モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

10月11日

2010年10月11日 | 10月
9/3~10/19    秋涼の特別展…【高台寺】
10/8~10/12   法然上人八百年大御忌記念五重相伝…【百万遍知恩寺】
10/9~12/5    銀閣寺東求堂公開…【銀閣寺】
10/9~10/11   壬生狂言…【壬生寺】13:00
10/11         神幸祭…【粟田神社】
10/11(体育の日) 例祭(宝永祭)…【六孫王神社】10:00


神幸祭…【粟田神社】

「どこいこネット」さんの情報によると12:20に剣鉾が出発すると言う。
しかしグダグダしてる内に時間が経っちゃって、到着は12:47
ちょうど境内から神輿が出て来るところだった。

馬に乗った宮司さん(にこにこしてた)が見守る先に――


神輿を載せた山車が、ゆっくりゆっくり下って来る。

相当気を着けないと非常に危険である。
だってこんな坂なんだもの↓(神事終了後の神社)

超急勾配。いや~これ下るだけで疲れちゃうよね! 御苦労さまだよ~~。
無事神社下に到着。馬(台)を置いて一端休憩(YOUTUBE動画1

この神幸祭の名物は神輿と剣鉾。この2組に分かれて巡行される。
山鉾見たい! と、先に出て行ってしまった剣鉾行列を追いかけることに。
三条通を東へ向かう。順路が書かれたチラシは周辺に沢山貼ってある。
順路の時間も書いてあるのでそれを参考に行くが、そう上手く行かず結構あてずっぽうである。
会えるかしら…と不安に思っていたらっ!
三条通沿いにある【仏光寺】で休憩をしていた剣鉾組を発見~。


そこに剣鉾が無造作に置かれていたので、
超至近距離で撮影出来た。
柄の装飾が凄い。

紐で繋がった鈴を、柄の部分に当てて音を出す。魔除けの呪具であるらしい。


休憩終了、行列が出発進行。三条通の南側一車線を完全規制している。
それより驚くほど見学人がいないのはなぜ??

めっちゃ見放題なんですけどこれも。



お稚児さん可愛い。


さあ剣鉾!


剣鉾っていう文化……技術かな、これは凄い。
伝統芸能と言ってもいいんだって。確かに、これを操るのは相当な稽古が必要だ。
長さは7~8m、重さは30kg~60kgもある。いやいやいや…。
例え軽くても8メートルの竿を、あなた持って歩けます?
長さはなくても、60kgの重さの物体を、持てます?
凄いよ~。しかも重心は頂点にあるんでしょう。
風が吹けばそれを思いっきり上部で受けるし、
歩くから前を気にしないといけないし、
鈴を鳴らす為に体を上下に揺らさないといけないし、
バランス感覚とか筋力とか、様々な技術が必要よ。

数メートル歩いたらもう交代する。そりゃそうだよねぇ…。
回りには常に2,3人代わりが居て、周囲を気にしつつ(倒れたら大変だもんよ)持ち手を導く。

動画2(剣鉾を立てる)
動画3(剣鉾に続く行列)
動画4(剣鉾を下ろす)
片側一車線を規制しての進行だけど、コレほんとに倒れたら大変なことになるよなあ。
向こうの道に泊っている車、凄~い! て見ててもいいけど万が一を考えると身震いしちゃう。

その剣鉾だが、何本もあってそれぞれ装飾が違う。動く美術館! 素晴らしく美しい。



昨日の瓜生石へ剣鉾が向かう。
その手前、【青蓮院】前の道まで剣鉾は下ろされ、横倒しにして運ばれる。
ちょうど目の前で剣鉾を立てる様子を見た。

この道は木々が葉を伸ばしているので、立てた剣鉾が行くのは大変だろうに!

と思ったらやはり引っ掛かっていた。


見守る【青蓮院】のお坊さん。そして神職さんも!

神輿が中へ入り、神仏習合の象徴とも言える神事が行われるらしい。
神輿が入るところが、一番の見所とか…(パンフにそう書いてあった)
見逃したなあ…。


13:50
【知恩院】前。
案外ギャラリィが少なかったなあ。

動画5(到着した一行)
動画6(続いて到着した剣鉾。45秒頃、担い手を交代)
動画7(剣鉾)


昨日はライトアップしていた、大燈呂たちも続く。


先程の坊さんと神主さんが居た階段には、いつの間にやら神輿と担ぎ手さんがズラ~リ。
何かを待っているらしい。

中での神事が終わったかしたのか、
14:16
階段を下りて来る神輿。担ぎ手と見学者で凄い人。

動画8(階段を下りて来る神輿)


更に先へと進む神輿を見送って、帰宅。
や~、凄かったな。

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