


著者が言うには、人の運命は生まれた時から全部決まっていて変えることはできない、

だから、反省なんかしなくていいし、目標なんか持っても無駄。

そして、いつでも、自分の頭を八方にむけて開放し、何事にも執着するべからず。

とにかく自分を常に開放状態、ハンドル手放し状態に置き、与えられた運命の川の流れに

身をまかせるのだ、秋本康かっ


川に流されてしまったとき、川の流れに逆らったり、あがいたりすると、ますます

岸に上がれなくなる、でも、川の流れにさかわらずに流されていると、自然と岸に流れ着く

ことができる、あるいは、岸に上れるチャンスを見つけることができる

というのが著者の言いたいところだ。


最近、仕事の進め方について、いろいろと悩んでいた。

悩み尽くしたところで、「ま、いっか」と頭を一旦開放すると、

なんだか、物事が自分にとって良い方向に進むのだ。

特に、昨日くりびつだったことは、

「うーん、この人の話を聞いてみたい」と思う人と

偶然廊下で出会うのだ。

結局、話したいと思う二人が、一人一人順番に私の前に現れ、ノーアポでミーティングができたのだ。


欲でいっぱいになった頭の中には、運気が訪れないというのは、なんとなく信じていいような気がする。


但し、この本、元来が怠け者で努力しない人間に読ませると、取り返しのつかないことになるから要注意だ

かねよ食堂 ART ON THE BEACH

2009-11-08 11:49:55 | ART
ほぼ食べログ化しているhimeのブログに、一粒のアートネタ

カムバーーーーーーーーック

一時のアートかぶれは一体どこに行ってしまったのか

いや、私が悪いのではない。

私が興味の持てるARTが存在しないことが悪いのだ



今回は、2号の誘いで、横須賀 走水海岸は、「かねよ食堂」のアートイベントへ。

いま、日本でも着々と人気を獲得しつつあるハワイアンアーティスト

Heather Brownの来日を記念して行われるアートミーティング。



馬堀海岸駅からバスで10分くらい行った海沿い小さな漁港
バス停から海に降りていった道を右にどんどん進むと、かねよ食堂の看板あらわる





13:00からスタートのイベントに、12:30につく気の早い年寄りっぷり
親戚の結婚式に三時間前についちゃう、おじとおばみたいな。。。

会場は、まっったく完成の色を見せていないが、アーティストたちは、のんきにビール片手に
作品を飾っている。
これ、都内の厳しいギャラリーあたりだったら、青い顔して徹夜でしあげました的な進行だったり
するんだろーが、

このへんのアバウトさも、いい。
天気もいいーし、ま、いっかー的な

Heatherちゃんも、彼氏と一緒に原画の飾り付け
恐ろしく計画性のないアバウトな取り付けっぷりに愛しさを感じた


当日までバーベキュー担当になるのを知らされていなかったとぼやきながら
目の前の海でとれた魚を焼いてくれた



無料会費の上に、welcome drinkと、つまみまでだしてくれるすばらしいサービス精神
海辺のベンチでビールと魚をつまむ





とにかく歩く太陽のようなオーラを持つ彼女のもとには、
ひっきりなしにファンがサインと写真を求めてやってくる



彼女同様、彼女の作品は、パワフルで明るくエネルギーに満ちあふれている。
まさにこの日の太陽のライティングが最適の演出効果となった。

この絵、薄暗い四畳半の光の入らない部屋とかに飾ったらかなり残念なことになるだろ。



原画を直射日光に照らし、ばんばん潮風にあたらせ、素人に写真をばしばし撮られ、なかには
絵を指でなぞるド素人も受け入れる仏のHeather


今回の来日にあわせて描かれたというSAKURA



もともと版画を勉強していた彼女の作品は、自由で明るく健全なパワーを発揮しながらも、
どこか、懐かしさや哀愁を秘め、伝統的な版画という技法の特徴をうまく残している。
自分らしさを追い求めていった結果、確固としたHeather Worldが生まれたんだろう。


これは、手に装着して遊ぶフィンだそうだ。売約済み




Heatherファンの2号、早速プリントを購入
サインもしてもらった。額によってさらに魅力がアップする



夕方になると人も集まりだし、ライブペインティング、ライブ演奏が始まる。










ほろ酔い気分に波音、アコースティックギターの響きや
原始的な太鼓の音が、たいへん心地よかった



ファイヤーダンスは、ちょっと宗教の儀式みたいで神秘的



大好きな海と、ビールと、アート
フェイバリット三拍子な一日は太鼓の音とともに。。。



ハッピーな一日をありがとーございました
スタッフ一同さま、お疲れさまでした


◆Heather Brown Official ギャラリー
http://www.heatherbrown.jp/shop/


◆かねよ食堂
http://art-onthebeach.com/top-menu.html

超プレミアム焼酎を楽しむ会

2009-11-03 09:22:53 | CULTURE
小料理屋のママの誘いで(スナックのママから格上げ)、

「超プレミアム焼酎を楽しむ会」に参加。


さいきん、この手の”上質なものを味わう、観る、聴く、感じる”系の会が

ブームのようだ。


何億とするピアノの音色を楽しんだりする会もあるらしい。



TV番組の「芸能人格付け選手権」が面白くて良く見るが、

ワインバーを経営するおひょいさん(藤村俊二)が、

10万円のワインと1000円のワインを間違えたことが

かなり残念だった。



また、どんなにグルメを気取っても、

必ずと言って、画面に映る権利をなくしてしまう梅宮辰夫もかなり痛い存在だ。



そして、今回、himeが臨んだ会は、高級な焼酎を飲む会ではなく、

正確に言うと、めったに入手できない焼酎を楽しむ会。

森伊蔵なんかは、あれば、一杯1500円くらいで飲めるが、

まず、普通の居酒屋には置いてない。

つまり、高級焼酎と言うよりは、入手困難なために飲むことができないので

価格が高騰するという構図だ。

定価は一升瓶で2300円くらいだそうだが、市場価格は30,000円にまで

上がってしまうらしい。



今回、味合わせていただいたプレミアム焼酎は、全部で11種類。
小料理屋のママが良く行く居酒屋さんの5周年記念を祝っての感謝祭らしい。




二時間半で、11杯の焼酎を飲むには、13分で一杯ずつグラスを空けていかなければならない計算になる。

めったに出会えない焼酎たちが、怒濤のように運ばれてくる。

hime、まったく追いつかない

ブロガー根性で、全ての焼酎の写真を撮るが、全部一緒だっつうの。

最初にでてきたカクテル風焼酎。。名前忘れました。
美味しいが、きつい、が、美味しい。。。くらいしか感想が言えない自分が残念
ドライマティーニとか、飲んでる気分、普通、これいっぱいでたくさんなんだけど。。。
ちなみに、チェイサーまで熊本のお水だそうだ。こだわるなー。




焼酎ソムリエのようなプロの方がいらして、色々説明してくださる。
焼酎とお料理を合わせてだしてくれる。



お刺身にナイスな、「萬膳庵」と、「萬膳」
それぞれ、美味しいんだけど、甘みだとか、辛口だとか、さっぱりだとか、癖があるとか、
気のきいたコメントは二人とも一切言えない



目の前にどんどん並ぶプレミアム焼酎
himeは、やっぱり、森伊蔵が一番好きだった



ワイン好きの人におすすめ、「宝山 綾紫」
ワイン好きのhime,これも飲み干す。おつまみは、焼酎に合わせて、トマトとモッツアレラ



お湯割りでも、水割りでも楽しめるチョイ辛口焼酎 「さつま寿」
ここまでくると、美味しいけどみんなおんなじに思えてきた
もったいなーーーーーーーーーーい!



ママの14mmエクステ
素人でここまでやるママの根性が好きだ
ニューハーフかと思った。






最後は、ほとんど、ママが飲んでくれた
お見事~





この会、himeには、ちょっともったいない会でしたが、
焼酎好きの大酒飲みの男性(女性でも)には、かなりおすすめの催しでした。
これだけ、飲んで、なんと、5000円でした

このお店、駅から遠いし、パスタやさんの居抜みたいな雰囲気だし、
一見で入るにはなかなか難しいと思われましたが、
このような会を主催するタイミングとセンスと内容、そしてサービスを感じ
5周年続いて来た理由がわかるような気が致しました。


最後に、素晴らしいおもてなしとサービスで、味のわからない酔っぱらいの私たちに
根気よく説明してくださった焼酎ソムリエのお兄様

ありが、ありがとー、ありが



◆黄柚子(きゆず)
http://ameblo.jp/kiyuzu/