大阪のまちづくりぶろぐ

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中崎町の魅力にふれた第1回大阪市まちづくり担い手育成講座

2010年11月12日 | 大阪市まちづくり担い手育成講座
11月9日(木)に第一回大阪市まちづくり担い手育成講座を開催しました。
第一講の会場は中崎町。


受講生のほとんどが、この日初めて顔を合わす方々ばかり。少し緊張した面持ちで自己紹介を済ませたあとは、グループごとにまち歩きを開始しました。


グループリーダーを務めてくれている近畿大学の学生さんに先導されて、路地が入り組み迷路の様になっている中崎町を散策。まちの魅力や課題を直に感じることが出来ました。

古い長屋の良さを活かしたお店を見つけたり、


雰囲気の良い看板を見つけたり、


植栽が置かれ、路地が生活空間の一部になっていることを見つけたり、


公園で弾き語りをしている人がいたり、


ネコがいたり…。


まち歩きの後は、グループでまち歩きをして気が付いたことを話し合いました。この頃にはみなさんの硬さもとれて、活発に議論をされていました。議論が盛り上がり、時間が足りないという声も…。


そして、中崎町について感じたことをグループごとに発表。


新しさと古さが入り混じったまちなみ。それでいて、路地を歩くとなにか良いコトに出会えそうな、オモチャ箱みたいなまちの魅力にみなさん魅了されたようです。一方で、細く入組んだ路地空間が、防災面などに問題があるのでは?との指摘もありました。

発表のあとは、日替わり店長により運営されている、中崎町のコモンカフェをプロデュースしている山納氏をゲスト講師に迎えてお話をお伺いしました。


山納氏からは、まちづくりを行うということは、まちや住民の方々と真っ正面から向き合うことが必要だということを、カフェの運営を通じて得た体験をもとにして、お話をして頂きました。
リアリティある話をお聞きして、これからまちづくりの担い手になろうとされている、受講生のみなさんは、気を引き締められていた様でした。

まちづくりの厳しい一面に気付かされもしましたが、中崎町の魅力や、実際にまちづくりが行われている現場に触れることで、受講生のみなさんのこれからの活動に向けたモチベーションもアップしたのではと感じた第一講でした。


講座の詳細についてさらにお知りになりたい方は、まちづくり便りをご覧ください。

まちづくり便り創刊号(PDF:2,329KB)

第二講は11月20日に野田で地域の資源を活かしたまちづくりを学びます。


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